●植山先生 昨日は、「ありえん合格祝賀会」にお招き戴きまして誠に有難うございました。昨日は土曜にも拘わらずた、たまたま午前中仕事があり途中参加となってしまい申し訳ありません.でした(^^;)。遅れたにも拘らず、素晴らしいお料理を食べさせて戴きまして有り難う御座いました(^o^)。その上、じゃんけんで勝ち残り、お兄様から、できたてホヤホヤの本を戴き、植山けい様のチェンバロ演奏を聴かせて戴き、合格者の懇親会まで参加させて戴き、本当に「ありえん祝賀会」でした。 今年合格した方々(含本人)、また、これから通訳案内士受験され方々共にハード・ファクト=通訳案内士資格を獲得しても、実際には仕事を得るのが大変難しい。また、仮に仕事が有っても実入りが悪いと言う事実=を知り複雑な心境と思います(-_-)。 何年か前、司法試験、公認会計士試験が難度を下げたことにより、供給過剰に陥り、近年難しい資格を獲得しても、その世界で仕事に中々付けないと良く聞きます。司法試験、公認会計士試験と通訳案内士試験では難易度が異なりますので、同列で語ることは難しいと思いますが、それにしても通訳案内士試験合格者が仕事を獲得するのは、司法試験合格者、公認会計士試験が仕事を獲得する以上に遙かに難し状況にある思います。 「会議議通訳者の世界には、資格と言う者が無く(昔は検定試験がありましたが、現在は無い)、実力で勝負している、観光案内通訳の世界も、(どこかの企みにより(>_<))近い内無資格でも営業が出来るようになるだろう、そして仁義無き戦いが始まる。とどのつまりは、最後は実力勝負の世界、実力有る者が勝ち残る」と言うお話が植山先生から有りました。有資格者の我々は無資格者に負けない様、無資格者を大きく差別化出来る様(私の会社にも海外帰国子女の40才代が数名います。 英語だけ取ったら通訳案内士資格者の大部分は彼らに全くかなわないと思います===少なくても英語を聞く話すでは彼らは私より数段上です==また彼らが事前に案内する場所を勉強すればそれなりに観光案内をこなすと思います)日頃研鑽し、内容とサービス+サービス精神を高める以外方法は無いと思います。 講演会やブロッグで植山先生から、そうしたハード・ファクトの発信が無かったら、合格者がそうしたハード・ファクトに気が付くのに相当の時間が掛かると思います。今後もハード・ファクトの発信の継続を宜しくお願い致します、同時に有資格者の権利を守るための活動の継続もお願いしたいと思います。また、植山先生には、複雑な心境を持っている(多くの)通訳案内士資格保有者と通訳案内士合格を目指して現在勉強中の方々に(難しい今の状況でも通訳案内士の資格を取ることには意味があると言う)熱いエールを送るべき、現在の精力的な活動と「ありえないサービス」の継続を今後も宜しくお願い致します。 ・植山けい様の端的な説明 外国人に日本文化+事象の説明をする場合、細かい説明に入る前、まずその事象の概念を外国人が分かる様端的な短い言葉で説明することが必要と考えています。昨日、けい様は、我々チンバロの曲を知らない者でも二曲目がどんな曲か分かるよう、「要は当時のロックのようなものです」と話されたと思います。端的な説明と感心しました。二次試験を勉強していいる時、ある本でパチンコの説明に、”Pachinko is your local neighborhood casinoとまずはじめに概念を伝え、その後細かく説明しているものがあり上手いなと思いました。けい様の説明を聞きそれを思い出しました。