ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

科学は愛ですコミュのイスラエル人が、病気のパレスチナ人に助けの手を差し伸べている

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Israeli extends helping hand to sick Palestinians
(ラエルサイエンス英語版2月3日配信分)
http://edition.cnn.com/2011/WORLD/meast/02/01/cnnheroes.roth/index.html?hpt=T2

ユバル・ロス(Yuval Roth) は、病気のパレスチナ人をイスラエルの病院へ運ぶボランティア
を始めました。

パレスチナ人の多くは、生存のための治療を受けに行く、交通手段がありません。

ロスの兄弟、ウディは1993年、ハマスによって殺されましたが、ロスは今も他人を助けたい
と思っています。

アヤ・アブ・モウワイスは、ヨルダン川西岸地区に住む3才の子供で、歩いたりしゃべったり
することがほとんどできません。腎臓と肝臓がないからです。

彼女は生きるために透析を受けなければなりません。

ありがたいことに、一人のイスラエル人が、絶対に必要な治療を受けさせるため、彼女を
助けています。

この2年間で500回以上、ユバル・ロスとそのボランティア仲間たちは、アヤと母親を、
国境のチェックポイントから1時間の所にあるイスラエル、ハイファのラムダム医療センター
まで、送迎しています。

「ユバルがしたことは他のだれにもできません。彼は毎日、私たちを病院まで連れていって
くれます。私たちパレスチナ人は、イスラエルで運転してはいけないのです。もしユバルが
いなかったら、私たちはアヤを病院に運べません。彼に感謝しています。」

ヨルダン川西岸地区を出ることが、アヤが透析を受ける唯一の方法です。というのも、ヨルダン
川西岸地区では医療施設が限られているのです。

「パレスチナ自治区では、医療を受けるのはとても高く、ほとんどの人たちは、お金を払えま
せん。」とロスは語ります。

パレスチナ政府は、病気の子供や大人がヨルダン川西岸地区を出ることを許可していますが、
チェックポイントを越えたイスラエル領では、パレスチナ人は運転を許可されていません。

イスラエルの病院へ行くには、タクシーに乗らなければいけませんが、少なくとも片道90ドル
かかります。

しかし幸運にも、ロスと彼のグループ、デレック・ハクラマDerech Hachlama (回復への道)があ
ります。2006年以来、ロスと彼の団体のメンバーは、パレスチナ人の命綱になっています。

「ボランティアのメンバーは、少なくとも週に5日間運転しています。」と55才の大工であり、
プロのジャグラーであるロスは述べます。

「あるメンバーは午前中に患者さんを搬送して降ろし、他のメンバーは夜、彼らを連れて帰り
ます。
そうすれば、全てうまくいきます。丸一日時間を使わないので、仕事へ行けるからです。」

この搬送サービスは、ロスにとって個人的な悲劇から立ち直る方法です。1993年、彼の兄弟
ウディは、ハマスのメンバーに誘拐され、殺されました。

彼を失った後、ロスは怒りを平和活動に転化しました。

「ラジオで、私が弟を失ったのと同じように、息子を失った人のインタビューを聞きました。
その後、私は彼に電話しました。すると彼は、失われた家族である、イスラエル人とパレスチナ
人の対話を促進するための団体を設立しよう、と言いました。」

ロスは、父母団体ファミリー・フォーラム(Parents Circle Families Forum)に参加し、多く
のパレスチナ人を助けました。

全てのパレスチナ人が共通の問題を抱えていました。:それはイスラエルの医療施設への交通
手段です。

「ある日、パレスチナ人の参加者が、私に電話してきて、彼の兄弟が脳腫瘍になったと言い
ました。
イスラエルのラムバム病院に予約してあるけど、行く手段がないと言いました。彼を病院まで
連れて行ってくれないかと言われました。私は、いいですよと承知しました。」

この一番最初の助けを求める電話は、4年以上前のことです。ロスの物惜しみしない言葉が
広まり、搬送需要は高まりました。

ロスは搬送ボランティアのため、仲間を募りました。今、ロスの団体は200人のボランティア
・メンバーを抱えるほどになりました。

搬送の調整の努力は、全てロスによって行われます。彼は、携帯電話でボランティア・メンバー
とパレスチナ人家族の居場所をたずねるため、何時間も費やします。

ボランティアのメンバーは、皆自分の車を搬送に使用しています。しかし、ロスは寄付金で
ガソリン代を補っています。

意見の食い違いはありますが、ロスは、この試みはイスラエル人とパレスチナ人がお互いから
学び、尊重しあうことを助けると信じています。

「私たちが、病気の子供を迎えに行くとき、パレスチナ人とイスラエル人のチェックポイント
管理者はとても助けてくれます。この活動は、私たちと彼らの生活をより良いものにしてくれ
ます。」

「パレスチナ人の家族は、私を信用してくれているように思います。というのも、私は家族の
一員として彼らを迎えに行くからです。私は、彼らを自分の家族か友人のように感じています。」
とロスは述べます。

ロスのグループは、2010年だけで、約9万キロ運転しています。彼らは、何百というパレス
チナ人を医療施設へ搬送しました。

「私は兄弟を失いましたが、正気は失っていません。この活動は、私に人生の本質を与えて
くれます。戦争の代償は、平和の代償より高くつくことを、私は学びました。私たちは皆人類
なのです。」

この活動に関わりたいですか?活動について、もっと知りたい方は、「回復への道」、
roadtorecovery10@gmail.com へメールしてください。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

科学は愛です 更新情報

科学は愛ですのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。