本山哲コミュの【フォーミュラニッポン】本山選手がトップタイムをマーク！！！

Fニッポン合同テスト初日は雨　本山哲がトップタイム
2007年03月05日

　鈴鹿サーキットファン感謝デーから一夜明けた5日、鈴鹿サーキットではフォーミュラ・ニッポンの合同テストが行われた。しかし、この日は全国的に悪天候に見舞われ、鈴鹿サーキットも降ったり止んだりというコンディションとなった。

　午前10時30分からの走行1回目だが、その前に午後からの荒天が予想されたため、午後のセッションのキャンセルが決定。この日1度きりのセッションとなったが、直前の2輪のテストで赤旗が出たため、9分遅れでセッションが開始された。路面はウエット。本山哲（Arabian Oasis IMPUL）を先頭にコースに入っていく。

　開始からすぐに、小暮卓史（PIAA NAKAJIMA）がS字でコースオフしたため1回目の赤旗が提示される。その後、片岡龍也（Team LeMans）、ジョアオ－パオロ・デ・オリベイラ（KONDO）、平中克幸（SG 5ZIGEN）がコースオフして赤旗が提示。セッション残り4分で井出有治（ARTA）のカウルが外れた際のものを含め、5回の赤旗が提示されている。

　セッションは本山、ブノワ・トレルイエ（mobilecast IMPUL）、松田次生（mobilecast IMPUL）、ミハエル・クルム（Arabian Oasis IMPUL）らのインパル勢を中心に推移。これに続いてきたのがロイック・デュバル（PIAA NAKAJIMA）、高木虎之介（Team LeMans）ら。結局本山がこのセッションのトップタイムをマークし、トレルイエ、デュバルのトップ3で、松田、高木が続く順位となった。

　このセッションでは19台のマシンが走行を行い、柳田真孝（KONDO）は発熱のため、佐々木孝太（RECKLESS CERUMO）はマシンが1台しかなかったため走行を行わず。トムスの1台はドライバー未定のため出走しなかった。なお、GP2参戦から久々の国内復帰となる吉本大樹（SG 5ZIGEN）は出走全車の最下位となる19番手タイムでセッションを終えている。

　明日のセッションは今日の午後の走行がキャンセルされたため、1時間半延長して行われる予定だ

１９台出走の中でインパルは１位（本山選手）、２位（ブノワ・トレルイエ選手）、４位（松田次生選手）、６位（ミハエル・クルム選手）と圧倒的なパフォーマンスを示しました。
本山選手と昨年のチャンピオンであるブノワ・トレルイエ選手とのタイム差はわずかコンマ０５５秒（！）で今年はさらなるチームメイト同士（インパル内での事です）が激化するのは間違いないようです。
開幕戦が楽しみですね！！！