そこでこうした問題に触れない大型建築物を作ろうと、同社デザイナーのエステバン・スアレス氏が提案するのが今回の「アース・スクレイパー」だ。この建物は、240メートル四方の土地を地上から地下300メートルまで掘り進めた逆ピラミッド型の構造になるという。YouTubeには建物の紹介動画「Proyecto por construir rascasuelos en pleno zocalo del Df」(http://www.youtube.com/watch?v=NqJj2mOOG98)も公開されており、その説明によると、65階に分けられたスペースの上部10フロアには「アステカの博物館と文化センター」を建設。その下に35フロア分のオフィス部分と10フロア分のショッピングエリアが設けられ、住宅スペースも10フロア分用意されるようだ。