科学は愛ですコミュのデンマーク紙、論争招いたムハンマドの風刺画を再掲載

ラエルのコメント：表現の自由を守る団結を素晴らしく示す
ものです。狂信的なイスラム諸国が自由諸国において行動を指図することは
許されるはずがありません。掲載していない他のすべてのメディアは、その
自由を明け渡す準備ができているただの臆病者です。私は世界のすべてのラ
エリアンたちに、風刺画の作者であるKurt Westergaard氏に対して支持を送
るよう求めます。

（Danish Muhammad cartoon reprinted：2月14日英語版配信分）

（ＣＮＮ）　偶像崇拝が禁じられているイスラム教の預言者ムハンマドの風
刺画を掲載し、国際的な論争を招いたデンマークの新聞が１３日、問題となっ
た風刺画を再掲載した。デンマークの治安当局が１２日、風刺画の作者を狙っ
た暗殺テロを摘発し、容疑者を逮捕したことを受け、事件の本質を明確にし、
言論の自由を守るためだと説明している。

問題の風刺画は、ムハンマドを１２通りに表現したもので、２００５年９月
にデンマーク紙ユランズ・ポステンが掲載した。この中には、爆弾の形をし
たターバンを巻いて導火線に火が付く姿のムハンマドも描かれており、イス
ラム教の過激派テロを想起させると批判を受けた。

この風刺画について、イスラム教団体などから非難が集中。これに対し、デ
ンマーク紙は翌２００６年にも「表現の自由」を守るためとして、風刺画を
掲載。これをきっかけにデンマークはイスラム教国の激しい反発を受け、デ
モが頻発し、同国輸出品のボイコット、外交公館の放火などを巻き起こす国
際問題となった。

風刺画の掲載からすでに２年が過ぎていたが、デンマークの治安当局が風刺
画作者の１人を標的とした暗殺テロを摘発。モロッコ系のデンマーク人１人、
チュニジア人２人の計３人が逮捕された。

暗殺テロの標的となった作者の１人は、風刺画を通じて預言者がテロを正当
化するために利用されていることを伝えたかったと語っていた。しかし、イ
スラム教徒の多くはその意図を理解せず、預言者ムハンマドをテロリストと
見なしたと思い込んでいると述べた。

また、「治安当局から暗殺テロ計画のことを聞いて、命の危険を感じた。で
も、その恐れは後に怒りに変わった。毎日、ごく普通に行動して生活してい
るだけなのに、その毎日の生活が怒りを買って脅かされてしまった」と話し
ている。

[CNN]
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200802130038.html