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科学は愛ですコミュのビタミンD3の補給は、紫外線暴露の効率的な代替手段であり、適量の摂取によって供給される。

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ビタミンD補給
(Vitamin D supplementation:11月25日英語版配信分)

http://www.vitamindcouncil.org/about-vitamin-d/how-to-get-your-vitamin-d/vitamin-d-supplementation/


ビタミンD3の補給は、紫外線暴露の効率的な代替手段であり、適量の摂取に
よって供給される。


▼ビタミンDの必要性

カプセルか液体のいずれのビタミンDも、欠乏に対処する際には同様に効果的
である。

個体変異の多くが、ビタミンDの補給状況に応じて存在している。ある人にとっ
てその血清レベルを上昇およびまたは維持するために必要な量は、他の人には
十分でない可能性がある。これは、年齢、体重、吸収度合い、健康全般、そし
て日光を浴びる量などの様々な因子に起因する。最近の研究では、遺伝子変異
も因子に挙げられることが確認されている。

適切な摂取量を確かめる唯一の方法は、ビタミンDレベルをテストすることだ。
これらのレベル値を時々チェックすることで、どのくらいの摂取量が適切なの
か決めることができる。


▼米国政府による現在の推奨量

ビタミンDの適切な摂取量は、健常な人々における骨の健康と正常なカルシウ
ム代謝の維持を満たす量として、食品栄養委員会(FNB)によって立証された1
日当たりの必要摂取量が示されている。


▼ビタミンDに関するFNBの1日当たり栄養所要量(AI)

・70歳までの子供や成人−600 IU
・70歳以上−800 IU


▼なぜこれらの量では不十分なのか

米国政府が推奨しているビタミンDの栄養所要量は、ビタミンDがもたらす恩
恵の多くにあずかるには低すぎる。

現在の推奨値がもらす問題として、ビタミンDが骨の健康や正常なカルシウム
代謝を単純に維持すること以外に、非常に多くの生理学的プロセスに影響を及
ぼす、ということが挙げられる。

適切な身体機能として、健康な人の身体は約3,000〜5,000 IU のビタミンDを
一日に利用するため、現在の推奨摂取量では、本来の健康にとって必要なビタ
ミンDのレベル値を上昇およびまたは維持するためには、十分な数値ではない
のである。


▼非営利の教育機関“ビタミンD評議会”が推奨する量

ビタミンD評議会では、日常的に身体が使用するビタミンDの量にもとづいて、
適切な日光照射量を浴びない場合の、一日当たりのビタミンD3補充量を以下
の通り推奨している。上記で述べたように、反応は人それぞれに多様であるこ
とから、これらはあくまで概算値にすぎない。

健康な1歳未満の子供:1,000 IU
健康な1歳以上の子供:体重11.34kg(25ポンド)当たり1,000 IU
健康な成人や青年期:最低5,000 IU
妊婦や母乳をあげる母親:最低6,000 IU

さらには、自閉症、多発性硬化症、ガン、心臓病、肥満などの慢性的な健康上
の問題を抱える子供や成人は、これらの量の2倍を摂取する必要があるかもし
れない。


▼摂取レベルの許容上限

米国政府によるビタミンDの摂取レベルの許容上限(UL)は、一日当たり
4,000 IUとなっている。以前の一日当たりULが2,000 IU であったことを考え
ると、これは正しい方向に向かっているのではあるが、肥満などのようなある
状況に置かれている人々においては、それでもまだ低すぎる数値なのかもしれ
ない。

この低い上限値は、様々な研究で用いられる際の適量に歯止めをかけ、ビタミ
ンDが秘める治療の可能性に関した本当の領域だけでなく、その生理的影響を
理解することに対しても、大いに制限を設けることになるだろう。

現在の専門家による大多数の意見では、米国政府が設けているビタミンDの許
容上限は低すぎるものであり、しかも一日当たり10,000 IU まで引き上げるべ
きだとしている。日光を浴びて皮膚で自然に生成される量に相当するもので、
安全だと考えられるからだ。


▼一日当たり10,000 IU 以上を摂取しても良いのか?

