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科学は愛ですコミュのお手玉が脳を強化する!!

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■お手玉が脳をパワーアップする
(Juggling increases brain power:10月14日英語版配信分)

http://www.rda.co.jp/topics/topics4448.html
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◎お手玉のような複雑な動作を訓練することが、脳に構造変化をもたらして、脳機能を向上させるようです。

◎複数のボールをお手玉のように操るジャグリングに初めて挑戦して練習することが、脳の白質に構造変化を起こして、ボールをキャッチするのに必要な動作に関与する、脳の領域の神経細胞の接続性を向上させました。

◎何であれ、新しい技能を練習することは、技能の習得に関係なく、脳に良い変化をもたらすようです。

◎脳の白質は、神経細胞の間の電気的信号を操作して脳の異なった領域を接続する、長い神経線維の束で構成されます。一方、脳の灰白質は、脳内の情報処理と計算を行う神経細胞体から成ります。

◎以前の研究で、新しい経験と学習が、脳の灰白質に変化を起こすことが示されていましたが、今回初めて、白質においても変化が起きることが分かりました。

◎イギリスのオックスフォード大学の臨床神経学部門のハイジ・ヨハンセン-バーグ(Heidi Johansen-Berg)氏らの研究が、Nature Neuroscience誌電子版に11日付で掲載されました。

◎この研究者は、新しい課題や技能を学ぶとき、健康な大人の脳の白質に変化が起きるかどうかを調べました。

◎研究者は、ジャグリングの経験のない健康な大人を 24人ずつの2グループに分けて、6週間、1つのグループだけに毎週1回のジャグリングの訓練を行って、さらに毎日30分間の練習を行うように指示しました。

◎研究者は、6週間の訓練の前後に、両方のグループの人々の脳をスキャンしました。

◎ 6週間のジャグリングの訓練後に、技術のレベルは様々でしたが、ジャグリングの訓練を受けた全員が、少なくとも、3個のボールを 2サイクル回すことができるようになりました。中には、5個のボールを操って、他のトリックをできる者もいました。

◎ジャグリングを練習した全員に、脳の白質の変化が見られました。頭頂間溝と呼ばれる脳の後部領域で、白質が 5パーセント増加しました。この変化は、視覚の周辺の眼で見たものに「到達してそれを掴む」という反応に関係する脳領域で起きていました。

◎この変化の大きさは、達成した技術のレベルよりも、トレーニングや練習を費やした時間によると示唆していると、この研究者は報告しています。

◎研究チームは、今回、脳を観察する新しい手法である拡散MRIを使用しました。拡散MRIは、脳の組織内の水分子の動きを測定して、個人の間か、時間の経過における、白質の解剖学的特徴を比較できます。

◎ヨハンセン-バーグ氏は「MRIは、脳の構造を測定する間接的な方法なので、人々が学習するとき、何が変わっているのかを正確に確認することはできません。今後の研究で、これらの結果が神経線維の形か数、または神経繊維を囲む絶縁ミエリン鞘の成長における変化を反映するかどうかを調べることになるでしょう」と語っています。

◎また、「もちろん、これは、脳を改善するために、すべての人々がジャグリングの訓練を始めるべきであるという意味ではありません」と語っています。「私たちは、人々が学ぶための複雑な新しい技能ということでジャグリングの訓練を選んだだけです」。

◎さらに「『使わなければ駄目になる』という考え方があります。散歩やクロスワードを行うなど、方法は何であれ、脳を動かし続けることは良いことです」と続けています。

◎この研究結果は臨床応用の可能性がありますが、まだ時間がかかりそうです。最終的に、多発性硬化症などの治療法に新しい開発に役立つかもしれないと、ヨハンセン-バーグ氏は述べています。

10/13/2009

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