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科学は愛ですコミュの米国フロリダのタンパ国際空港が磁極の移動(ポールシフト)の影響で滑走路の閉鎖へ

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磁極の移動によりタンパ空港に影響
(Shift in magnetic north pole affects... Tampa airport:1月9日英語版配信分)

http://oka-jp.seesaa.net/article/179640838.html
[In Deep]

Shift in magnetic north pole affects... Tampa airport
デイリーメール(英国) 2011.01.07

北磁極の移動がタンパ空港に影響を及ぼす

米国フロリダの国際空港の滑走路の数が新たに増やされることになった。
しかし、これは空港の改装による新オープンではない。

地球の磁極の変動のために滑走路を再カウントせざるを得なくなったのだ。

私たちの住んでいる地球のコアは、北の磁極(地理的にではなく、磁場としての北極)をロシア方面に向けて、1年に約 40マイル( 64キロメートル)近いスピードで移動させている。しかし、今、北極から 3500マイル(5600キロメートル)も離れた場所であるタンパ国際空港でが、磁気変動の影響を受け始めた・・・。



▲ タンパ国際空港は、磁極の移動のため 19R 滑走路や 19L 滑走路などいくつかを計測し直さなければならない。



「サンシャイン州」と称されるフロリダ州のハブ空港のタンパは、来週まで主要な滑走路のいくつかを閉鎖する事態に追い込まれた。閉鎖している間に、滑走路での誘導図形を、磁極の変動に対応して変えられるようにし、その後、再開する予定だ。

「磁極は実際には絶えず変動しています。なので、パイロットたちは着陸の際、自分たちと滑走路とのコンパスと同調させなければならないのです」と、タンパ国際空港の監督官ロバート・バール氏は言う。「磁極が変動した場合、コンパスも変動します。なので、我々は、滑走路とコンパスが一致していることを確認しなければならないのです」。


最新の計測では、磁気の北極はカナダ北部のエルズミア島にあると記録されている。

そして、たとえ、現代文明では衛星で動く汎地球測位システム( GPS )が当り前になっていても、磁極をコンパスで計ることは不可欠だという事実がある。

磁極のポールシフトなどと聞くと、何かドラマティックな出来事に思われるかもしれないが、これは今までも続いてきている現象で、また、遅いペースでの変動であることから、相対的な地球の磁場の強さと比較して、これは人々が恐れるような問題ではまったくない。

もっとも磁極の完全な逆転(ポールシフト)はかなりの衝撃を伴うものとなる可能性はあるが、それも主に影響を受けるのは、季節により地域を行き来する渡り鳥などを含む動物界での影響に限られるものとなるだろう。


磁場の変動が世界的に影響を与える可能性はあるのか



▲ 現在エルズミア島にある北の磁極の移動は、そこから南に 3,658マイル( 5,886キロメートル)も離れたタンパ空港に影響を与えた。


私たちのほとんどは北の磁極が移動していることなど知ることもないし、それを感知できるわけでもないが、タンパの住民たちは滑走路の変更によって、騒音の被害の影響を受けることになりそうだ。

タンパ空港のもっとも発着の多い日の滑走路は来週まで閉鎖され、その結果として、残された滑走路での発着が増え、タンパの南側に暮らす住民たちには騒音の増加が見込まれるという。

空港の東部を平行に走る滑走路と、今はめったに使われない東-西の滑走路は、磁場の変化に対応して標識等を変更するために今月いっばい閉鎖される。

シベリアのほうに向かって進んでいる地球の北の磁極の移動は、地球のコアの磁気の急速な変化に起因している。

最新の磁極の移動は、前世紀(1900年代)から実は非常に劇的な変化となっている。磁極は、 1904年に1年につき 9マイル( 14キロメートル)程度のスピードで北東への移動が開始されたが、2007年以降は1年間に少なくとも35マイル( 56キロメートル)のスピードで、シベリアへ移動し続けている。

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