ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジにあるAnomalistic Psychology Research Unit(特異的心理学研究部門)の研究者、Julia Santomauro氏とChristopher C. French氏は以下のように書いている。「この研究は、睡眠麻痺はREM(急速眼球運動)睡眠、特に、入眠期REM睡眠と強く関係していることを示唆している。睡眠麻痺の要因になるのは、シフト制の仕事や時差ボケ、不規則な睡眠習慣、過労、睡眠不足などが考えられる。これは、こうしたことが睡眠と覚醒のサイクルを乱し、『入眠期REM睡眠』を起こすから、という可能性がある」