科学は愛ですコミュのアルゼンチン大統領、薬物使用の非犯罪化を要求

（Argentine president calls for decriminalization of drug use：8月4日英語版配信分）

今週、大統領 Cristina Fernandez de Kirchnerは、個人薬物使用の非犯罪
化と密売人やディーラーの厳重な取締りの要求を繰り返した。彼女は、アル
コール、タバコ、向精神薬、非合法ドラッグの消費量の国際調査の会議にお
いて以下のように発言した。

「私は、ある依存症を持った者が、あたかも犯罪者や、迫害されるべき者だ
といわんばかりに、人々に容易に非難されることを好みません。」　

「迫害されるべき者は、モノを売る者、提供する者、不正取引する者である。」

世論調査において、アルゼンチン人の2％がコカインを使用していることが
分かるが、薬物の非犯罪化は薬物濫用につながると信じている人もいる。

それにもかかわらず、アルゼンチン政府は薬物非犯罪化の法律の今年中の国
会通過を後押ししている。

Anibal Fernandez, the minister of security and justiceは以下のように
言う。「消費者の非犯罪化は第二世代の人権を要求を含めるべきであるが、
同時に、誰も依存に陥ることないように、強い防止策も必要である。」

NYの薬物政策同盟の創設者で、常任理事であるEthan Nadelmannは、このよ
うな政策はヨーロッパや他のラテンアメリカでは採用されていると発言した。

心配しないでほしい、国会議員はマリファナ使用の刑罰を無くそうと考えて
いる。薬物所持の非犯罪化は不法薬物使用の増加とは関係が無い証拠が一般
的に示されている。

Nadelmannによると、数年前、当時のメキシコ大統領Vicente Foxは密売人の
取締りを組み合わせた薬物所持の非犯罪化を提案したが、ブッシュ政権から
の激しい反発により彼は退陣させられた。

ブラジルとコロンビアは注射による薬物使用者によるHIVの拡大に対抗する
ために薬物使用の非犯罪化の法律を通過させた。

基本的にこれらの人々を地下組織から助け出し、健全なシステムの中に導く
必要があることを政治家は認識している。とNadelmann氏は言う。

「これはラテンアメリカの国々で増えていき、政治的や裁判的な理由によっ
ても個人薬物所持の非犯罪化は推し進められ、時により大きな薬物密売人を
厳重に取り締まるためのイニシアチブと組み合わせられるだろう。」

大麻やその代替品の所持者にとって薬物所持や未成年犯罪によって逮捕され
た薬物中毒者を監禁することは　般的に両方の刑罰の減少を含んでいる。

この概念は、合衆国でも支持者が得られている。統計によると、3分の2のア
メリカ人が、初めて薬物使用を違反した者に懲役の代わりに薬物使用の治療
をすることを支持している。

水曜日、Barney Frankはアメリカ人が100グラム以下もしくは大体4分の1ポ
ンドのマリファナを運ぶことに対する刑罰を廃止する提案を発表した。

「人間活動の巨大な価値は政府が関知するものではない。余暇の過ごし方に
政府が関与するべきでないと私は考える」とFrank氏は連邦議会で発言した。

【翻訳：たかひろ】