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科学は愛ですコミュのウィキリークス:壮大にして危険な米国政府の詐欺

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ウィキリークス:壮大にして危険な米国政府の詐欺
(Wikileaks - A Big, Dangerous US Government Con Job:12月13日英語版配信分)

http://tamekiyo.com/documents/W_Engdahl/wikileaks.html
[Beyond 5 Senses]
一見すると、オリバー・ストーンのハリウッドの新作スリラー映画の脚本になりそうな内容だ。39歳のオーストラリア人のハッカー、ジュリアン・アサンジが、彼のウィキリークスに米国政府の何十万ページもの微妙な扱いの文書を自由に公表させなければ、巨大な「サイバー・リーク(コンピュータ・ネットワークの漏洩)」をすると、米国大統領と国務省を人質にとり、迫っている。だが、これまで超エスタブリッシュメント(既得権益側)な国際メディア(ニューヨークタイムズなど)が、慎重に漏洩してきた具体的内容を見ると、そこには明らかに目標(アジェンダ)があることがわかる。その目的は、偶然にも、イランからロシア、北朝鮮に至るまで世界中で、米国の地政学目標を支える内容になっている。ウィキリークスは、大規模で危険な米国の諜報活動の詐欺であり、インターネットの監視(治安維持)に利用される可能性が高い。

真実にしては完璧にできすぎた脚本である。バグダードで任務についている22歳の米国陸軍の兵士、ブラッドレー・マニングは不満を抱いている。彼は、下級の諜報分析官で、孤独が好きな同性愛者だ。不満を抱いている「コンピュータおたく」の彼は、FOB(前線作戦基地)ハマーで機密情報の振り分けをしている。彼は、米国の国務省の電子メールの通信を秘かにダウンロードすることを決意する。そして、8ヶ月にわたり毎日何時間も全世界からデータを取り出しては、レディ・ガガの音楽CDを聴くふりをしながら、空のCDに保存する。マニングは、ウィキリークスに対し、外交の電信だけでなく、米国がバグダードで非武装のジャーナリストを誤爆したときのヘリコプターのガン・カメラのビデオ、イラクとアフガニスタンの戦争記録(日誌)も提供したと信じられている。

それからマニングは、25万ページにおよぶ国務省の機密通信文書をインターネットで全世界に提供するために、悪名高い米国の元ハッカーを探し出したことになっている。彼は、その米国のハッカーに、彼の保有している文書には、「信じられない大変なこと」が含まれており、それは、「ワシントンDCの暗室にあるサーバーなどには保存されておらず、公有財産(パブリック・ドメイン)に属するものだ」と言ったとされている。ハッカーは、彼を米国の当局に通報したそうだ。都合の良いことに、マニングは何ヶ月も軍に監禁されており、現在、問合せしようにも連絡が取れない状態である。ペンタゴンは、常に最高のハッカーを雇って、セキュリティ・システムの設計に当たらせている。

ここで物語の筋がややこしくなる。25万ページの文書は、ウィキリークスという可愛い名前のついた「反・既成権力」とされるウェブサイトを創設したオーストラリア人、39歳のジュリアン・アサンジの机に行き着いている。だが、アサンジは、情報漏洩の容疑ではなく、二人のスウェーデン人女性と合意の上で性行為をし、後に女性が強姦と主張したために、インターポールに追われることになった。そこでアサンジは、世界で最も超「既成権力」寄りの報道メディアを何社か厳選し、彼に代わって情報漏洩の仕事を独占的に任せることにしたのだ。

何を漏洩するかを独占的に判断する新聞として、アサンジは、ニューヨークタイムズ、ロンドンのガーディアン、ドイツのデア・シュピーゲルを選んだ。ニューヨークタイムズは、サダム・フセインに対する虚偽のプロパガンダを展開し、イラク戦争に導いたこともある新聞であり、その種の「サービス」では実績がある。アサンジは、あまりに膨大なページ数のため、自ら精査する暇がなく、信頼できる編集者に任せたと言っている。それで既成権力側(エスタブリッシュメント)のメディアの編集者に、何を公表すべきかの判断を任せたわけである。何とも「反・既成権力」なことだ。ニューヨークタイムズは、上層部の一人、デーヴィッド・E・サンガー(David E. Sanger)を、ウィキリークスの資料発表の担当に任命してさえいる。サンガーは、既成権力の外側にいる人間ではない。彼は、エリート組織のCFR(外交問題評議会)のメンバーであり、コンドリーザ・ライス、ウィリアム・ペリー元国防長官、ジョン・ドイチェCIA長官、ロバート・ゼーリック世界銀行総裁(元国務副長官)たちと一緒にアスペン研究所の戦略グループの一員でもあった。

「反・既成権力」を自称する人間としては、実に奇妙な報道メディアを選択したものである。だが、さらにアサンジは、911に関して米国政府の公式見解を信じているとも言っており、ビルダーバーグ会議は普通の会議だとも言っている。極めて既成権力寄りの考え方である。

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