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コミ・セミNETコミュの民放のドラマキーワードは「コミュニケーション力」

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04月17日コミュニテイ「生涯青春の会」トピックにンチャさんからコミュニケーションに関する、記事を貼るつけてもらった。民放のドラマキーワードは「コミュニケーション力」
なのである。

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ドラマ:4月スタート民放連ドラ キーワードは「コミュニケーション力」
 ◇時代の風読み取り−−制作者それぞれの切り口

 07年春、今を生きる人たちは何に関心を持ち、何を生きる喜びにし、どんな悩みを抱えているのか。格差社会、教育再生、団塊世代……と、いくつかのキーワードが横たわる現実社会。ドラマ制作者が時代の風をどう読み取り、どこに切り口を見つけたのか。4月スタートの民放連続ドラマに傾向をみた。【網谷隆司郎】

 ■「会話不全」補え

 今季(4〜6月)ドラマは、「コミュニケーション力」が、大きなキーワードと見た。今春、企業の入社式で何人かの社長が新入社員に向けて「コミュニケーション力を持て」と訓示していた。自分の思いを他人に伝え、相手の話を正しく受け取る。人間関係の基本である。ケータイ、メールが普及して一見「会話がいっぱい」時代の様相を呈しているが、実際は職場だけでなく、学校、地域、家庭でも「会話不全」現象が垣間見え、悲しい事件が頻発している。

 「暗い親子の事件が続いている今だからこそ、思い切り熱くぶつかり合う親子関係をコメディーにしてみた」(稲田秀樹プロデューサー)のが、「花嫁とパパ」(フジテレビ)。新社会人になった娘・石原さとみに「門限7時、男女交際禁止」の家訓順守を言いつけるパパ・時任三郎。「うざい!」「親の言うことは聞け!」と激しい言い合いが絶えないが、底には親子間で言葉のキャッチボールがあれば大丈夫という楽観論がある。昔の頑固おやじ、最近の無関心パパとは一線を画す平成の父親像が描けるか。

 ■復古調の「夫婦道」

 最も濃密なコミュニケーションがあるはずの夫婦と家族の形を真正面から描くのが「夫婦道」(TBS)。茶園を持つ武田鉄矢・高畑淳子夫婦と3女1男の家族のありふれた日常が続くが、そのすべてに家族全員がかかわる。撮影はスタジオ内の家のセットだけという70年代のホームドラマ全盛期をほうふつとさせる作り。毎回ドラマの冒頭、父親がいれたお茶を全員で飲む場面を入れた脚本家・清水有生は、言葉だけでなく同じ行動をとることで“家族力”が高まるとのメッセージを送る。

 40歳の夫・織田裕二に20歳の妻・上野樹里、さらに45歳の義母で夫の元恋人・大竹しのぶがからむ「冗談じゃない!」(TBS)も、複雑なコミュニケーションが微苦笑を生むホームコメディー。ドラマや映画でいろんな男性像を見せてきた織田にとって40代の役は初めて。「女性が強い時代に、男性はどう生きれば魅力的か」と、中年男のモデル創造に挑む。

 ■ナッキーが教師に

 荒廃した学校現場が、政治問題化している。教師と生徒、生徒同士、教師と父母などコミュニケーション不全が深まっている。今季は学園ドラマが2本あるが、ともに教師の視点から教育のあり方を問う教育ドラマだ。内山理名主演の「生徒諸君!」(テレビ朝日)は、80年代にドラマ、映画になった人気漫画を原作に、主人公のナッキーが25歳の中学教師になったという設定。「わたしたちの教科書」(フジ)も中学が現場だが、教師群像劇。女子生徒の事故をきっかけに、弁護士・菅野美穂が真相究明に乗り出すと、伊藤淳史ら教師たちの姿が次第に浮き彫りにされ、今の教育荒廃の一端が明らかにされるという展開だ。

 ■青春系も健在

 「好きな相手に自分の気持ちを伝えたいけど……」と、多くの若者は煩悶(はんもん)する。ましてや、好きな人が別の人間と結婚すると決まったら後悔しきり。「あのときに戻ってもう一度やり直せたら」という心の中の声を聞いた妖精が、それを実現してくれたという甘く切ない青春ドラマ「プロポーズ大作戦」(フジ)。山下智久と長澤まさみが、高校時代から23歳までをみずみずしく演じる。

 「バンビーノ!」(日本テレビ)は、明るい青春ドラマ。イタリア料理の修業に励む大学生・松本潤の成長物語だ。KAT−TUNの田中聖初主演の「特急田中3号」(TBS)は、鉄道マニアの大学生たちの哀愁漂う青春喜劇。

 ビジネスと金と夢と欲望の大人の世界を、伊藤英明・長谷川京子が「孤独の賭け」(TBS)で濃厚に見せれば、上戸彩の「ホテリアー」(テレビ朝日)にはペ・ヨンジュンが出演、話題を広げる。

 ■ドラマ枠が2増

 今季からドラマ枠が二つ増えた。日テレは火曜22時「セクシーボイスアンドロボ」で、ロボットオタク・松山ケンイチと、14歳の少女・大後寿々花の新鮮コンビのスパイ活劇。フジは土曜23時台の「ライアーゲーム」で、ヒロイン・戸田恵梨香が突然1億円のマネーゲームに参加させられ人間不信と闘う。

 パート2ものは「喰いタン2」(日テレ)、「鬼嫁日記 いい湯だな」(フジ)、「警視庁捜査一課9係」(テレ朝)、「帰ってきた時効警察」(同)。テレ朝は船越英一郎主演「その男、副署長」を含めて警察ドラマが3本並ぶ。テレビ東京は「エリートヤンキー三郎」で独自の深夜ドラマを継続する。

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 ◇「ハケン」に幅広い共感

 「日本テレビの『ハケンの品格』にはやられました。ああいう、まさに現代を描くドラマが当たるんですね」

 1〜3月に放送された平均視聴率20%超の人気ドラマに、他局のプロデューサーたちが脱帽した。正社員と派遣社員の微妙な心理戦争をコメディー仕立てにした職場ドラマが広い世代の共感を集め、まさに“時代の琴線”に触れたようだ。濁った液体に一滴の試薬を入れた途端に、きれいな結晶ができるような心のカタルシス。ドラマの楽しみの一つだ。

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毎日新聞 2007年4月13日 東京夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/tv/news/20070413dde012200018000c.html

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