ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

科学は愛ですコミュの笑いは血管の健康を改善する

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Laughter Improves Vascular Health
(ラエルサイエンス英語版9月15日配信分)
http://psychcentral.com/news/2011/08/29/laughter-improves-vascular-health/29001.html

肯定的な感情の生理学的効果の新しい研究によると、笑いは本当に良い薬のようです。

笑いを起こす映画を見ると血管機能は改善し、精神的ストレスを生じる映画を見たときは
それと逆の効果になることを、研究者は発見しました。

「複数の研究が、精神的ストレスは血管収縮を起こすことを示したので、ポジティブな感情を
研究するという案を思いつきました。」と主任研究者、マイケル・ミラーは語りました。

10年以上前の最初の研究において、メリーランド大学医学校の研究者らは、心疾患を持って
いるまたは持っていない300人の男女と、ある状況により生じたユーモアについて調べました。

例えば、パーティーに行って自分と同じ服を着ている人と出会ったら、あなたならどういう
反応をするか、”全くおもしろくない”から”とてもおもしろい”まで1から5段階に分けて
質問しました。
心疾患を持った人でこの状況をおもしろいと答えた確率は、心疾患を持ってない人より40%
低かったのです。

この調査のおかげで、笑いは直接血管機能に作用するかもしれないという一連の研究が次に
行われました。

最近の研究では、参加者らは”メリーに首ったけ!”という愉快な映画の一部を見ました。
そして次の日は、映画”プライベート・ライアン”の暴力的でストレスの多いオープニング・
シーンを見ました。

ストレスの多い映画を見たとき、参加者らの血管は、血流が減る血管収縮の状態になりました。
この研究は、精神的ストレスと血管の狭小は関係があるということを確証するものです。

そして愉快な映画を見た後は、血管は拡張しました。

300回の測定調査後、笑い(血管拡張)と精神的ストレス(血管収縮)では、血管の直径は
30〜50%違うということが分かりました。

「笑った後の血管内皮(血管内皮細胞壁)におけるこの変化の大きさは、エアロビック運動や
血中コレステロールを低下させるスタチン服用後の利点と一致しており、似ています。」と
ミラーは述べます。

血管内皮は、血管の状態に強い影響力を持ち、血流量を調整し、凝固作用と血液濃度を調節します。
そして怪我や炎症に反応して、化学物質を産生します。また心血管疾患の生成にも重要な役割を
しています。

「血管内皮は、アテローム性動脈硬化の発達における最前線であり重要です。心疾患予防のため、
健康生活スタイルに定期的に笑うことを組み入れることは、大いに有効である可能性があります。」

「言い換えれば、毎日、野菜を食べ、運動して、大笑いするということです。」とミラーは語ります。

「今本当に必要なのは、前向きな感情は心血管疾患を今日の標準的治療よりも減少させるか
どうかを判定する、無作為の臨床試験です。」とミラーは述べます。

この研究は、2011年8月28日、パリで行われたヨーロッパ心臓病学会で発表されました。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

科学は愛です 更新情報

科学は愛ですのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。