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黒澤 明コミュの蜘蛛巣城

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初めまして。
黒澤明のファンです。

先日、蜘蛛巣城を再見し、全身が打ち震えました。
何度観ても素晴らしい作品だと思います。
御殿場(?)に造られたという壮大なセットの迫力や、
山田五十鈴、三船敏郎の凄まじい演技、
そして、圧巻のラストシーン・・・。

もちろん、他の作品も全て気に入っております。
機会があったら、黒澤の定宿だった「石原」に
宿泊してみたいと思っております。

コメント(56)

この作品はホントに素晴らしいところがたくさんあると思います。

その中でも個人的にはなんといっても、
あの蜘蛛巣城の威容(異容?)が素晴らしい!

私的にはあの地を這うように建ってる不気味な城を見るだけでも
この作品を見る価値はある、と思います(霧の効果も素晴らしい!)。

で、あとは当然ながら昔の素晴らしい役者サン達の演技!
その中でも山田五十鈴サンの不気味な演技は最高でしたよねぇ。

ちょっと前にも記しましたけど、
この作品は基本的に能や狂言の様式にのっとって作られてるそうですが、
そういう意味では山田サンの(最後を除いて)終始変わらない表情は
能面そのものですよね
(能面だから表情が変わらないから、感情を表すときは体全体を使う)。
だから無表情な能面の演技がずっと続くから
最後の般若の面的な表情(&メイク)がそのギャップで
より一層活きるんですよね。

で、この作品は他の部分でも能の様式が活かされるそうですね。
例えば主人公の親友が幽霊になって現われる場面がありますが、
あの、片足を立てる座り方っていうのも能の様式だそうですね。

あとこの場面では、その親友の幻を必死になって斬りまくるときの
主人公のダンッ!ダダンッ!っていう
激しく乱れた足音がかなり印象に残りますけど、
ここはその激しい足音がかなり動揺して混乱しまくってる
主人公の心情をスゴく強調してますよね
(斬るときに足音が大きくなって激しく乱れるっていうことは
腰が座ってないことだから
より一層主人公の不安定性を強調することになりますよね)。

そういう、足音を効果的に使うっていうのも能の様式だとか。

あとは途中で出てくる物の怪は能の鬼女のイメージで、
糸車を回すのもそうなんだそうですね。

ちなみに、あの物の怪は外国の人から見たら
かなり怖いって話を聞いたことがあります。
どんよりと暗い中に
「すっ飛ぶような明るさ(他人の表現をパクりました(笑))」の幽霊
ってのは相当ショックなんだそうですね。
まぁでも日本人でも分かりますよね。
幽霊なのに一番明るいっていうのはスゴいインパクトです。

で本題に戻って、
最後のあたり蜘蛛手の山に主人公が行って
物の怪に新しい予言を聞きますが、
このときに出てくる武者の亡霊の一人一人の動きも
能の動き方ですよね。

そういう映画以外のところの表現を使って
映画に活かすっていうのはホントに素晴らしい感覚だと思います。
私が感じるところの黒澤映画の良さの一つは画面構成なんですが、
例えば主人公が移り住んだ舘に大殿の遣いの者が馬でやって来て
「大殿は今晩、ここにお泊りになる」
って伝える場面の画面構成は特に素晴らしいと思います。

ここは門のところの大きな階段を上手く活かして、
画面手前の使者と向こうにいる主人達の画面上の高さの差を埋めて
画面全体が非常に上手くまとまってますよね。

それとここは
門に向かってスゴい勢いで走る三船敏郎の走り方がまたスゴい。
ここは思いっきり走ってるけど、でも腰はちゃんと据わってますよね。
だから上半身が上下移動しないから
スーっ!て走ってるように見えるんですよね〜
(私はこの走り方に影響されて、実生活において混雑した駅では
そうやって走っております(笑))。

あと私的に一番好きな画面は
主人公が謀反を起こしたあと、大殿の軍隊が壊乱して
大勢の兵士がドドドーッ!と退いていきますけど
そのときの、大殿の息子と側近が言い争うところの
画面構成がホントに素晴らしいと思います。

ここは画面奥と手前に退いていく軍隊、
中央に大殿の息子と側近がそれぞれいるっていう縦の構図で
立体的な画面になってて
混乱した戦場とその中で言い争う二人を
一つの画面の中でシッカリと描いてるわけですが、
でもこれは普通に撮ったら画面手前と奥の距離が開き過ぎて
散漫な画になりますよね。
それに中央の二人も小さく写って存在感がなくなる。

