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科学は愛ですコミュの国際観測グループ、太陽系外の複数の惑星の直接撮影に初成功

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(Exoplanets finally come into view:11月14日英語版配信分)

【Technobahn 2008/11/14 19:30】ハワイのジェミニ・ノース天文台とケッ
ク天文台を使った観測により太陽系外の恒星を回る複数の惑星の直接観測に
史上初めて成功していたことが13日、米科学雑誌「サイエンス」に掲載され
た論文により明らかとなった。

この観測に成功したのはカナダのヘルツバーグ天体物理学研究所のクリスチャ
ン・マロイス(Christian Marois)博士を中心する国際観測チーム。観測チー
ムはジェミニ・ノース天文台およびケック天文台の観測機器を用いることで
地球から128光年離れたペガサス座の近くにある恒星「HR 8799」の観測を実
施。その結果、「HR 8799」の周りを回る3つの惑星の直接観測に成功した。

観測チームではこの「HR 8799」の観測によって撮影された惑星の一つは質
量が木星の5〜13倍、最小の惑星が主星に最も近く、最大の惑星が最も遠い。
太陽系にある外惑星の大きさの関係と概ね類似するこの大きさの関係は、そ
れらの惑星が主星の回りを回転するガスや塵からなる粒子の降着円盤から形
成されるというシナリオを支持するものとなっていると説明している。

観測チームでは、この天体系はまさに太陽系の外惑星の大型版であるとし、
「HR 8799」が太陽と同程度の明るさであれば、それら惑星と主星との距離
は土星・天王星・海王星といった惑星と太陽との距離と同等であるとも推測
している。

太陽系外の惑星の直接観測は今年の9月、ハワイのジェミニ天文台の観測チー
ムも太陽系から500光年離れたさそり座の近くにある恒星「1RXS
J160929.1-210524」の惑星の観測に成功していた。

同じ、「サイエンス」にはNASAのハッブル宇宙望遠鏡を用いた太陽系外惑星
の直接撮影の別の論文も掲載。「サイエンス」に掲載された解説記事では、
補償光学系技術の進歩により従来の技術では困難だった太陽系外惑星の直接
撮影が可能となったと説明している。


[Technobahn]
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200811141930

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