素早くビタミンDのレベル値を上げたいとして、目標水準に到達するまで一日
当たり10,000 IU 以上の量を補うことを選択する人々もいる。このくらいの量
のビタミンDを使用する場合、(できれば内科医による管理を受けて)マグネ
シウムの適切な摂取だけでなく、血中濃度のモニターを高い頻度で実施するこ
とが勧められる。ひとたび血清レベルが最適な数値になると、毎日の摂取量は
これらのレベルを維持するのに必要な量に留めておくべきである。どのくらい
の量が必要なのかは、各個人によって様々であるが、一日当たりおよそ5,000
IU くらいとすべきだろう。


▼どのタイプのビタミンDが良い?

○オイル vs パウダー

ビタミンD3のサプリメントには2つのタイプがある。

・オイル(肝油をベースにしている)−脂溶性ビタミンDで、液滴とジェルカプセルがある。

・乾燥パウダー(ラノリンをベースにしている)−水溶性ビタミンDで、カプセルとタブレットがある。

我々が知っている限り、水溶性と脂溶性のいずれのビタミンDも、ともに身体
に同様に吸収・代謝され、同じ効果を発揮する。

○D2 vs D3

ビタミンD3(コレカルシフェロール)は、日光を浴びた反応として、身体が
皮膚で自然に生成するビタミンDである。ビタミンD2は、菌類(イーストま
たはきのこ)が太陽からの紫外線や人工的なUV光に曝された際に、自然に生
成されるものである。

科学的研究では、最低6週間以上にわたって毎日どちらかの前駆体[D2かD
3]を消費する場合、ビタミンD2とD3が肝臓で25-OHビタミンDへと代謝さ
れる時の生物学的同等性が証明されている。他には、身体はD2よりもD3を
好むことを示す証拠が存在しており、これらの研究では、体内に両方の型があ
る場合、身体はD3の方を進んで利用し、しかも25-OHビタミンDを代謝するに
は、D2よりもD3の方が効果を発揮する、ということが示されている。

D2とD3のいずれも、25-OHビタミンDの血中濃度を高めるには効果的である
が、ビタミンD評議会では、皮膚で生成されるビタミンD3の方が自然な前駆
体であると考えており、ビタミンD3で補うことを勧めている。ビタミンD3
のサプリメントは植物性ではなく、ほとんどが米国製の製品には由来していな
いだろう。もしD3について処方箋の問題があるならば、D2が有効な代替品
となる得る。


▼どのようにしてビタミンDを摂取すべきか?

いずれのビタミンDも、他の食品やサプリメントと一緒に、あるいは一緒でな
くとも、一日のいつでも摂取してよく、効果の発揮に変わりはない。もし吸収
について心配するなら、この方が効果的であることを示す証拠はまったく無い
が、食事の際にビタミンDを摂取しても良い。

ほとんどの人々はビタミンDを日常的に摂取しているが、量を増やして週に一
度摂取する方を選ぶ人も中にはいる。将来に使うため、身体はビタミンDを蓄
える仕組みになっているので、一週間ごとに間隔をおいても、毎日服用するの
と同じ結果にいたるはずである。


▼日光浴とサプリメントを併用する

ビタミンDを得るために、日光浴と断続的な補給の両方を用いるのは問題ない。
適量な日光を浴びた日には、ビタミンDの補給は絶対に行わないように。日光
を浴びて得られたビタミンDを用いて、身体が耐毒性を構築するのを、経口で
摂取したビタミンDが阻害してしまうからである。経口のビタミンD剤を毎日
利用する時と同じように、血中濃度レベルの定期的なモニターをお勧めする。


▼予防措置

次のような状態にある人々は、知識豊富な内科医の指導をかならず受けてから
ビタミンDを摂取すべきである:

・原発性副甲状腺機能こう進症(primary hyperparathyroidism)
・サルコイド症(sarcoidosis)
・肉芽腫(granulomatous TB)
・ガン(some cancers)

原発性副甲状腺機能こう進症を患っている人は、ビタミンDを使用する際は必
ず知識豊富な内分泌科医によるケアを受けるべきである。


▼薬剤との相互作用

薬剤とビタミンDの有害相互作用に関する、文書化された実例はまだ存在して
いない。しかしながら、身体がビタミンDを適切に利用するのを阻害すること
が分かっている薬物治療は存在している。それは次の通りだ。

・ステロイド ⇒ ビタミンDによる新陳代謝を損ない、骨粗鬆症における骨の
 融解や発達に関与する。

・ゼニカル,アライ,クエストラン,ロコレスト,プレバライト ⇒ ビタミン
 Dの吸収を縮小させる

・ダイランチン ⇒ ビタミンDの肝臓代謝を高め、不活性化合物を生み出す

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