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科学は愛ですコミュのアメリカの戦争犯罪の結末-ファルージャの癌罹患率は広島よりひどい

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ファルージャでのガン発生率が急増していることが科学的研究によって明らかに
 − 劣化ウラン弾を使用か
(Scientific study shows soaring cancer rates in Fallujah; DU suspected
:7月28日英語版配信分)


http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/--5085.html
[マスコミに載らない海外記事]

2010年7月23日

イラクの都市ファルージャは、2004年末のアメリカ軍による虐殺の恐ろしい結果を苦しみ続けている。


新しい研究、“イラク、ファルージャ、2005-2009における癌、乳児死亡率と出生時性比”の著者によると、ファルージャの住民は,1945年、アメリカの原子爆弾投下によって、灰にされた日本の都市広島と長崎で何年も後に被爆者について記録されているものより高い、癌、白血病、乳児死亡率、性的変異の高い率を示している。


International Journal of Environmental Studies and Public Health (IJERPH)に掲載された疫学調査は、ファルージャにおける、こうした病気の罹患率が、近隣諸国より何倍も高いことを見いだした。


バグダッドから約69キロ西にある都市、ファルージャへの攻撃は、現代最も恐ろしい戦争犯罪の一つだ。嘘を基にしかけられた、新植民地主義的略奪戦争である、アメリカが率いるイラク占領に、住民が反抗した後、ワシントンは、スンナ派が多数の都市を見せしめにしてやろうと決断した。これは“見せしめ”あるいは“集団的”懲罰と呼ばれているが、戦争法によれば、違法だ。


この都市の、新たな公衆衛生に関する研究は、長らく疑われていたことを証明してくれた。攻撃に用いられた武器において、効力を強化すべく砲弾に用いられた放射性物質、武器武劣化ウランを含んでいる武器の高い比率。


2010年1月と2月に行われた711軒、4,843人の調査で、著者クリス・バズビー、マラク・ハムダン、エンテサル・アリアビと研究者のチームは、5年前の米軍攻撃以来、癌罹患率が四倍に増えたこと、ファルージャの癌の形は、放射性降下物の強い放射能にさらされた、広島と長崎の原爆被災者にみられるものと似ていることを見いだした。


ファルージャでは、エジプト、ヨルダンや、クウェートの住民よりも、白血病の率が38倍高く、小児癌の率は12倍高く、乳ガンは10倍以上多くみられる。大人のリンパ腫と脳腫瘍のレベルが増えていることも報告された。1,000人の新生児に対し80人という、ファルージャの乳児死亡率は、エジプトやヨルダンより5倍以上高く、クウェートより8倍高い。


2005年以降、ファルージャでは、生まれる女の子の比率が、際立って急増している。普通の住民の場合、女の子1000人に対し、男の子は1050人生まれる。ところがアメリカの攻撃から四年間たったファルージャで生まれる子供では、女の子1000人に対し、男の子は860人しか生まれないという比率だ。この変化は、1945年のアメリカ原爆攻撃後、広島でみられた性比と似ている。


もっともありそうな性比変化の原因は、研究者たちによると、重要な変異原性事象の影響であり、アメリカ兵器に含まれる劣化ウラン利用が原因である可能性が高い。男の子にはX染色体は一つしかないが、女の子にはX染色体が二つあり、遺伝子損傷による、一染色体の損失を吸収することができる。


“これは異常で、驚くべき結果です。”アルスター大学の分子生命科学教授で、独立した環境調査団体グリーン・オーディットの科学研究所長のバズビー氏は語っている。“このような影響をひき起こすには、攻撃が行われた2004年に、何か極めて重大な変異源の被爆が起きたに違いない。我々は早急に、原因物質が何であったのか見いだす必要がある。多くの人がウランではないかと推定しているが、更に調査し、地域のサンプルを独自に分析しない限りは、確実だとは言えない。”


