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科学は愛ですコミュの「頭の良くなる」たんぱく=マウス実験で確認−循環器病センター・大阪

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http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008102000816

 脳内で分泌され、神経細胞同士のつながり(シナプス)の形成などを推進するとされるたんぱく質が、学習能力や記憶力の向上にも関与していることを、国立循環器病センター研究所の柳本広二脳血管障害研究室長らのグループがマウスを使った実験で突き止め、20日までにオランダの医学誌「ブレインリサーチ」で発表した。

 柳本室長らは、胎児期に神経細胞の分化や成長を促し、脳の成長後にはシナプス形成を推進するたんぱく質「BDNF」に着目。遺伝子操作で作ったBDNFの多いマウスと正常なマウスを使い、学習や記憶の能力を比較した。

 縦60センチ、横90センチ、深さ20センチの実験用プールを使い、マウスが泳ぎながらプール対岸の水中に置いた10センチ四方の足場を見つける所要時間を5日間で比較した。

 その結果、最も差が大きかったのは、正常なマウスが2日目で平均111秒だったのに対し、操作マウスは43秒だった。取り除いた足場の元の場所を記憶だけで探すテストでも、操作マウスの方が多い回数たどり着き、「頭の良さ」を発揮した。

 柳本室長は「BDNFはアルツハイマー症や血管性認知症の予防にも効果がある。適正な食事や運動でBDNFが増加するとの報告もあるので、今後、安全で効果的な予防法の発見ができるかもしれない」と話している。

(2008年10月20日 時事通信)

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