ってことで、ここは望遠で撮ることで
画面奥と手前をギュ〜〜〜っ!って凝縮してるから
全体的に非常に詰まった(だからこそ緊迫感のある)
画面になってるんですよね。
それは前述の門の場面でも同様ですね。
ようやく蜘蛛巣城見れました。
黒澤映画の中でもかなり上位にくるほど引き込まれました。
すごいの一言。同じく能をベースにしている乱より断然好き
だなぁ。

あの矢の音の恐いこと恐いこと。そりゃ三船さん眠れなくなり
ますわ。首に刺さるところも本当に上手く処理してますよね。
本当に刺さったようにしか見えなくて恐かった。

しかしこの映画の主人公は三船さんより山田さんかな。それほど
のインパクトがありましたよ。夢に出そうです。(笑)
>おたかサン
>同じく能をベースにしている乱より断然好きだなぁ

私もそうですねぇ。
『乱』の場合はお話がいろんな場所で展開されてますけど
『蜘蛛巣城』の場合は 基本的に「蜘蛛巣城近辺」なんで
スゴく閉鎖的で、だからよりお能的な感じがするし、
あの不気味な世界に没頭しやすいですよね
(開けてるようなのは舘と、敵の軍が平野に広がる場面くらいかな?)。

で、その「閉鎖的」に感じさせる一つの大きな要因として
「霧」があると思うんですが、
この霧って冒頭から画面のどこかかを覆ってて、
最後までずっと垂れ込めてますよね
(ラストの矢の飛ぶ城内なんて足元が見えないくらい)。

あの霧のおかげで城からは外がほとんど見えず、
蜘蛛巣城の不気味で陰湿な感じが より強調されてると思います
(なんかの本に、外国の人が撮影時に現場に訪れた際、
「ここは富士山が近くに見えてイイね」みたいなことを言ったら
「それを隠すためにこっちは苦労してるんだ」って黒澤サンが言った
って話が書いてありましたが)。

あの感じはいくら脚本に上手く書かれてても
あんなに素晴らしく映像化するってことは
そうそう出来ないんじゃないでしょうか。

>あの矢の音の恐いこと恐いこと

あの場面は三船サンのリアクションもあって
より恐い感じがすると思いますが、
実際に本人が恐がってるわけだからものスゴいリアルですよね(笑)。
特に目をひんむく感じがホントに素晴らしいと思います。

>首に刺さるところも本当に上手く処理してますよね。
>本当に刺さったようにしか見えなくて恐かった

あそこは「グチャ!」っていうような効果音もイイですよね。

>この映画の主人公は三船さんより山田さんかな。
>夢に出そうです。(笑)

お酒を持ってくる って言って奥に引っ込んで、
でまた姿を現す場面なんかは
ヘタなホラーよりずっと恐いですよね(笑)。
>キャベタロウさん
主君を殺すように促す場面で、開けた襖(?)の奥の闇の
恐ろしいこと、そしてそこに溶けるように消えていく浅茅
と、その闇から白い顔がぬっと現れてくる感じたまらなく
気味が悪かったですね。

浅茅の着ている着物のてかり具合なんかもすごかったなと。

海外での評価が高いのは十分頷けます。しかしこの頃はまだ
台詞が聞き取りづらいですね。
蜘蛛巣城は、傑作の1つだと思います。

雨の森の中の、木々の闇と、たくさんの雫の白い光がすごいし、
その森の闇の中に、真っ白く存在する物の怪がまたヒジョーに怖い。

他にもたくさんありますが、
この「白と黒のコントラスト」の醍醐味が、もっとも美しく対比された作品が蜘蛛巣城ですね。

本当に、ぞぞお〜〜っ!!とくるキレ味抜群のスゴイ作品です。^^


中丸 「『蜘蛛巣城』で、あれから三船さん、少しおかしくなったからな。」

◇◇ 本当に撃ってたんですか?矢を。

中丸 「うん、恐ろしかった。(自宅で三船さんが)猟銃撃ったりしたろ?あの後。」

◇◇ 本当に壊れた?

中丸 「以前とは変わった。(その前は)宿で大酒飲んで『みんな裸になれ』って言ってね。」

◇◇ 三船さんが?先頭きってはしゃいでたんですか?それで?