バズビーは、イタリアのテレビ局、RAI 24で、こう語っている。ファルージャにおける放射線に関係した病気の“極端な”増加は、1945年のアメリカによる原爆攻撃後の広島と長崎の住民にみられたよりも、より大きいのです。“これは劣化ウランによってひき起こされたのだと思います。”と彼は言う。“関連しているに違いありません。”


アメリカ軍は、使用済み核燃料としても知られている、劣化ウランを、密度が鉛の二倍あるために、徹甲弾や弾丸に利用している。ところが、こうした砲弾が標的に命中すると、40パーセントものウランが、爆発した地域で、微細な粒子の形で放出されてしまう。ウランはそのまま何年も残り、容易にヒトの血流に入りこみ、リンパ腺にとどまり、影響を受けた成人の精子と卵子の中で生成されるDNAを攻撃し、結果的に、次世代の深刻な出生異常をひき起こす。


この研究は、ファルージャにおける、乳児死亡率の激増、出生異常、癌を示す最初の体系的な科学的証拠である。


2009年10月、数人のイラクとイギリスの医師たちが、国連に、ファルージャにおける放射能に関係した病気の急増に対する調査を要求する書簡を書いた。


“イラクのファルージャに暮らす若い女性は、頭が無かったり、頭が二つあったり、おでこに目が一つだったり、うろこ状の体や、四肢が無かったりというひどい奇形で生まれる新生児の数が増えているため、子供を産むのを恐れている。更に、ファルージャの幼児は、今、恐ろしい癌と白血病を患っている。…


“2009年9月、ファルージャ総合病院では、170人の新生児が生まれたが、24パーセントは生後七日間の間に亡くなった、死んだ幼児の何と75パーセントは、奇形に分類されている。…


“特に、ファルージャの医師は、前例がないほど多くの出生異常に直面しているのみならず、早産も2003年以後、大幅に増加したことを指摘している。しかし、何よりも気掛かりなのはファルージャの医師が言う通り‘生き残れた幼児のうちのかなりの人数が、後に深刻な身体障害を発症し始めています。’” (“アメリカ軍に破壊されたイラクの都市における出生異常の急増”英文・参照)


アメリカ軍の行動と結びつく奇形や他の病気の、いかなる急増を証明する研究は皆無だと断言して、ペンタゴンはこの報告に反論した。“環境問題が特定の健康問題をひき起こしていることを示す研究は存在しない”とある国防省広報担当官は、3月、BBCに語っている。とはいえ、研究が皆無なのは、主として、ワシントンとその傀儡バグダッド政権が妨害しているためだ。


“ファルージャにおける癌、乳児死亡率と出生時性比”の著者によると、イラク当局は彼らの調査を駄目にしようと試みたという。“質問票調査が完了して間もなく、質問票調査がテロリストによって行われており、質問票に答えたり、管理したりする人々は、逮捕される可能性があると、イラクTVが放送したといわれている”とこの研究は報じている。


ファルージャの住民に対し、アメリカ帝国主義が犯した暴虐の歴史は、2003年4月28日、米軍兵士が、地元の学校を米軍基地に転用するのに反対する約200人の群衆に無差別射撃をしてはじまった。いわれのない攻撃で17人が殺害され、二日後、アメリカ兵士が、この殺害に反対するデモに発砲し、更に住民二人を殺害した。


これが大衆の怒りに油を注ぎ、ファルージャは、スンナ派による反占領レジスタンと、アメリカによる報復の中心となった。2004年3月31日、怒った群衆が、戦争犯罪に相応の責任を持っている民間警備会社ブラックウオーターUSAの車列を止めた。四人のブラックウオーター社傭兵が車から引きずり出され、殴打され、焼かれ、ユーフラテス河に架かる橋に吊された。


アメリカ軍は、そこで、この都市を制圧してやると約束したが、ある匿名将校は、都市は“戦場”と化するだろうと語っていた。ところが、数千人の海兵隊員が参加したオペレーション・ヴィジラント・リゾルブは、2004年5月、アメリカ軍が包囲をあきらめて終了した。圧倒的な軍事的優位に対するファルージャ住民の勝利をイラク中が祝賀し、世界中が注目していた。


