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科学は愛ですコミュのミトコンドリア病の遺伝阻む胚作製に成功、英チーム

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英国:男性1名と女性2名のDNAを含む「デザイナー胚」の作製に成功
(UK scientists have created "designer embryos" containing DNA from a
man and TWO:4月20日英語版配信分)

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2718724/5614828
[AFPBB News]
写真説明:米ウィスコンシン大学(University of Wisconsin)のウィスコンシン国立霊長類研究センター(Wisconsin National Primate Research Center)で実験準備をする幹細胞バンク、WiCell研究所(WiCell Research Institue)の研究員(2009年3月10日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP /Getty Images/Darren Hauck

【4月15日 AFP】男性1人と女性2人のヒトDNAを使い、遺伝性の難病「ミトコンドリア病」の予防に画期的なステップをもたらす胚(はい)の作製に成功したと、英ニューカッスル大学(Newcastle University)の研究チームが14日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表した。

 ミトコンドリア病は、母系で遺伝する「ミトコンドリアDNA」の変異が原因でさまざまな細胞の機能が低下する疾患。この遺伝子変異自体は約250人に1人にみられ、多くは疾患までには至らないが、約6500人に1人の割合で筋力の低下や難聴、心臓疾患、視力障害などが生じ、時には死に至る深刻な症状も引き起こす。

 研究チームは今回、不妊治療で余った卵子を利用し、異常のあるミトコンドリアDNAを正常なミトコンドリアDNAと置き換えられるかどうかを試した。実験では、培養皿上で受精後6〜8日が経過し、分割が進んだ「胚盤胞」と呼ばれる状態の受精卵を用いた。

 受精直後の卵は3種類のDNAを持つ。父親の精子から受け継いだ核DNAと、母親から受け継いだ核DNA、さらに母親から受け継いだミトコンドリアDNAだ。

 研究チームでは母親の卵子を使った受精卵から、2種類の核DNAを取り出した。一方で、ドナー女性の卵子を使った受精卵からも2つの核DNAを取り除き、正常なミトコンドリアDNAだけの状態にして、ここに母親の受精卵から取り出した2種類の核DNAを入れた。

 父親からの核DNA、母親からの核DNA、母親でない別の女性からのミトコンドリアDNAを獲得した受精卵に残る母親のミトコンドリアDNAは2%程度にとどまり、母系の遺伝子変異が受け継がれるリスクを大幅に減らすことができるという。(c)AFP

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