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科学は愛ですコミュの夜、明かりをつけたまま眠ると乳がんリスクが高まる

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省エネ電球は「乳がんを引き起こす可能性がある」
(Energy saving light bulbs 'could trigger breast cancer':2月2日英語版配信分)


http://antiaging1.iza.ne.jp/blog/entry/2126029/
[イザ!]
イスラエル・ハリファ大学のAbraham Haim博士らが、Chronobiology International 2011年2月号に発表した研究で、夜、灯りを点けたままにするなど明るいところで眠ると、乳がんの発症リスクが高まること が、10年に渡る大規模な縦断的研究の結果でわかりました。

これまで深夜に働く、いわゆるシフトワーキングが乳がんのリスクを高めることは 知られていましたが、博士らは、深夜眠っていてもシフトワーキングと同じように、明るいまま眠る場合も、何らかの影響があるのではないかと考え、1679 人(794人が乳がん患者・平均年齢58.9歳、885人が対照群の健康な女性・平均年齢60.9歳)のイスラエル女性を対象に、ケース・コントロール研 究を実施しました。

調査では対象となった女性たちの、教育、民族、飲酒習慣の状況などや、睡眠時の寝室の点灯の有無、寝室の雨戸、カーテン などの開閉などが継続的にデータ収集されました。データを分析した結果、就寝時に寝室を真っ暗にする割合は、患者群46.5%、対照群54.1%、逆に完 全点灯で明るいまま眠る人の割合は患者群29.5%、対照群22.6%でした。

  『夜のライトは乳ガン発生率が増加する』
   http://10e.org/mt2/archives/200802/202313.php
   [エルエル]
ライトってのは蛍光灯の明かりとかのコトです。
これはイスラエルにあるハイファ大学のItai Kloog博士が研究しているもので、ガンを調べるのとしては珍しい「衛星画像」を使った調査で、つまり夜中にも電気がついていて明るい地域を衛星を使って調べ他の地域と比較すると、明るい地域では乳ガンの発生率が高いことがわかったそうです。

これは、人間に元々ある「腫瘍を抑制するホルモン」と言うものが通常は暗い夜に人間の中で作られることが多いんだそうですが、つまり夜でも明かりがついているような場所にいる人はそのホルモンの分泌が少ないためにガンにかかりやすいと言う仮説があるんだそうです。
Kloog博士によれば「夜の光は乳ガン発生の主要な危険因子であり、それには強い相関関係がある」っとしているそうです。

元々科学者の間では「明かりがつきっぱなしの場所にいるマウスは、夜になると暗闇で眠るマウスよりもガン発生率が高い」ってことがわかっていたそうで、それと同じように夜に働く看護婦さん、スチュワーデスさんなどなどの仕事をしている人は、標準よりも60%高い乳ガン発生率があることがわかったそうです。

このような研究に基づいて世界保健機構(WHO)は去年の12月に「発ガン物質の可能性」としてそこに「交代制の仕事」を分類すると言う決定を発表しました。(つまり「夜勤」が発ガンにかかわると言うことです)
さらにトリクロロエチレン、塩化ビニール、ポリ塩化ビフェニールなどの有害な科学物質と同様に「夜勤」と言うものを健康にリスクを与えるものとするカテゴリーに入れたそうです。

このような夜の明かりと発ガン率に関するメカニズムはまだ正確にはわかってないそうですが、科学者の間では「メラトニン」がそのカギであると思われているそうです。
このメラトニンという物質は脳の松果体と言う部分で分泌され、これが腫瘍の活動を抑えるホルモン分泌に関わっているそうで、メラトニンは特に夜に多く分泌されるんだそうです。逆に、夜に光の前にいたりするとその分泌量は急激に下がり、特にパソコンや蛍光灯などの明かりと言うモンがいけないそうです。

このメラトニン仮説に合わせて、夜に明かりを付けた場所にいるマウスよりも、目が見えないために光自体を感じることが出来ないメスのマウスはガン発生率が低いことがわかったそうです。

博士は今回の調査のためにNASAが撮影したイスラエル上空の衛星写真を使い、夜でも明るい場所と暗い場所とのガン発生率を調べ、乳ガンの発生率と同時に肺ガンの発生率も調べたそうです。これは肺ガンの発生要因の主たるものは喫煙であり、乳ガンと光の因果関係をはっきりさせるためです。
その結果、夜が明るい暗いにかかわらず肺ガンの発生率に違いはなく、しかし乳ガンに関してはその違いが明らかになったそうです。

もっとも暗い場所に比べると、夜の通常レベルの明かりがある場所では乳ガン発生率が37%高くなり、さらにもっとも夜でも明るい場所においてはさらに27%発生率が高いことが明らかになったそうです。

ハイファ大学のAbraham Haim博士によると、近年は白熱電球の代わりとして蛍光灯がどんどん普及していますがこの動きも乳ガンの発生には関わっているそうで、この蛍光灯の光と言うのは電球の光よりもメラトニンを抑制してしまう効果があるそうです。

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