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「こころの定年」研究会コミュの「林家竹丸さんに登場いただきました」(8)「こころの定年」朝日新聞be連載)

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朝日新聞beでの連載もこれで2ヶ月、8回になりました。
今までお世話になった方々のおかげと感謝しています。
本日は、NHKの記者から落語家に転進された林家竹丸さん
に登場いただきました。

朝日新聞beを読めない方のために下記にアップしました。

*「一度の人生 悔い残さずに」
落語家の林家竹丸さん(41)は、元放送記者。
阪神大震災の直後、29歳でNHKを辞め、転身した。

神戸大生時代は、落語研究会の活動に熱が入りすぎ、留年もした。
落語家にあこがれたが、食えないと思ってあきらめ、記者を志す。
NHKでは、徳島を振り出しに5年で大阪放送局に栄転。
しかし、その大阪で仕事に疑問を持つようになった。
何でも取材できた徳島時代から一転、大阪では経済担当に。
狭い守備範囲を掘り下げる仕事を求められた。
また夜討ち朝駆けの仕事に疲れ果てた。

「自分は誰かの役に立っているのか」と疑問を感じた。
落語への未練がよみがえり、私淑していた林家染丸師匠に
相談したが「食えないから。やめときなさい」と諭された。

その3日後、あの震災が起きた。弁護士志望だった神戸大生が
志半ばで亡くなった報道にも接した。
ひとつ間違えれば自分も死んだかもしれない。
「一回きりの人生、悔いを残してよいのか」と思った。
震災の取材が一段落した時点で辞表を出した。
改めて染丸師匠に弟子入りをお願いし認められた。
母親は「何のためにここまで育ててきたのか」と、嘆いたという。

無論、プロの世界は甘くはない。
落語以外にも執筆、講演、司会もこなし、何とか生活している。
「落語も、仕事にすると苦しいことも多い。でも、私の話で笑って
いただけるなら耐えられます」と語る。
昨秋、落語専門の定席「繁昌亭」が大阪に開業すると出番も増えた。
昔の自分が、今の自分に相談に来たらなんと答えるか、聞いてみた。
「人生一度きり。思い通りにやってみたらどうかと答えると思います」
その表情に迷いはなかった。

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