中丸 「なったよ(笑)」
http://home.f05.itscom.net/kota2/maru/maru_voice/maru_voice_01.html



>おたかサン
>主君を殺すように促す場面で、開けた襖の奥の闇の恐ろしいこと、
>そしてそこに溶けるように消えていく浅茅と、
>その闇から白い顔がぬっと現れてくる感じたまらなく気味が悪かった

個人的に思うにあぁいう場合、今どきの女優サンだったら
あえて不気味な感じを出そうとか無表情にしよう
って(あざとい)感じが出てしまうような気がするんですが、
さすが山田サンは違いますよね。

ほとんど動きも表情もないのにあんだけの存在感があって
あんだけ恐い感じがするわけですもんね
(『乱』の撮影時、楓の方役の原田美枝子サンが
「山田サンように上手くいきませんね」ってスタッフに言ったら
そのスタッフが「ベルさんと比べちゃいけませんよ(笑)」
って応えたってのもうなずける話です)。

>浅茅の着ている着物のてかり具合なんかもすごかったなと

なるほど!それは気付きませんでした。さすがですねぇ。
で、この場面では上下の動きがほとんどなくて
衣擦れの音がシュルシュルしますけど、
あれがまた不気味さを感じさせていいですよね。

そんで、この場面の向かって右側の引き戸(?)
の木目がまたちょっと異様な感じになってるのも
不気味さを感じさせる一つの要因かな、と思いました
(ちょうど彼女の体を中心に稲妻模様が広がってる感じ)。

>この頃はまだ台詞が聞き取りづらいですね

そうですねぇ。
特にこの作品は昔風の難しい言葉が使われてたりするから
余計に聞え辛い感じがします
(公開当時に観た方はちゃんと把握出来てたのかな?)。
>キャベタロウさん
着物のてかり具合のことは話の後半のほうですね。あれって
材質はなんでしょうね?浅茅が発狂する場面で隠すようにかけ
られているのがまた不気味で。

あと鎧兜もかっこいいですね。体にちゃんとフィットして軽快な
動きも可能という。

是非平家物語も撮ってもらいたかったなぁ。きっとすばらしい
映像がたくさん撮れたでしょうに。
>おたかサン
>着物のてかり具合のことは話の後半のほう

三木親子を招いての祝いの席の着物のことかな?
だとしたら あれは確かに美しくテカってますよね。

>材質はなんでしょうね?

私は詳しいことはさっぱり分かりませんけど、
でもやっぱ黒澤サンのことだから本物にこだわったんでしょうねぇ。

>あと鎧兜もかっこいいですね。
>体にちゃんとフィットして軽快な動きも可能という

あれは普通に被るとちょっと不恰好になるそうですね。
そういう部分を見栄えが良くなるように映画用に変えてるってのも
黒澤サンらしいと思います。
あと私的にはこの作品を最初に観たときは
各武将達の前立てがカッコイイなぁ、って思いましたねぇ。

>是非平家物語も撮ってもらいたかったなぁ

なるほど〜、それは考えたことなかったな。
確かにそれは観たかった。

あと個人的には信長を撮って欲しかったと思います。
『影武者』であんだけ見事な信長を作り上げた監督だから、
信長を主人公とした作品を作ったらさぞかしスゴいものになったかも
って思ったり(そういう企画ってあったんだっけか?)。
>キャベタロウさん
平家物語は撮りたいとずっと言っていたそうですね。ただ日本人的な
顔の役者がいなくなってしまったのと、鎧の製作だけでも莫大な
金がかかるので断念したみたいですが。

暴走機関車も黒澤さんの考えたシナリオだとすごく緊迫した映像が
頭に浮かんできてこれもまた見たかった。

信長は人物的にも面白いですからね。映画一本に収めようとすると
大変かもしれませんね。
>おたかサン
>平家物語は撮りたいとずっと言っていたそうですね

あ〜、そうなんですか。それは知らなかった。

>日本人的な顔の役者がいなくなってしまったのと、
>鎧の製作だけでも莫大な金がかかるので断念したみたいですが

なるほど、いずれもいかにも黒澤サン的な理由ですね(笑)。

で『暴走機関車』について。

私はあの作品の脚本自体は読んでないんですが、
でも大体のストーリーはなんかで読んだんですけど
それはスゴく面白かったし、映画版よりイイと思いました。
けど、なんかの本で評論家か誰かが
オリジナルの脚本は感覚が古いから今の時代にはウケない
的なことを言ってて「そうかぁ〜?」って思ってたんですよね。
でもおたかサンが

