ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

科学は愛ですコミュの細胞にRNA標的の自食作用、初めて発見−NCNPの研究グループ

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


http:/「/dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/genetic_research/<http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121219-00000031-asahi-sci/dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/genetic_research/>
遺伝情報の伝達などの役割を担う一方、過剰に蓄積すると病気の原因にもなるRNA(リボ核酸)を、細胞内小器官「リソソーム」に選択的に取り込んで分解する仕組みが細胞内にあることを、国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所の研究グループが世界で初めて発見した。研究成果は、米国の科学誌「Autophagy」のオンライン版に4日、掲載された。RNAの過剰な蓄積は、失明の原因にもなる加齢黄斑変性症(萎縮型)や、筋力が低下する筋強直性ジストロフィーを引き起こすと考えられており、同研究所の株田智弘・疾病研究第四部第一研究室長は、「さらに研究を重ねたら、これらの病気の病態解明や治療法への応用も期待される」としている。

 リソソームの中には、タンパク質や核酸(DNAやRNA)を分解する多様な酵素が含まれており、細胞内には、不要な物質をこのリソソームに運んで分解する「オートファジー」(自食作用)と呼ばれる仕組みがある。しかし、リソソームにRNAを選択的に運ぶことはこれまで知られておらず、研究グループはこの仕組みを「RNautophagy」(アールエヌオートファジー)と名付けた。

 株田室長と藤原悠紀研究生らのグループは、マウスの組織から単離したリソソームと精製したRNAを、生体内のエネルギー源となるATP(アデノシン三リン酸)を含む溶液の中で混ぜると、RNAがリソソームに取り込まれ分解されることを発見した。これに対し、ATPを含まない溶液では、これらを混ぜてもRNAは取り込まれず、この取り込みにはエネルギーが必要だと分かった。

 また、リソソーム表面の膜を貫通して存在する「LAMP2C」と呼ばれるタンパク質の、膜の外側の部分にRNAが直接結合することを発見。さらに、このタンパク質を強制的に作らせた培養細胞の中では、RNAの分解量が増加し、こうした細胞から単離したリソソームで、RNAの取り込み量が増えることも分かった。これに対し、LAMP2Cを作るための「LAMP2遺伝子」が欠損したマウスの脳から単離したリソソームでは、取り込む量が低下した。

 これらの結果から研究グループは、アールエヌオートファジーではLAMP2CがRNAを受け取る役割を果たしていると結論付けた。【兼松昭夫】(医療介護CBニュース 2012年12月19日(水))

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121219-00000005-cbn-soci

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

科学は愛です 更新情報

科学は愛ですのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング