ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

科学は愛ですコミュの他種のオスを利用して単性生殖を続けている魚

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(No sex for all-girl fish species:4月24日英語版配信分)

Amazon molly(アマゾン・モーリー、カダヤシの類) という魚は min-
now(ミノー) に似た見かけは何の変哲もない銀色の魚ですが、何年も科学
者達を悩ませてきました。というのも彼らはミノーとは違い同じ種類の魚と
デートをしません。通りすがりの他の種類の魚と交尾をし、しかもその子供
は「ダディー」の特徴は受け継がないのです。

アマゾン・モーリーの問題点というか優れている点は、すべてがメスだとい
う点です。彼らは繁殖のために他の種類のオスと関係を持つ必要があるので
す。しかしオスの DNA は子供に伝えられず母親の遺伝子だけが受け継がれ
るのです。

一般的に無性生殖によって生物が繁殖した場合何世代かを経るにつれ有害な
変化が遺伝子にあらわれます。結果的に繁殖に問題が生じ絶滅に到るのです。

コンピューターによる数理模型を研究している Edinburgh University(エ
ジンバラ大学) の科学者達はアマゾン・モーリーのケースについて分析調
査をしました。

彼らは数千年の世代交代の間に起こる遺伝子的変化のモデルを元にこの魚が
絶滅する時間を計算したのです。それによるとこの魚は過去70、000世
代以内に絶滅しているはずだという結果がでたのです。

科学者達は、今も元気に川で生き続けているこの魚たちは、遺伝子的に生き
残るための何らかの「トリック」を使っているのではないかと考えているの
です。一つの仮説として、この魚は遺伝子プールをリフレッシュするために
他の種類のオスから DNA を取り入れてりるのではないかと考えているので
す。

同大学の生物科学学部ドクターの Laurence Loewe 氏は、この魚は絶滅を避
けるためにトリックを使っているに違いないといいます。彼は DNA を取り
入れない場合どうなるのかを想定して計算してみたといいます。その場合2
0、000世代以内には死に絶えていたという結果になったのです。どれほ
どの頻度で DNA を挿入するのかまたどのような種類の DNA が必要なのかと
いった疑問点については今後研究していく必要があると彼は語ります。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

科学は愛です 更新情報

科学は愛ですのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。