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科学は愛ですコミュの冬の医学神話の真実!! 赤いポインセチアには毒がある!?

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(Winter medical myths 'debunked':12月19日英語版配信分)

クリスマスを彩る赤いポインセチアには毒がある、そんな話を聞いたことが
あるのではないでしょうか。

クリスマスから年末年始のホリディシーズンに関連して、人々が信じている
有名な 6 の神話に根拠がないことを研究者が明らかにしています。

米国のインデアナ大学医学部のアーロン・キャロル (Aaron Carroll)とレイ
チェル・ブリーマン(Rachel Vreeman) 氏が、British Medical Journal 誌
12月号に発表しました。

同じ研究者が、昨年も同誌に、医師さえも信じていた一連の医学的神話に根
拠がないことをレポートしています。七面鳥は眠気を誘う、薄暗がりはあな
たの視力を低下させる、一日に 8 杯以上の水を飲むと良い、というような
伝説に根拠がないことを明らかにしました。

最新の神話も、一般の人々と多くの医師によって信じられているといいます。
医師と一般の人々の両方が、時々、身体に関する真実ではない信念をもって
います、と研究者は述べています。

しかし、医学研究文献を調査した結果は、神話が本当でないか、または証拠
を欠いていると示しています。広く信じられている医学的な信念さえ、精査
するか再検討を必要としているといいます。

1. 二日酔いは治すことができる

研究者がインターネットで検索すると、アスピリンからバナナ、水まで、二
日酔いを治療すると主張する無限の方法がみつかりました。


民間療法から代替医療まで、多くの研究がおこなわれていましたが、二日酔
いを予防するか治療する方法はどれも、有効であることを示すエビデンス
(科学的証拠) がみつかりませんでした。

二日酔いはアルコールの飲みすぎが原因なので、二日酔いを確実に避ける唯
一の方法は酒量を抑えるかまったく飲まないことだといいます。

2. ポインセチアには毒がある

ポインセチアは、多くの人が毒であると信じています。

しかし、ほんとうは、ほとんど無害です。

米国中毒情報協会センターに報告された 2万2793 件のポインセチア露出例
で、死亡例はなく 96 パーセントは医療治療を必要としませんでした。

さらに、ネズミ(ラット)に、ポインセチア葉溶液を、人間で 500 〜 600
枚の葉に相当するだけ与えた研究は毒性を発見しませんでした。

3. 頭から身体の熱は逃げる

身体の熱の大部分が頭から失われているので、皆、冬に帽子をかぶるように
アドバイスされます。実は、 2 人の研究者はこの神話を信じていました。

これは、元々、帽子無しの北極用サバイバルスーツを着た人々が、頭から体
温の大部分を失ったという古い軍事研究から生まれた神話であるようです。

生存のための米国陸軍マニュアルは、およそ 40 〜 45 パーセントの体温が
頭から失われているので、寒期には帽子をかぶることを勧めていることを研
究者は発見しました。

しかし、頭だけが熱の損失に関して特別ではありません。水泳着だけを着て
実験したなら、頭からの体温の損失は 10 パーセント以上にならないだろう
といいます。

結論は、身体の覆われていない部分のどこからでも熱を失うということです。
これが、身体の他の場所がすべて覆われていても帽子をかぶることが大切で
ある理由です。

4. 夜遅くに食べると太る

クリスマスシーズンの増量を避けるために、夜遅くに食べるのを避けるよう
にアドバイスされます。食べてすぐ寝るとカロリーを消費できないというの
が理由です。

スウェーデンの研究は、肥満の女性は夜おそくに食べる傾向があることを発
見しましたが、一般に彼女たちは食事量が多いこともわかりました。また
2500 人以上の患者の研究は夜食と増量に関係を発見できませんでした。

これらは夜間に食べることが肥満を引き起こすことを意味しません。結局、
一日のどの時間でも必要カロリー以上に食べることは体重を増やします。

5. 砂糖は子どもを落ち着きのない子にする

クリスマスは甘いお菓子がつきものですが、欧米では砂糖が子どもを落ち着
きなくして異常に活動的にすると信じられています。

しかし、砂糖が子どもを過活動にする心配はないと、研究者は、砂糖を食べ
た子どもと食べていない子どもの間で行動に少しの違いも検出できなかった
12 の無作為化対照試験を研究者は示しています。

子どもが注意欠陥多動性障害の診断を受けていたか、または砂糖に過敏であ
るといわれていても、加砂糖か無砂糖の食事を食べたか否かに関わらず、行
動に違いはありませんでした。

一方、両親は、子どもが砂糖を食べたと告げられると、本当は食べていなく
ても、子どもをより落ち着きがなく異常に動き回ると評価する傾向がありま
した。

6. クリスマス休暇に自殺が増加する

このシーズンは家族機能不全や孤独の増加、暗い寒い季節の冬季うつ病など
の組合せが、自殺を増加させると考えられています。たしかに一部の人々に
とってつらい季節かもしれませんが、自殺のピークとなるというエビデンス
はないと研究者はいいます。

世界の自殺数は、一年のなかでも暖かくてお天気の良い期間にピークに達す
るといいます。


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http://www.rda.co.jp/topics/topics3999.html

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