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無意味な議論コミュの学術分野-自然科学-世界の振舞い方

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人類が使ってる物質は全て比較的安定している崩壊の途上にあるモノなんだそうだ。
当然人を構成する原子自体も。

これは上の話とは別のに書いてたけど、10の何十乗秒後のこの宇宙は全ての空間が均一な密度で満たされた非常に安定した宇宙になるそうな。
そこは何の化学反応も起きない静かな世界。
安定な状態ってのはつまるところ熱的死と同義語なんやね。

人が安定を求めつつ、それを捨て去るような行動を取るのもそういうことなんかもね。

化学反応が活発な(不安定)な世界では構造の複雑化、細分化が進み、事象の揺らぎは大きくなる。
化学反応の起きにくい(安定)した世界では構造の複雑化、均一化が進み、揺らぎは少なく決定論的に事象は振舞う。

人が望んでるのは後者でありながら前者を行動として選択する。
人じゃなくても全ての真理か…。


*12/20/18:00追記*
マックスウェルの悪魔の殺害について

1世紀以上にわたって科学者を悩ませたマックスウェルの悪魔
(詳しくはググってくだしあ。↓とか。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/マクスウェルの悪魔)
この考察から情報量が物理次元でもエネルギー換算できること、
知識を得るという情報論的な概念が、統計力学や熱力学、量子論などの物理学との相関するという概念ができた訳である。

ようは、何かを知るという行為は試験管の中の液体をバーナーで暖めることと同列であるという考え方ができることになった、と。
知ったところでどうにもならないとか言うけど、
何かを知ることそれ自体に意味があるんだから、
たとえ受け取った本人がその情報を伝えなくても
あらゆる事象に影響は出てしまう。
mixiこえぇって話になるw
ネットワークの話にすると、
ある経路のスループット(その経路にデータを流した時の速度)を観測した瞬間にその経路の状態が変わってしまい、観測結果と違う状態になってしまうことから、実際のスループットは予想しかできない、って話とか。

で、本題のマックスウェルの悪魔。
悪魔とは言うけれども、この場合は天使でもいいかも。
彼の存在を認めると永久機関を認めるということになる。
それが嫌な人間たちはなんとか悪魔を殺す方法を考えて、
100年かかって一応は葬った訳だけど、
なんて屈折した、哀れな生き物なんでしょうね、人って。
それを確たる物にして永久機関を作ろうとするんじゃなく、
学問、つまりは真理を尊ぶ余りになんとかそれを否定しようとする。
聖書のまんまですね。

本当は、悪魔が人に甘い取引を持ちかけるんじゃなくて、
人が悪魔を利用して利益を得ようとするもんなんだろね。
人を幸せにしてあげようとした可愛そうな悪魔と、
救いようのない愚かな人間のお話でした。

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