【1月1日 AFP】未確認飛行物体(UFO)の目撃情報を集めた軍事文書から第2次世界大戦中の「津波を引き起こす爆弾」の製造計画まで、ニュージーランド公文書館(Archives New Zealand)に埋もれていた珍しい歴史文献を紹介する書籍が、このほど出版された。
新書「Secrets and Treasures(秘密と財宝)」は、首都ウェリントン(Wellington)にある同公文書館で公開されている文献を集めた本だ。計100キロメートル近くの書棚スペースにぎっしり詰まった歴史的文献の数々に、著者レイ・ワル(Ray Waru)氏は当初、「本当に圧倒された」という。「初めに探していたのは(ニュージーランド建国の礎となった)『ワイタンギ条約(Treaty of Waitangi)』や(英国からの)独立宣言といった重要文書だった。ところが掘り出し始めると、次から次へと読み渡りたくなってしまった」