>黒澤さんの考えたシナリオだとすごく緊迫した映像が頭に浮かんできて

っておっしゃってるのでホっとしました(笑)。


>信長は人物的にも面白いですからね。
>映画一本に収めようとすると大変かもしれませんね

個人的には『影武者』みたいな感じで、
ここぞ!って場面を抜き出して描いていって、
そんで最後は本能寺の変で終るって感じで観たかったですね〜。

ってトピックとは関係ない話になってるんで(どうもすいません)
ちょっと戻すと、
『蜘蛛巣城』の鷲津は、当時の黒澤サンが考える信長像だったのかな
って思ったり。
あのいでたちとか カリスマ性みたいなものは
ちょっと信長に通ずるかなぁ、って思いました。
他のトピックで望遠の話が出たんで、
本作の望遠映像についてもちょっとだけ述べさせていただきます。

本作ではいくつかの場面で望遠の素晴らしい映像が見れますが、
その中でも、蜘蛛巣城の城主になった鷲津が、
敵が迫ってくるってことで浮き足立つ皆を鼓舞する場面なんか
スゴくカッコイイ、って思います。

ここは、清水寺の舞台なみたいな高い場所での
鷲津の姿を望遠で捉えてますよね。
この場面は下にいる将兵達に向かって、この城は大丈夫!
ってことを伝えるわけですが、
普通にカメラで寄って、足元からのアップを撮ろうとしたら
遠近感が強調されて 足は大きく、顔は小さく映ると思いますが、
ここは望遠で撮られてるから遠近感があまり感じられず、
だから通常よりも顔が大きく見えるんですよね。
なので、「あの森が動くと思うかぁっ!?」と叫ぶ鷲津の言うことと
迫力がスゴく伝わってくると思います。

で、この場面での鷲津は将兵達に叫びつつ
舞台を右に左に移動するわけですが、
そのときは手前にある手すりがガーーーーッ!と動いて
スゴいスピード感と迫力を感じさせるんですよね。

ってことで、この場面は望遠による遠近感の消失と
スピード感の強調という効果が存分に活かされている
という意味でも素晴らしいと思いました。
蜘蛛巣城って、どこでロケしたのでしょうね。
セットではなく、本物の城みたいですが。
黒澤映画初心者です。先日この映画を初めて拝見しました。一言で圧巻ですねふらふら「森」が攻めてくるシーンといい、ラストシーンといい、もののけ?が不敵に笑うシーンといい、黒澤監督は見た人を夜寝かせないきですかねわーい(嬉しい顔)映画の限られた世界感の中で、あれだけのインパクトを与えるなんて凄すぎるexclamation ×2今まで完全に洋画派でしたが、今では同じ日本人に生まれたことに感謝と誇りを覚えます富士山もっとはまって行きたいと思います。
〜〜石原〜〜
お高いんだろうなあ・・・
一般でも・・止まれるんですかねえ〜
泊まってみたい〜〜〜。。。
『隠し砦の三悪人』トピックで例の望遠映像の話題が出たんで、
#33に引き続き、そのことについて。

『隠し〜』での、主人公が馬に乗って敵を斬る場面の望遠映像は
本作の冒頭後の、
主人公とその親友が馬で蜘蛛手の森を駆ける場面でも見られますよね。

ここは鬱蒼と茂った森の中。
なのでカメラの前にも不気味な木々がたくさんある。
だから後ろの木々と併せそれも横にガーっ!と流れる。
ので、よりスピード感が強調されてますよね。

本作は「騎馬武者が出てくる」という事では『隠し〜』の前の作品。
で、この場面は「二人の侍が一緒」に「左から右へ移動」ってことも
(その内の一人が三船サンってことも)あり、
もしかして『隠し〜』の例の場面は
本作がいいテストになったのかも と思いました
(もちろん 本作を撮ってるときはそういう意識はなかったと思うけど)。
あと本作においての
「横移動でのスピード感の強調」ってことでは、
主人公が大殿を殺害したあと、
「狼藉者の仕業だ」と主人公の妻の浅茅が叫ぶ場面が印象深いです。

この場面の彼女は(夫と供に)一世一代の賭けに出る。
失敗は絶対許されない。
ってことを踏まえて上記の場面を見ると、
・まず最初に浅茅が廊下にサっ!と出てくる
・辺りの様子を伺って廊下を左から右にササっ!と走る
・段を降り地面へ
・右から左へ大急ぎで走る
・門を開いて「狼藉者じゃ!」と叫ぶ

って感じになってますよね。

続く
続き

最初は周りの様子を伺うわけだから、彼女の動きは慎重。
そこから彼女は意を決したように急にダっ!と駆け出しますが、
ここはその前とのギャップがあってその速さが際立つ。

