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科学は愛ですコミュの人は「年を重ねるにつれてさらに幸せになる」

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ラエルのコメント:高齢者は、残された時間が多くはないこ
とを知りつつ、実際に仕事をする必要がなくて人生を謳歌する自由がある、
ということがこの幸福の最大の理由のひとつです。

(People 'get happier as they age':8月9日英語版配信分)
 http://www.rda.co.jp/topics/topics4339.html

◎ほとんどの人々が、 90 代半ばまで、年をとるにつれて幸福になっていくと、心理学者が報告しています。

◎病気や健康、収入、社会的立場の変化にも関わらず、人生の最晩年は人生の黄金期となる傾向があるようです。

◎米国のカリフォルニア大学アーバイン校のスーザン・トルク・チャールズ(Susan Turk Charles PhD)氏が、米国心理学会の117回年次総会で発表しました。

◎「高齢者は、一般に、残りの時間を大いに利用するために、悲しいかストレスの多い状況を避けることを学んでいます。若い人々は見習うべきでしょう」とチャールズ氏は述べています。

◎チャールズ氏らは、感情と加齢に関する利用可能な研究をレビューすることによって、認知症関連の病気の人々を除いて、加齢に従って、精神的な健康状態が向上することがわかったといいます。特に、3 つのグループの人々で、人生の異なる段階を評価した 23 年間の研究は、加齢とともに、感情的な幸福が増すことを発見しています。

◎ある研究は、高齢の人々は、若い人々より、人物批判を聞いた後の立ち直りが早いと報告していました。若い人々は批判的なコメントに関心が集中して、批判の元の情報を求めますが、高齢の人々は批判についてあれこれ考えることが少なく、その応答も、若い人より批判的はありません。

◎また、高齢になるほど、感情の制御とバランスをとることがはるかに上手くなることもわかりました。

◎スタンフォード大学心理学部教授のローラ・カルステンセン(Laura Carstensen)氏らの研究結果は、この理由を示唆しています。

◎カルステンセン氏らは、 18 歳から 90 年代の半ばまでの年齢の人々に様々な実験を行いました。さらに感情状態の日誌をつけてもらいました。この結果、高齢者は、若い人々より、しつこく続くネガティブな感情を経験することが少ないことがわかりました。

◎この研究は、高齢の人々は、人生の残りの時間が短くなっていくことへの意識が増加することを示しています。

◎そのため、高齢の人々は自分を不幸にする状況を避けようとしす。また、ストレスの多い状況を避けるのために、他者の意志を学び理解するために多くの時間をもとうとします。

◎また、カルステンセン氏とチャールズ氏は、加齢とともに社会的関係の重要性が増すと述べています。これまでの研究が、人間関係の質が、脳の情報処理の方法とストレスへの生理的応答に影響を及ぼすことを明らかにしています。

◎例えば、チャールズ氏は、強い社会ネットワークを持っていた人が、そうでない人より、認知機能障害のリスクが 60 パーセント低下することを示した 1,000人以上のスウェーデン人を対象とした最近の研究を紹介しています。

◎また、加齢に従って知力が低下するように見えるが、実はそうでない場合もあると、トロント大学のメレディス・ダネマン(Meredyth Daneman)氏は注意しています。若者を高齢者とを比較した認知機能と聴力の一連の研究から、高齢者の話し言葉を理解する能力の衰退の多くが、頭脳の機能の低下より、むしろ聴力の衰退の結果であることがわかったのです。

◎最後に、カルステンセン氏は、若い人々に対して老後の用意を始めるために次のようなアドバイスをしています。目前の数年を徹底的に楽むことから健康で幸福な 100 年を生きる方法を思い描いてください。そして、家庭や趣味、食習慣などの望ましい環境を設計しましょう。また、あなたの時間と資源を配偶者、子ども、仕事だけに費やすことなく、あなたの専門性と活動を多角化させてください。そして、人生の黄金期を手に入れてください。

8/8/2009

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