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科学は愛ですコミュの脂肪蓄積をイサダが抑制 機能性食品への利用期待

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110303-00000015-khk-l03
養殖魚や釣りの餌として利用されるイサダに脂肪の蓄積を抑制する作用があることが、岩手県水産技術センター(釜石市)と県生物工学研究センター(北上市)、岩手医大の共同研究で分かった。イサダの食材利用を目指す県は「サプリメントなど機能性食品としての利用が進めば、沿岸部の振興につながる」と期待している。
 研究は2009年度に開始。イサダの水溶性抽出物をマウスなどの培養細胞に加えたところ、脂肪細胞の形成に必要な遺伝子の発現が抑制された上、脂肪細胞が中性脂肪を蓄積するのを抑えられた。
 マウスを使った摂食実験では、ラードなどを含む高脂肪食を18週間食べさせて体重変化を観察した結果、イサダを混ぜた餌を食べたマウスは体重増加が約10%抑えられたという。
 県と岩手医大は1月、研究成果に関して共同で特許を出願した。研究グループは今後、脂肪蓄積を抑制する物質の特定や仕組みの解明に向けた研究を続け、機能性食品の開発を目指す。
 岩手医大の佐塚泰之薬学部教授(創剤学)は「脂肪を燃焼させる作用は確認されていないが、少なくとも脂肪が増えるのを抑える効果はあった」と説明する。
 県水産技術センターの上田智広主任専門研究員は「県内企業と連携してサプリメントなどへの活用を検討し、イサダの付加価値向上、単価のアップにつなげたい」と話している。

[イサダ]小エビに似たツノナシオキアミという甲殻類の一種。岩手県では国内総漁獲量の4割に当たる年間約2万トンが水揚げされ、ほとんどは餌として使われている。ビタミンやカルシウムなどの栄養素を多く含む。北里大海洋バイオテクノロジー釜石研究所は2009年、健康食品の有効成分の一つ「ギャバ」をイサダから生成することに成功した。

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