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環境教育・野外教育・自然体験コミュの北海道環境教育ミーティング【ご報告】

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12月16日〜18日の3日間にわたって、北海道環境教育ミーティングが行われました。

1日目:情報交換シンポジウム
   「北海道環境教育の可能性と多様性を探る」
 第一部では、NPO法人ねおす代表の高木さんと、丸山環境教育事務所代表の丸山さんが北海道環境教育のこれまでのお話をされ、第二部では新しい切り口として、地域に拘る団体、自由学校、若者をターゲットにした団体の各代表も加わって、環境教育の新しい切り口についてお話されました。
中でも「持続可能な開発のための教育=ESD」がキーワードになっていました。
 環境教育を言い換えるとすれば・・・・「関係教育」
非常に面白い考え方です。周りの環境、自然、人、社会、あらゆるものとの関係や関わり自体の矢印を見直すのが環境教育tぽいうわけです。結局は関わる「人」の問題だということもいわれていました。
 別の言い方をすれば、想像の中でかけ離れた繋がりや関わりの矢印が見えなくなっている中で、それを見える、感じるための心を持つために、その心を養う教育が環境教育だそうです。なるほどなぁ。

2日目:分科会
?「体験活動、安全対策きほんの‘き’」
 リスクマネジメントのことや、スタッフ同士のコミュニケーションの話も出たそうです。
?「環境教育を生業とする」〜飯は食えるか!起業できるか?〜
 行政、企業、市民それぞれの立場で環境で食っている方の実体験や、起業したい人に大事な視点など話しました。ここには、実際に環境で食っているかたもたくさんいらっしゃっていました。
?「愛・地球博 に学ぶ持続可能な社会」
 内容・・・なんだっけ?
?「何をどうたべるか一緒に考えましょう」
 食育のことをやったそうです。
?「これからの森づくりのか・た・ち」
 森に対する考え(あそび場・我が家・など・・・)ごとにグループに別れ、実際に真冬の森林を見てから、森をどう作っていくかということを考えたそうです。

3日目:遊び放題ランド
 会場のみで使えるエコマネーを使って、各団体の出している屋台を体験しました。各屋台では、森の有機資源(落ち葉や木)をつかった工作や、ヒグマ、エゾシカなどのクイズ、空き缶を利用した工作、電気を使った実験などなどを行いました。
エコマネーの料金設定などは自由で、最終的には来客数・売り上げなどからランキング付けもされ、人気の秘密の情報交換も行いました。



********
いち参加者としての報告なので、内容に偏りがあるかもしれませんがご了承ください。
また、もっと詳しく聞きたいという方がいらっしゃれば遠慮なくコメントいただければと思います。
なるべくこまめにお答えしますので宜しくお願いします。

コメント(10)

> ?「愛・地球博 に学ぶ持続可能な社会」
> 内容・・・なんだっけ?

内容思い出せないような話でしたか?
話をした本人が(多分)この中にいるので
叱咤激励してあげて下さい。
こんばんは。 

環境教育は、これまでの社会資本整備から
社会関係性資本整備を すすめるための 教育手法のひとつかな。
>masさん
やはり現実は大変のようです。
継続的な経済的基盤を確保することは、やはり実績や信頼がないとできないそうで(当たり前ですが)、ある程度の財産を確保した上で、はじめることを強く勧められました。
環境教育に限らず、様々な現場でいえることですが、『企画力と交渉力』が重要とのことでした。
私が今回の分科会で一番印象的だったのは、
「ただ環境教育をやりたいというなら、起業しないほうがいい。環境教育をツールとして、その先にゴール(どんな社会にしたいか、など)を持つことが大切。」
という話です。

>理想は、環境系NPO/NGOのない社会ですが、今は必要な時代。
その通りなんですよね。
たぶん、今の環境教育が必要のなくなる社会が理想的で、
それが実現できたら、環境教育の新たなステージに突入するのだと思います。

