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田淵 幸一コミュの★黄金のバッテリー★

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★江夏について語らせて貰います★

田淵は、阪神に入団したとき、2歳年下の江夏豊は既に阪神のエースだった。春のキャンプで初めて江夏の剛速球を受けた田淵に江夏は「球を捕るときにミットが動いている。それでは際どいコースがボールと判定されてしまう」と指導。

田淵は、その日からミットを動かさずに江夏の剛速球を受けるため、左手を集中的に鍛える。
それは思わぬ効果を生んだ。左腕を強化したせいで、外角の球をいとも簡単に美しい弾道でスタンドまで運べるようになったのだ。江夏が投げて田淵が援護する。

プロ野球史上に名バッテリーは数多くあれども、総合力なら彼らが間違いなく最強のバッテリーだろう。


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★オールスター9連続三振★

黄金のバッテリーでの一番の伝説は、やはり1971年のオールスターでの9連続三振だろう、これは未だ並ばれることもない偉大な記録である。

【1回裏】
ロッテ・有藤通世、西鉄・基満男、阪急・長池徳二、3人とも空振り三振に仕留める。
【2回裏】
ロッテ・江藤慎一、近鉄・土井正博を空振り三振、西鉄・東田正義からは見逃し三振を奪う。
【3回裏】
阪急の坂本敏三、岡村浩二、加藤秀司の3人、全て空振りの三振だった。

「追うなっ!」

いよいよ連続奪三振の9人目となる加藤秀司の打席のカウント1-1からの3球目。
一塁側へ飛んだ邪飛を捕ろうと走った田淵に向かって江夏が叫んだ伝説の言葉です。
もちろん、この時に田淵が邪飛を捕っていたら大記録は生まれていなかった。

これで、9連続奪三振を有言実行し、日本国中のプロ野球ファンに衝撃を与えた。
前年のオールスターから数えると、実に14連続奪三振となった。

また、この試合には9連続奪三振の陰に隠れたが、二つの偉大な記録も生まれていた。

江夏は、2年後の73年、対中日戦で延長11回表までノーヒットノーラン、そしてその裏に、自身でサヨナラホームランという離れ業をやってのけるのだが、この試合でも、2回表に阪急・米田哲也から特大の3ランを放っているのだ。

もう一つは、江夏の快投に完全に戦意を喪失してしまった全パを相手に、江夏の後、全セは、読売の渡辺秀武、高橋一三、中日の水谷寿伸、大洋の小谷正勝とつなぎ、オールスター史上初のノーヒットノーラン試合を達成してしまったのだ。
★投球術の天才★

江夏に関しては、田淵が現役時代に最も球威があった投手と言わしめている。
特に右打者に対する外角低めのストレートは、球威はもちろんの事その差何ミリといったような抜群の制球力があり、V9時代の長嶋が"アッ"と唸って見送る声を、マスク越しに何度も聞いたそうだ。

また、江夏の駆け引きのうまさ、打者の心理を読む才能はまさしく『投球術の天才』と言う表現がふさわしいとも語っていた。

例えば、多くの投手はピンチに立つとカッカと熱くなるものだが、江夏の場合は逆に落ち着くらしい。
そしてマウンド上で田淵とサインを交わす。
指一本がストレート、二本がカーブで・・・五本までサインがあるとするなら、田淵がストレートが欲しくて人差し指を一本つきだすと、首を振る・・・続けて二本、三本も首を振り、やりなおした指一本のサインでやっとうなづく。
江夏が迷ってる訳でなく打者を惑わせているのだ。
こんな芸当を土壇場のピンチで冷静にやってのけ、最後はストレートで見事に相手のバットが空を切る、こんな調子だったらしい。

かの有名な日本シリーズでの「江夏の21球」は、まさしく『投球術の天才』の集大成であったと言える。

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