本山哲コミュの【フォーミュラニッポン】２日連続で本山選手がトップタイムをマーク！！！

Fニッポン合同テスト2日目：本山、王座奪還へ好発進！ 2日連続のトップタイム
2007年03月06日

　昨日の荒天から一夜明け、北風が吹く肌寒い一日となったものの晴天に恵まれた鈴鹿サーキットでフォーミュラ・ニッポンの合同テスト2日目のセッションが行われた。この日の総合タイムをマークしたのは本山哲（Arabian Oasis IMPUL）で、2番手に松田次生（mobilecast IMPUL）が続きインパル勢がワンツーを独占した。

　昨日の午後のセッションがキャンセルされた影響で、この日は午前のセッションが2時間、午後のセッションが3時間半と長丁場。昨日走行を行わなかった佐々木孝太（RECKLESS CERUMO）は午後のセッションで立川祐路（RECKLESS CERUMO）のマシンを引き継ぎドライブ。また、昨日未出走だったDHG TOM'Sの37号車には、昨年全日本F3を戦い、A1グランプリで速さをみせているジョニー・リードが乗り込んだ。

　午前のセッションでは、ジョアオ－パオロ・デ・オリベイラ（KONOD）がトラブルにより2度のスローダウンに見舞われ赤旗が提示されたほかは大きなアクシデントも無く推移。序盤は各車1分42秒から43秒台の間で走行、セッション残り30分程度でニュータイヤを装着、アタックを仕掛ける。

　結局、1回目のセッションでは東コースで抜群の速さをみせた松田がトップタイムをマークし、昨年のチャンピオン、ブノワ・トレルイエ（mobilecast IMPUL）が僅差の2番手。本山が3番手に続きインパル勢がトップ3を独占。アンドレ・ロッテラー（DHG TOM'S）、小暮卓史（PIAA NAKAJIMA）というトップ5となった。

　午後のセッションは3時間半という長いセッションのためか、何台かのマシンはピットで待機するマシンも多く、ゆったりとした幕開け。しかし、セッション開始24分にはロイック・デュバル（PIAA NAKAJIMA）が午前中のトップタイムを塗り替え、トップに浮上。その後、トレルイエがそのタイムを塗り替えるが、同じ頃横溝直輝（INGING）、吉本大樹（SG 5ZIGEN）らがコースオフし2度の赤旗が提示される。最初にタイムを縮めてきたデュバルも2回目のセッション再開後すぐにデグナーでクラッシュ。3度目の赤旗の原因となってしまった。

　セッション残り1時間あたりから、気温、路面温度が下がってきたため、各車タイムを縮め始める。まるで予選アタックのようにタイム計測が更新されていく中、トップタイムをマークしたのは本山。チェッカー直前に本山のタイムを上回るかに見えた松田は、スプーンで他車に引っかかってしまいタイム更新ならず、2番手となっている。チェッカー周にタイムを更新した小暮が3番手、トレルイエ、デュバルと続くトップ5となった。

　なお、この日37号車に乗り込んだジョニー・リードは17番手、佐々木孝太は最下位22番手、注目の吉本大樹は19番手で今回のテストを終えた。来週11日～12日には、開幕戦の舞台、富士スピードウェイで2回目の合同テストが行われる。

今年は去年とは違って開幕前から絶好調みたいですね。
でも今年は昨年のチャンピオンであるブノワ・トレルイエ選手よりも松田次生選手の方がライバルとして手強いのかもしれません。
他にもチームケイトのミハエル・クルム選手をはじめアンドレ・ロッテラー選手にロイック・デュバル選手、そして昨年の最多ポールポジション獲得の小暮卓史選手と強敵が並びます。
昨日と今日の結果で来週の富士で行われる合同テストが楽しみです！！！