ペンタゴンは、2004年11月、反撃に打って出た。市は包囲され、市内に残った全員が敵性戦闘員と見なされ、世界史上、最も重装備した殺人マシンの格好の標的となった。AP通信は、自分の家族と一緒に、町から逃れようとした男たちが、大虐殺の場へと追い返されたと報じた。


攻撃で、アメリカ軍は、化学物質の白リンを大量に使用した。建前上は、戦場を照明するためにだけ使用されるのだが、白リンはひどい、往々にして、致命的な傷をひき起こし、建材や衣類を焼き、更に、皮膚を、そして骨を蝕む。この化学物質は、民間人が隠れている建物の酸素を消費し尽くすためにも使用された。


住民に報復したいというワシントンの願望は、殺害した“武装集団”(1,400人)と、囚人として生きたまま捕虜になった(1,300-1,500人)人数がほぼ同数というアメリカ軍報告という事実によって示されている。ある時、NBCニューズは、ある米兵士が、負傷して不自由なイラク人を殺害するビデオ映像を放映した。後の海軍の調査で、この海兵隊員の行動は正当防衛だということになった。


10日間の戦闘で51人のアメリカ兵が死亡した。殺害された住民の本当の人数は不明だ。攻撃前のこの市の人口は、425,000人から600,000人の間だと推定されている。現在の人口は250,000人から300,000人と考えられている。何万人もの人々が、大半が女性と子供だが、攻撃の前に脱出した。市内の建物の半数は破壊され、その大半は瓦礫と化している。


イラクの大半と同様、ファルージャは瓦礫のままだ。最近のプロジェクトof国連人道問題調整部、IRIN報告書によると、ファルージャは、攻撃から6年後の今も下水設備がなく。“排泄物は道路にあふれ、飲料水に入り込んでいる”と報告書は書いている。“ファルージャ総合病院院長アブドゥル-サッタル・カドゥム・アル・ナワフは、下水問題が住民の健康に被害を与えていると語っている。住民たちは、ますます下痢、結核、腸チフスや他の伝染病に感染するようになっている。”


アメリカ攻撃の残虐さは世界に衝撃を与え、ミライ、サブラ・シャティラ、ゲルニカ、南京、リディツェ、ウンデドニーを含む悪名高いリストに、ファルージャの名を加えることとなった。


他のこうした虐殺と違い、ファルージャに対する犯罪は、砲撃が止まっても、爆弾が投下されなく何ても、終わるものではない。


劣化ウランを大規模に使用するというアメリカ軍の判断は、“ファルージャの癌、乳児死亡率と出生時性比”によって、2004年には生まれていなかった世代の子供たち全員を汚染する残虐な行為でしかないことが証明された。


アメリカが、アフガニスタンにおける戦闘の大規模エスカレーションを準備する中、このファルージャ研究は時宜を得ている。アメリカのアフガニスタン作戦の元トップ、スタンリー・マクリスタル大将は、何よりもアフガニスタン武装反抗勢力に反撃しようとするアメリカ兵の手を縛っていた、というローリング・ストーン誌の特集記事を先頭とするマスコミの非難キャンペーンを受けて、先月更迭された。


マクリスタルは、元アメリカ中央軍司令官デービッド・ペトレイアス大将にとってかわられた。ペトレイアスは、武装反抗勢力と思われる敵に対し、非対称的な火力の使用を認める新たな交戦規則の骨子を示した。


ペトレイアスの後任の中央軍司令官には、2004年のアメリカによるファルージャ攻撃計画で重要な役割を果たした、ジェームズ“狂犬”マティス大将が着任した。マティス大将は殺人を大いに楽しむ人物で、2005年に公共の場で“やつらを撃つのは愉快だ.... なあ、本当に面白いぞ。”と発言している。

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