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科学は愛ですコミュのローマ法王が英国公式訪問 教会の児童虐待でムード厳しく

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法王の不寛容さに対して抗議行動が巻き起こる
(March against Pope's intolerance:9月23日英語版配信分)

http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100916/erp1009162305007-n1.htm
[MSN産経ニュース]
【ロンドン=木村正人】ローマ法王ベネディクト16世は16日、エリザベス英女王の招きで英国を公式訪問した。4日間滞在する。16世紀に英国王ヘンリー8世がローマ・カトリックと決別して以来、法王の公式訪問は初めて。英国とローマ法王庁(バチカン)の「和解」を演出する狙いがあるが、英国ではカトリック教会の児童虐待に対する抗議活動も行われ、歓待、対立ムードが複雑に交錯した。

 法王はこの日、英スコットランド地方のホーリールードハウス宮殿でエリザベス女王と会見。このあと演説した法王は、ナチスドイツに勝利した英国の歴史的役割をたたえる一方、「英国はより近代的で多文化的な社会に変化しようと努力しているが、尊敬すべき伝統的な価値観を保つことを望む」と、「過激な世俗化」の流れに警鐘を鳴らした。

 英国の国教徒は2600万人、カトリック教徒は500万人とされる。1982年、反共産主義と東欧の民主化を支援した前法王の故ヨハネ・パウロ2世が英国を非公式に訪問した際には、熱烈な歓迎を受けた。

 今回はしかし、「カトリックが英国で受け入れられ、これからも発展していくことを実感できる」(バーミンガム教区カトリック教会の神父)という声もあるものの、児童虐待に目をつぶった疑いも取りざたされる現法王に向けられる視線は冷たい。

 英国各地で法王を迎えて開かれる集会の参加者は、当初の予想を2〜3割も下回る見通しだ。緊縮財政を強いられる英国民には、公式訪問に1200万ポンド(約16億円)もの税金が使われることへの反発も根強い。

バチカンは英国教会との和解を機に宗派間の結束を強め、欧州でのキリスト教離れや人工中絶、同性愛容認などの世俗化の流れに歯止めをかけたい考えだ。しかし、英国の識者約50人が15日付の英紙ガーディアンに投稿し、「避妊具配布に反対し、同性愛者や性転換者に平等な権利を認めない法王に、国賓の名誉を与えるべきではない」と公式訪問に異を唱えた。

 英国とバチカンの関係は複雑だ。ヘンリー8世(1491〜1547年)の離婚をローマ法王が認めなかったため、ヘンリー8世は1534年にローマ・カトリック教会を離脱し、英国教会を設立し、自らその長になった。今でも、カトリック教徒と結婚した者は王位を継承できないという厳しい定めが残っている。

 英国教会では同性愛の聖職者や女性主教の是非をめぐり意見が対立し、カトリックへの改宗を希望する教徒が増えた。このため法王は昨年11月、英国教会の典礼を維持したまま改宗できるよう使徒憲章を改めた。

 法王は訪英中、英国教会からカトリックに改宗した故ジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿(1801〜90年)に祝福を与える。これに対し、英国教会内には「保守派の取り込みを狙っている」と警戒する声もある。

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