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科学は愛ですコミュの清潔すぎるのは皮膚に有害!? ブドウ球菌が皮膚の炎症を抑える!?

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子供にとって泥遊びは良い側面も
(Dirt can be good for children, say scientists:11月26日英語版配信分)

http://www.rda.co.jp/topics/topics4521.html
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◎遊んでいる子どもの手や顔が少々汚れていてもあまり気にしないほうがよいでしょう。清潔すぎることは、皮膚の回復力を損なうようだという示唆する研究結果が報告されました。

◎皮膚に棲む共生バクテリアが、私たちが怪我をしたときにおこる炎症を防ぐのに役立つ反応を引き起こすというのです。この細菌は、きり傷やすり傷に炎症が起きて腫れるという過剰な免疫反応を抑えるようです。

◎皮膚の正常な細菌叢には、真皮の下に存在しているときは炎症を引き起こすが、表皮の表面に存在するときは炎症を起こさずにいるブドウ球菌種が含まれます。

◎新しい研究は、皮膚表面に共生する無害なブドウ球菌の生産物が、皮膚の傷の炎症を抑制するという、これまで知られていなかったメカニズムを明らかにしました。

◎この結果は、幼児期早期の細菌への露出が、アレルギーを防ぐように身体に準備させるという「衛生仮説」を説明すると言います。

◎多くの専門家が、先進国における最近のアレルギーの増加は、私たちの清潔への強迫観念によって起きていると考えています。

◎米国のカリフォルニア大学サンディエゴ校の医学部の教授のリチャード・ガロ(Richard L.Gallo)氏らが、Nature Medicine誌電子版に22日付で発表しました。

◎ブドウ球菌として知られている一般的な細菌種は、肌に炎症を引き起こす連続する出来事の重大なステップを妨げることを、ネズミ(マウス)と人間の細胞の研究で明らかにしました。

◎これは、この無害バクテリアが作るリポタイコ酸またはとLTAと呼ばれる分子が、ウイルスを認識する細胞表面受容体のToll様受容体3(TLR3)を通して、選択的に、皮膚の外側の層の主な細胞であるケラチノサイトに作用することによっておきます。

◎この研究者は、初めて、負傷後におきる通常の炎症において TLR3の活性化が必要であり、ケラチノサイトが TLR3に炎症性サイトカインをリリースして損傷細胞に応じるように要請することを発見しました。

◎ブドウ球菌によって生産された LTAは、皮膚のケラチノサイトを監視して、ケラチノサイトが攻撃的な炎症反応を仕掛けるのを抑制します。

◎ LTAは、ケラチノサイトの炎症性サイトカインの放出と負傷によって引き起こされた炎症の両方を抑えます。

◎「この研究の重要な意味は『衛生仮説』を理解するための分子ベースを提供して、これまで分かっていなかった傷の修復応答の要素を発見したということです。これは炎症性皮膚疾患の新しい治療アプローチを開発するために役立つでしょう」とガロ氏は語っています。

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