電磁波過敏症(ＥＳ)コミュの携帯使用等の指針

ピッツバーグと、ウィーンから、二つの指針が出ていますね。
ならべて書いてみます。

ピッツバーグ癌研の所長さん

?児童には緊急時以外携帯電話を使用させない。
　胎児や児童の発達中の器官は、電磁場に影響を受ける可能性が高い

?携帯電話を使う際、できるだけ身体から離して使う。
　スピーカーフォンやBluetoothヘッドセットを使えば、磁場の影響は
　100分の1以下となる

?他人を電磁場にさらさないよう、公共の場での使用を避ける

?常に身体に接触した状態で持ち歩かない。枕の下や枕元に置かない

?持ち歩くときはキーパッド部分を身体側に向け、背面を外にする

?携帯電話で長話をしない

?通話の際、携帯電話を当てる側を定期的に切り替える。
　相手が電話を取るまで耳から遠ざけておく

?電波が弱い場所、また車や電車での移動時には使わない。
　携帯端末が繰り返し新しいアンテナに接続しようとするため、
　電磁場が強くなる

?通話よりテキストメッセージやメールを使う

?SAR値（Specific Absorption Rate。人体に吸収される電磁波の量を
　表す値）の低い携帯端末を選ぶ

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
ウィーン医師会

?原則として、携帯電話の使用はできるだけ少ない回数で、短時間で
　すませること。子供と１６歳以下のティーンエイジャーは使わないこと。携帯の通話や送受信が少なければ少ないほど、携帯基地局からの被曝も少なくなる。

?ポケットに携帯電話を入れたり、机の下でメールを送受信することは絶対やめるべき。電磁波は男性の生殖能力に影響がでる可能性がある。

?メールを送る時は、携帯電話をできるだけ体から離すこと。

?夜間は携帯電話の電源を切り、もしもつけておく場合には、枕元に置かない。

?周囲の人を被曝させないため、通話中はいつも他の人から
　数ｍ離れること！

?イヤホンセットも推奨しない。イヤホンコードがアンテナのように頻繁に信号を伝達するので。

?携帯電話でゲームをしない。

?通話をするときは、携帯電話を頭につけて使わない。

?接続中は他の人から数メートル離れて行うこと。他人を電磁波被曝させないため。交通機関の中で使ってはいけない（自動車、バス、列車・・・の中では電磁波被曝が壁面反射により強くなる）。

?ＰＣネットワークは有線にすべき。すべての無線ネットワーク、ローカルネットワーク、Ｗⅰ－Ｆⅰ （無線ＬＡＮ機器のひとつ）、ＵＭＴＳ（第三世代携帯電話システム）　は電磁波被曝をする。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

とても似通っているなあと思います。

要は、携帯使用は必要のあるときに限り、不要不急の使用をしない。
長時間使わない。
電磁波被曝の少なくなる機種を使う。
他人の近くにいるところで使わない。
携帯を直接人体に接触させない。

でしょうか。

日本はどれも、それと反対のことを国も携帯会社も勧めてますね。
携帯使用が景気を牽引している今ですし、電波使用の利権はかなり大きいそうですから、この流れは止まらないでしょう。

そして電磁波自体は、携帯の世代が上がるにつれ、強いもの、生体への影響がつよいものへとシフトしていきます。

自衛といっしょに、「他人に受動被曝させない」配慮を、この国も持って欲しいものだと思います。
（そのためには、端末使用だけでなく、アンテナ設置にも、基準が必要だと思います）