ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

科学は愛ですコミュの生命が存在できる初の惑星発見?

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「生命体の存在を極めて否定しがたい状況」:新たに発見された惑星は地球
に似ており液体状の水が存在する可能性が
('A very compelling case for life': Newly discovered planet is just
like Earth and could contain liquid water:11月27日英語版配信分)

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20101001004&expand#title
[ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト]
近隣恒星を調査中の天文学者チームが、生命が存在できる可能性のある太陽系外惑星を初めて発見したと発表した。この惑星は岩が多く、大気と温暖な領域、さらに生命が存在するためには欠かせない液体の水が存在する可能性がある。

 地球型惑星とされる太陽系外惑星は既にいくつか見つかっている。しかし、ワシントンD.C.にあるカーネギー研究所の天文学者ポール・バトラー氏が2010年9月29日にWeb上で開催されたメディア向け説明会で語ったところによると、新惑星は暑すぎも寒すぎもしない「ゴルディロックス・ゾーンと呼ばれる領域を持つ初めての惑星だ。質量も(主星からの)距離も、表面に水が存在するために最適」だという。赤色矮星グリーゼ581(Gliese 581)を約37日の周期で公転しており、グリーゼ581gと命名された。

 グリーゼ581と地球の距離は約20光年で、地球から最も近い恒星100個の1つだ。これまでに6つの惑星が確認されており、確認されている系外惑星系としては最大である。

 またグリーゼ581は、生命存在の可能性についてメディアで取り沙汰された回数もおそらく最高だろう。まず2007年に惑星グリーゼ581cに生物が存在できる可能性があると発表されたが、後に公転軌道が恒星に近すぎるため気温が高すぎることが判明した。

 別の惑星グリーゼ581dはハビタブルゾーン(生命居住可能領域)内の低温の領域を公転していると考えられている。生命が存在できる可能性はあるが、気温が生命に適した水準まで上昇するためには、強力な温室効果を生む厚い大気層の存在が必要になる。(関連ニュース:最も地球に似た太陽系外惑星)

 カリフォルニア大学サンタクルーズ校の天文学および天体物理学教授スティーブ・フォクト氏は、「2つの惑星は生命が存在できる環境に限りなく近いかもしれないが、十分ではない。それに対して新惑星は2つの惑星と同じ系のなかのちょうど中間に位置している」と会見で語った。

 新惑星の質量は地球の約3倍で、主星との間の潮汐力が強く自転と公転の周期が同期しているため、その片側は常に昼、反対側は常に夜になっている。

 両氏によると、もし生命が存在するとすれば明暗境界線と呼ばれる昼と夜の境目の温暖な領域に生息している可能性が最も高いという。明暗境界線上からの眺めを想像すると「主星は常に地平線の上に乗っているように見えるだろう。それが日の出か日の入りのどちらに見えるかは、楽観主義者か悲観主義者かによって分かれるだろうが」とフォクト氏は述べる。

 グリーゼ581gの発見は、主にハワイのW.M.ケック天文台からの11年間分の観測データを分析して実現した。視線速度法と呼ばれる手法を用いて、周回する惑星の引力によって恒星の軌道に生じる揺らぎが観測された。

 グリーゼ581gが比較的容易に見つかったことを考えれば、すべての恒星の10〜20%には、生命が存在可能な惑星があるかもしれないとフォクト氏はプレスリリースで述べた。「銀河系にも同様な系が数百億個も存在する可能性がある」。

 生命存在の可能性がある惑星グリーゼ581gの発見に関する記事は「The Astrophysical Journal」誌に掲載が予定されている。

Illustration courtesy Lynette Cook

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

科学は愛です 更新情報

科学は愛ですのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング