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科学は愛ですコミュの元気な受精卵は呼吸が活発 不妊治療の成績向上に期待

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http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009011501000097.html

 不妊治療で体外受精をする際、活発に呼吸している受精卵を選んで母体に移植すると、妊娠率を高められそうだとの研究を、セント・ルカ産婦人科(大分市)の宇津宮隆史院長と阿部宏之山形大准教授(生殖生物学)らのチームが15日までにまとめた。

 妊娠につながりやすい受精卵の選択は、患者の負担を減らすためにも重要だが、従来は見た目のきれいさで判断するしかなかった。今回、呼吸量も判断に加えたところ、妊娠率は見た目だけで選んだグループの1・5倍だったという。

 チームは昨年11月の米生殖医学会で発表、「注目すべき成果」として学会賞を受けた。

 阿部准教授は、受精卵が消費する酸素量を、受精卵を傷付けずに測定できる装置を開発。これを日本産科婦人科学会の承認を得て、セント・ルカ産婦人科で使用した。

 不妊患者計41人を2グループに分けて検討した結果、受精卵の細胞が均等に分割しているなど、形状の良さだけで選んだ受精卵を子宮に戻した21人では、妊娠は8人(38%)だったのに対し、受精卵の呼吸量が、過去のデータから算出した平均値より多いことも選択基準に加えた20人では12人が妊娠(60%)、1・5倍の妊娠率になった。

(2009年1月15日 中日新聞)

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