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自然療法・ケイシー療法研究会コミュの体に良い塩、良い水のはなし2

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岩塩の製品
塩はその昔、海であった土地が地殻変動により地中に埋まり海水の塩分が結晶化し地層となったものである。
岩塩採掘
イギリスやドイツでの地下の岩塩採掘
岩塩
塩はもとをただせばすべて海水由来である。岩塩の製法は溶解採掘法と、乾式採掘法に分かれる。
溶解採掘法は一度水に溶かし、煮詰めて塩を取り出す。
不純物が少なく欧米では食用として一般的に用いられる製法である。
一方、乾式採掘は直接掘り出す方法で、不純物が混じりやすく、また硬いので食用として適さない。


岩塩は
岩塩(がんえん、英:rock salt、halite)とは、鉱物として産する塩化ナトリウム(NaCl) 。
・結晶は等軸晶系(立方晶系)で、立方体のものが一般的である。鉱床からは層をなして産出する。このとき、同時に海水中から析出した塩化マグネシウムなどの他の塩類や石膏を伴うことが多い。・湿度の高い環境下では潮解が起こりやすい。・食品や工業原料、また美術品(彫刻素材やシャンデリア材料)として用いられる。・世界中で産出される岩塩の約半分はヨーロッパ、北米を中心に冬季間の融雪剤として使用される。
岩塩
海底が地殻変動のため隆起するなどして海水が陸上に閉じ込められ、水分が蒸発して濃縮された結果、塩分が結晶化、更に地層中で圧縮されたものである。通常無色か白色に近い淡い色をしているが、ヒマラヤで産出する濃い紫色をしたルビーソルトや、アンデス山脈で産出するピンク色のローズソルトなども知られる。
岩塩の結晶の色は、不純物によるものではなく、地層中で長期間にわたって放射線を浴びることによって生じた格子欠陥によるものが多い。歴史上では、イジリやテガーザなど西アフリカのサハラ砂漠中の塩鉱が知られ、サハラ交易によってガーナ王国、マリ帝国、ソンガイ帝国、オアシス都市などの経済的繁栄をもたらした。
天日製塩法
海水を塩田に引き込み、1〜2年程度の期間で塩田内の細分化された濃縮池を巡回しながら太陽と風で海水を濃縮していき採塩池で結晶化した塩を収穫する方法である(メキシコやオーストラリア・ヨーロッパの沿岸地域に多い)。尚、アメリカの一部の州や韓国では好塩菌混入などの問題から天日塩の直接の食用使用を制限ないし禁止している。海水から製塩するには、直接海水を煮詰めて食塩を得るより、一度、塩分濃度の高い塩水を作ってから煮詰めたほうが効率が良い。この濃い塩水を「鹹(かん)水」と言い、この作業を「採鹹(さいかん)」、また煮詰める作業を「煎熬(せんごう)」という。
オーストラリアの塩田
日本には年間約20万トンが輸出されている。
生産能力100〜110万トン/年、2005年頃までに160万トン/年まで増産予定塩田総面積約6,900ヘクタール
年間降雨量230〜300 mm
年間蒸発量2,250〜2,500 mm出荷設備バース水深 約10 m、 最大船型 25,000トン級船塩田従業員数60名
オーストラリア塩田の構造
塩田全体は図3に示すようにユースレス・インレットの湾内を堤防で仕切り、外洋より25%高い塩分濃度の海水を取り入れ、海水は予備濃縮されながら湾の奥の方へ進む。ポンプ1で海水面より高い位置に設置した第一濃縮他に汲み上げ、そこから再び濃縮されながら低い位置にある⑧番池の方へ流れていく。そこから再びポンプ2で濃縮かん水を15 mの高さにある用水路に汲み上げ、第二濃縮池や結晶池がある19 km先のユースレス・ループの方に送る。
オーストラリアの塩田
ユースレス・ループの方では、かん水は第二濃縮池を経て、硫酸カルシウム(石膏)を沈殿させるピックル・ポンドを通り、塩が析出する塩化ナトリウムの飽和濃度に達した段階で結晶他に送られる。
結晶池は、深さ15 cmの細かい砂地の上にポリエチレンシートを敷き、その上に5 cmの塩層を形成させて、塩で舗装された床を地盤とし、各種車両の通行に耐えられるようになっている。
オーストラリアの塩田
塩の畝を取崩して収穫し、トレーラーに積込中のハーベスター
オーストラリアの塩田
結晶池で塩の結晶が沈積し、硫酸ナトリウムが析出する前に苦汁を排出してグレーダーで塩を掻き寄せ、ハーベスターで1時間に1,500トンのスピードで塩を収穫する。収穫された塩は50トン積みトレーラー2両に積まれ、塩堆場に積み上げられて苦汁を落とす。それを塩洗浄場に運び、海水と飽和かん水で洗浄した後、ベルトコンベアーで船積みに近い貯塩場に運び、水切りする。
オーストラリアの塩田
ここで生産される塩の品質は高く、乾物基準で99.7%を超えることが多く、きれいな水質に負うところが大きい。海水洗浄では10%位も溶解による目減り損失があるので飽和かん水で洗浄。結晶池の水深は25〜30 cmを維持するようにかん水を連続供給。収穫される塩の層は10から20 cm。苦汁の排泄は環境に影響を及ぼすので放出しないで、新しく増設する結晶池の地盤形成に(シーリング剤として)使用。この地に新しく塩田を築造した時には、結晶池の地盤からかん水が漏れ、塩が収穫できるようになるまでに苦労した。したがって漏水防止のため塩田にポリエチレンシートを敷いている。
塩原料は海水・岩塩・かん水・天日塩
製塩原料と製法・製品の関係を表1に示す。
海水を原料とする場合には、かん水(濃い塩水)の作り方に差がある。
天日塩と特殊製法塩は海水を海水組成で濃縮、結晶化させたものである。
具体的製品例では一部の輸入塩と特殊製法塩がある。
海水をイオン交換膜法で濃縮すると、膜によるイオン透過の相違から硫酸イオンが極端に少なくなる。
したがって、かん水の化学組成が異なるので、塩製品に含まれてくる夾雑物も異なってくる。これらについては後で述べる。
塩原料は海水・岩塩・かん水・天日塩
塩原料は海水・岩塩・かん水・天日塩
日本には岩塩がないので、岩塩からの製品は輸入される塩に限る。
岩塩をそのまま粉砕・篩別して食用にできる製品例は希で、限られた産地でしか生産されない。
通常、純度が低いので、溶解後のかん水を精製してからせんごう(煮詰め)して製品とする。いずれの製品も輸入されている。
 
日本にはかん水資源もない。岩塩と同様な工程で精製かん水製品となり、主としてソーダ工業用の原料に使われる。
 天日塩を原料とする場合は、溶解したかん水を精製してせんごうした製品と、精製しないでせんごうした製品に分かれる。この場合、晶析法も異なるので、製品の結晶形が異なってくる。天日塩を粉砕・篩別して製品にしたものもある。

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