ドイツ便りコミュの6/21

※　コメント
クリンスマン「最初のハードルを乗り越えた。ここから激しくなる。これからは小さなミスも許されない。DFとMFとの間の連携はまだ理想的ではない。ポーランド戦に比べて一回り悪かった。ルーカス・ポドルスキのゴールには他のゴール以上に喜ばしいということもない。フートに関してはとても満足している。メルテザッカー・メッツェルダーのコンビと比べても平気。特に足の速い選手相手には価値がある。」
レーマン「無失点は自分達の自信になる。MFの選手もしっかりと守らなければならないことをわかってきたように見える。でもこれからはインターナショナルレベルのFWと対戦するから。」
クローゼ「僕らは絶対にグループ首位で突破したかったし、その意思を表すことが出来た。こういうチームでプレーできることを誇りに思うよ。僕のことを知ってる人は、まだ僕が目標にたどりついたわけではないことをわかっている。僕らはこのビックトーナメントでもっと大きなものを目指しているよ。」
スアレス監督（エクアドル）「自分達にとっていい試合ではなかった。ポジティブなものがほとんどない。ドイツのほうがよかったし、速かった。決勝トーナメントではベストの布陣で戦う。」

※　戦績
レーマン3、フリードリヒ3、フート2、メルテザッカー3、ラーム2、フリンクス2、バラック2、シュナイダー2、シュバインシュタイガー3、クローゼ1、ポドルスキ3、ノイビル3、ボロフスキ3、アザモア3

※　ベッケンバウアー
予選リーグ3勝は1970年以来ベストスタートだ。クリンスマンとチームにおめでとうといいたい。常に成長しているのを感じる。優勝も思えるようになった。こんなことを誰が想像したか。大会前は疑心的だったファンが、今ではこれだけ熱狂的にチームを応援している。チームは常に情熱的に全力で戦っている。クリンスマンは正しい決断をしている。我々にはクローゼという世界でもベストストライカーの一人がいる。彼は代えの利かない選手だ。予選のほとんどの試合を見たが、クローゼはベスト11に名前を連ねるよ。昨日の一点目はゲルト・ミュラーを彷彿とさせた。ポドルスキもゴールを決めたね。あのゴールが彼を解放するだろう。K・Oラウンドになると相手は強豪ばかりだ。緊張もものすごくあがる。しかしこの3勝を見て私は言える。クリンスマンと代表チームはどのチームもおそれることはない。自分達を信じてほしい。私たちは君らを信じている。

※　アルゼンチンーオランダは激戦？
ライプツィヒの抽選会でこの両国が当たることがわかったとき「この両チームの激突をすでにとてもとても楽しみにしている。」とベッケンバウアーはコメントしていた。しかし、今日行われる試合は本当にトップゲームとなるのか。オランダ監督ファンバステンはイエロー累積を恐れて5選手を温存すると公表している。ロッベン、ファン・ボメル、ファンブロンクホルスト、マチゼン、ハイティンガ。一方のペケルマンは「グループ首位になりたい。」とコメントしているが、こちらもイエロー組のクレスポ、サビオラ、ハインツェを温存。あるいは司令塔のリケルメも温存されるかもしれない。既に両チームとも決勝トーナメント進出を決めているために、「力を程よく抜いて試合できるね。」（ファンデルファールト）

※　ブラジル「勝利こそがショウだ。」
ブラジル監督のパレイラは「ワールドカップでは勝利こそがショウだ。スペクタクルなものは負けないことがわかってからだ。」とコメントする。これまで世界中のファンがブラジルの出来に不満を持っている中、監督はそう言い放つ。ブラジル大統領のルラは監督を今でもしっかりと支援。「ロナウドはクロアチア戦後よくなってきたよ。1：0で勝とうが2：0で勝とうが、大事なのは勝利。」カカも「これまでの試合でブラジル以上のチームを見たことがないよ。僕らがベストだ。2試合連続無失点で勝利した。これ以上何が望みだい？」とコメント。唯一アドリアーノだけが、「僕らはこれからの試合でもっとよくなっていかないと。」とコメントしていた。