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科学は愛ですコミュの問題を視覚化する

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■数をたどる
(Running the Numbers:9月23日英語版配信分)


http://globetrottergirl.blog58.fc2.com/blog-entry-300.html
[GlobetrotterのハーバードMBA日記]
アメリカを飛ぶ飛行機の中で1日に使われるプラスチックカップの数は400万個。

アメリカのコーヒーショップなどで1日で使われる紙コップの数は4000万個。

アメリカでは30秒ごとに10万6000個のアルミ缶が消費される。

アメリカでは1時間ごとに250万本ものペットボトルが消費される。

1年間に喫煙が原因で死亡するアメリカ人は40万人。

1年間に豊胸手術を受けるアメリカ人女性の数は34万人。


これらはすべて社会問題となっていることだが、こんな大きな数字を聞いてすぐに頭の中でイメージできるだろうか?
どれだけシリアスな問題か感覚として分かるだろうか?

数が大きすぎてほとんどの人は現実問題としてはなかなか感じにくい。
感覚が麻痺して、憤りも感じなくなってしまう。

問題だとわかってはいても、生々しい感情が湧いてこないから、進行を止めるために行動を起こそうという気にはなかなかならない。
感覚的に感じられることでないと、人間は行動を起こしにくいものなのだ。

では、どうにかして、今世界中でおきているこのような社会問題を人間がもっと感覚的に、そして感情的に認識できるようになれないだろうか。
アートの力で人々の認識を変えられるようになるのではないだろうか。

そう信じてアートを通して人々に訴えかける活動をしているアーティストがいる。
それがChris Jordan。

彼の個展およびトークショーがボストンのMuseum of Science(科学博物館)で行われたので、知り合いと一緒に参加してきた。私の知り合いが以前彼のスピーチを聞いて、かなり感化されたので、「絶対にこれは見るべきだよ」と勧めてくれたのだ。

彼の作品は非常にユニークで、奥が深い。

例えば、先ほどのペットボトルの話。
アメリカ人は1時間で250万本ものペットボトルを消費している。
それをアートで表現するとこうなる。(写真左)

これを近づいてよーく見ると、こうなっている。そう、ペットボトルのごみの山。全体で250万本がこの作品の中に描かれている(写真を使ったコラージュ)。 → (写真中)

全体を見て、「あ、250万本ってこんななんだ」と感覚として認識できるようになる。

もうひとつの例。
アメリカでは毎時間ごとに240万個のプラスチックの破片が海に放出されている。
それをアートで表現するとこうなる。 (写真右)

これをズームインすると、一つ一つのプラスチックが見える。これが240万個あるのだ。

(続きは こちら → http://globetrottergirl.blog58.fc2.com/blog-entry-300.html

  『Running the Numbers』
   http://www.theglobalintelligencer.com/december07/chrisjordan.php



  ●プラスチックボトル,2007年
   米国で使い捨てられるブラスチック製の飲料用ボトル、5分毎に200万個

  ●紙袋,2007年
   米国で利用されるスーパーマーケットの紙袋、1時間毎に114万個

  ●携帯電話,2007年
   米国で廃棄される携帯電話、一日当たり42万6千個

  ●事務用紙,2007年
   米国で使用される事務用紙、5分毎に1500万枚

  ●空き缶で描いたスーラーの絵画,2007年
   米国で使用されるアルミニウム缶、30秒毎に106,000個

  ●デナリ山
   2004年当時、サーブ車“GMC・ユーコンデナリ”が販売された台数、6週間毎に24,000台に相当するロゴ

  ●ベン・フランクリン,2007年
   米国政府がイラク戦争に費やした金額、1時間毎に1250万ドル

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