でそのあとは地面に降りるわけですが、
この場合の「地面」ってのは「実際の作戦が行われる場所」でもある。
ので彼女の気持ちも逸るし焦るし、走るスピードも速くなる。

それを本作では段を降りる&右から左に移動するってことで
被写体を徐々にカメラに近づけてる。
からその分 彼女をフォローするカメラの速度も速くなる。
ので、同じ速さでも走れば走るほど
スピード感が増すんですよね。

続く
続き

そんで
彼女が最もアップ(真横顔)になりカメラから遠ざかり始めたところで
目的地である門にたどり着く。
だからここは
「浅茅の気持ち」という主観的な映像から
「状況の説明」という客観的な映像に変化する。

そんな感じでこの一連の場面は
「右→左、→前、→右、→下、→左」
という移動の方向で画面の動きに変化を付け、
「遠→近」という被写体の位置とそれによるスピードの変化で、
この場面において切迫してる浅茅の心情とか心境を
より適切に描いてると思います。

普通 こういう場合はカットを割ったりすると思うけど、
本作では部屋を出てから門にたどり着いて開けて叫びまわるってとこまでを
ワンカットで見せてるんですよね。
この場面の主役である浅茅の心情・心境を表す上において
非常に有効な描き方だと思います。
何時か関西で上演されないでしょうか?ミニシアターでも。
山田五十鈴さんがお亡くなりになりましたね。
ベルさんというとどうしても蜘蛛巣城を思い出してしまいます。
> おたかさん
亡くなりましたね。本当に女優業を全うした方だと思います。
素晴らしい怪演でした。ご冥福をお祈りいたします。
山田サンがお亡くなりになったときに
ワイドショーなんかで使われた映像で本作のが出てきました(最後の狂気の場面)。

本当に素晴らしい女優さんでしたね。
ご冥福をお祈りいたします。

どうもありがとうございました。
僕もベルさんだとこの作品が忘れられない一人です。


ご冥福をお祈りします晴れ
京都文化博物館フィルムシアター

《モノノケのささやき−怪異と恐怖の映画特集》にて「蜘蛛巣城」が8/7(火)10(金)13:30〜 18:30〜上映されます映画


何と無料ですのでお近くの方は是非みなさんスクリーンで体感して欲しいです手(グー)




さらに京都文化博物館フィルムシアター


8/21〜9/2
《追悼・山田五十鈴特集上映》
「瞼の母」「国士無双」
「折鶴お千」
「浪華悲歌」
「祇園の姉妹」
「鶴八鶴次郎」

これも全て無料上映無無無

京都文化博物館フィルムシアター



さらに
《追悼特集 女優・山田五十鈴》が大阪シネ・ヌーヴォにて9/22(土)→10/12(金)開催されます映画


シネ・ヌーヴォ
06-6582-1416
この人、小津安二郎の東京暮色にも出てますか?
>>[050]

出ていますよカチンコ

ちなみにシネヌーヴォの追悼特集で「東京暮色」も9/29 10/1 10/2 10/4に上映されます映画
ありがとう御座います♪詳しくないですが、小津映画より黒沢映画の山田さんのほうが輝いて見えますm(__)m
>>[052]

いえいえどういたしましてウッシッシ

ちなみに本日、京都文化博物館フィルムシアターにて黒澤明監督「蜘蛛巣城」を観てきました城



私が今まで観てきたいろんな作品の美術の中で、
本作のお城が最も素晴らしいと思っています。

あの異様で不気味で壮大なお城は
『乱』の三の城より遥かに素晴らしく感じます。

三の城の制作費は当時で3億円したそうですが、
蜘蛛巣城は当時いくらくらいかかったんでしょうか。
『旅する黒澤明』
やはり「蜘蛛巣城」はこのシーンですねげっそり
《午前十時の映画祭12》を振り返る雪結晶

───・・・黒澤明とシェイクスピア・・・───

「蜘蛛巣城」〈4Kデジタルリマスター版〉1957年/東宝/モノクロ/109分
監督:黒澤明 原作:シェイクスピア(『マクベス』より) 脚本:小國英雄、菊島隆三、橋本忍、黒澤明 撮影:中井朝一 音楽:佐藤勝
出演:三船敏郎、山田五十鈴、千秋実、久保明、志村喬、浪花千栄子、宮口精二、稲葉義男、木村功、加藤武、小池朝雄

これも何度も観ている作品ながら4K画面が鮮明に感じた曇り城曇り

京都シネマ

#午前十時の映画祭12
#蜘蛛巣城
#黒澤明
#橋本忍
#三船敏郎
#山田五十鈴
#志村喬
#京都シネマ

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