質問の答えになっているでしょうか?
実は分科会のメモが数日間手元にないため、覚えている範囲で書いています・・・。
>さいもんさん

>内容思い出せないような話でしたか?
>話をした本人が(多分)この中にいるので
>叱咤激励してあげて下さい。

大変申し訳ありません。
実は私自身が分科会?に参加しておりまして、?に参加された方とお話しする機会がなかなかなかったものですから、上記のような内容になってしまいました。
報告書がきたら見直します。

ただ、『愛・地球博』自体が持続可能ではないので、
タイトルかものすごく矛盾を感じたのは確かです。
>たかぎぃさん

>環境教育は、これまでの社会資本整備から
>社会関係性資本整備を すすめるための 教育手法のひとつ> かな。

ありがとうございます。
私自身、環境教育に関わって(というよりも、環境教育について考えだして、かなぁ?)日が浅いものですから、今回様々なことを学べました。
>ぺこさん

こんにちは。分科会3のゲストで参加したタクおばさん@地球市民村です。

>ただ、『愛・地球博』自体が持続可能ではないので、
>タイトルがものすごく矛盾を感じたのは確かです。

たしかに! 私も半年間中にいて、そういうシーンをたくさん眼にしました。仮設の建物を作って壊すというやり方では、結局のところリサイクル=持続可能、という話を超えることはできません。

さて、分科会の中では以下のようなお話をしました。

*****

愛・地球博の市民参加事業は、現場の半年間のことだけでなく、1988年から足掛け17年間にわたる「海上の森保全」や「開催是非」をめぐる議論・運動も、市民参加であった。

このプロセスへの着目なくして、現場の成果だけを語ることはできない。

***

かつての博覧会は、産業振興を目的にした20世紀的イベント。
ギガイベント自体を否定的に考えることもしかりだが、地球的な課題解決が必要な今、あらゆる意味で「持続可能な」イベントを開催することを通して、メッセージを発したり啓発をすることは今後もありうると思う。その場において、NPO/NGOの存在はすでに不可欠なもの。

これから、(どんな場においても)NPO/NGOの問題への取り組みや、それを通じたメッセージを発する機会はもっともっと重要になる。「No!」を訴えて反発するだけでなく、プロセスに積極的に関与して、「もうひとつのあり方」を訴えて、実行していくためにも、市民セクター全体のエンパワーメントが必要だろう。

*****

わたしは、この地球市民村にかかわることを通じて、はじめて愛知万博の開発の経緯におけるさまざまな運動の歴史に触れました。市民運動全体に(世の中の動き全体にもそうですが)おいて、歴史を踏まえたかかわりがとても重要と感じています。

これも、ある意味では「関係性教育」の一環かもしれないですね。

以上、みなさんのニーズに応えることができる書き込みかわかりませんが、分科会3情報でした。
>タクおばさん

ご本人とは!!
大変申し訳ありませんでした。

分科会3の内容も興味深いですね。
>「No!」を訴えて反発するだけでなく、プロセスに積極的に関与して、
>「もうひとつのあり方」を訴えて、実行していくためにも、
>市民セクター全体のエンパワーメントが必要だろう。

その通りだと思います。

環境教育とは話がずれますが、今、行政のやっていることだったり、もしかしたら日常生活のなかでも、ただただ批判してしまうことって誰でもあるのではないでしょうか。
だけど、そうではなくて、「代替案を提案する」気持ちで、
『関わること』が重要で、その『関わる』というところから始まるのですね。

以前、知り合いの方から、
「市民参加、市民運動とは、面倒くさいほうに自ら進んでいくことだ」と言われました。
言われた当時は意味が良く分かりませんでしたが、最近なんとなく分かってきました。
面倒くさい、だけれども、関わる必要性がそこにはある。
「自分一人ぐらいやらなくても・・・・」っていう逃げの論理を展開しても、世の中変わっていかないですからね。



話が飛びましたが、補足ありがとうございます。
「市民参加、市民運動は、面倒くさい・・・」というイメージはあるでしょうね。 でも、面倒くさいほうに自ら進んでゆくというよりも・・・、

ものごとには、完成された到達点はない。
「永遠の未完成、これ完成なり」
宮沢賢治さんの 言葉ですが、これに気がついちゃうと・・、
前に進むということは、意外に面倒なことではないですよ。

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