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ドイツ便りコミュの5/17-19

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5/17

※ レーブ26人選出
ドイツ代表監督のヨアヒム・レーブは昨日ツークシュピッツェで記者会見を行い、欧州選手権に向けたメンバー26人を発表した。レーブは「選手たちはお腹がきりきりといたい思いをしただろう落選のほうを知った選手たちは非常に落胆していた。」とコメント。「選手選考は簡単なものではなかった。今後はこのメンバーで自分たちの力を証明していく。」と話していく。また落選者の一人とは連絡が取れなかったことも明かした。「その選手には何度も電話をかけたがつながらず、留守電に吹き込む形となった。直接話したかったのだが。」とレーブは説明していた。

初選出はグラッドバッハのマルコ・マーリン。今期2部リーグの最優秀選手候補にも上がる19歳の新鋭についてレーブは「彼は何か特別なものをもっているように思える。1対1の状況で並外れたクオリティを持っている。こういうタイプの選手はいなかった。」と評価。マーリンは「ものすごく幸せなこと。まだ信じることが出来ない。落ち着いて消化しないと。マジョルカ等での12日間の合宿が楽しみ。」とコメント。

常連組では第2GKのティモ・ヒルデブランドが外れた。昨日の朝9時半にGKコーチのアンドレアス・ケプケはヒルデブランドに電話をし、「すまないが君は欧州選手権メンバーから外れた。」と伝えたと言う。ケプケは「私たちにとってもそうだが、ティモにとっては難しい瞬間だっただろう。説明を求めてきた。」とコメント。。ヒルデブランドは今期バレンシアで不安定なプレーに終始したと言う評価だ。逆にレバークーゼンのレネ・アードラーは「若いGKとして納得の選出。」(ケプケ)と言う出来だった。ヒルデブランドは自身のホームページで「落選の報はびっくりしたし、ショックだったし、わけがわからなかった。失望は大きい。第2GKだった自分が。。切り刻まれた傷のように痛い。自分の中で消化出来る様になるのに時間が必要だろう。決定は全く理解できない。」とコメントしていた。監督のレーブは「もう一度個人的にティモとは話をする。」と話していた。

28日の最終登録は23人、月曜日からマジョルカ島で行われる合宿で3ポジションから一人削られる見込みだ。1:右MF。ワールドカップのヒーロ、ダビット・オドンコア対新鋭マルコ・マーリン。マーリンは根気1部昇格を一番乗りで果たしたメンジェングラッドバッハの突撃隊長。19才ながら卓越した技術とリズムカルなドリブルが武器。2:中盤。HSVのピエトロ・トロコフスキ対シャルケのジャミアン・ジョーンズ。ドリブルとシュートが得意なトロコフスキと中盤での激しいボールダッシュとパワフルな運動量が武器のジョーンズ。ジョーンズのほうがややレーブ好みか。3:FW。ケルンのパトリック・ヘルメス対グラッドバッハのオリバー・ノイビル。どちらもチームを1部昇格に導いた立役者。ダイナミックなプレーが売りのヘルメスとベテランならではの老獪なプレーが売りのノイビル。若さを取るか、ベテランの味を取るか。

※ カーン、ヒッツフェルト、最終戦へ
いよいよ今日ブンデスリーガの巨星オリバー・カーンとオットマー・ヒッツフェルトが最後の一戦を迎える。カーンはビルト紙に「今日最後の一戦を迎えるに当たって、監督には感謝したい。俺の持つ最後まであきらめない、いつでも次を目指すと言うキャラクターの多くは監督の影響を受けたものだ。1999年チャンピオンズリーグ決勝のロスタイムに2ゴール取られて敗れた後も、この試合から学べるものがあるとチームを再構築していった。どんなにチャンスが少なくても最後まであきらめないと言うメンタリティを手に入れた。そして俺たちは2001年チャンピオンズリーグを制した。監督は俺たち選手に対していつも敬意を持って接してくれた。叩き落したりすることは一度もなかった。常にポジティブにふるまっていた。今後は監督のことを"サー"をつけて呼びたいよ。引退してもサッカーを通じて友情が結ばれ続けていくだろう。」とコメント。

5/18
※ ありがとう、カーン
ミュンヘンのアリアンツアレーナは偉大な選手と監督と審判を送り出す最高の舞台となった。選手入場で息子のディビット(5)と手をつないで登場したGkオリバー・カーン。通算557試合目のゴールマウスに経つと、満員のサポーターから「オリー、ありがとう」の声。カーンは手を振ってそれにこたえる。「これまでに感じたことのない新しい、強烈な気持ち。集中力は高まっているし、自動的に試合に入れた。でもこの試合は他のどれとも比べられない。」とカーン。最終戦を前にカーンの元にはいろいろな人から連絡があったという。金曜日の夜には「俺の土台があった。」というカールスルーエ時代の監督でカーンをブンデスリーガで始めて起用したビンフリード・シェーファーから電話。カーンは9月2日にドイツ代表対バイエルンで行われる引退試合に招待した。反対にシェーファーはドバイでのゴルフに誘い、「怪我をするなよ。」といって切ったそうだ。

同じくこの日がクラブチームの監督として最後になるヒッツフェルト。感情を出さないようにしていたが、開始のホイッスル前から感極まり、涙が浮かんでいた。それを隠すように地面を見つめ続けていた。開始前のオフィシャルなお別れのセレモニーが始まると、おさえてきた感情の波を抑えることが出来なくなった。チームマネージャーのウリ・へーネスと抱き合うと、周囲をはばからずに泣いた。同じくへーネスの目には涙が浮かんでいた。

同様にこの日が最終戦のマルクス・メルクも感動していた。「最後の試合だと控え室から出てきたときは感情の波が押し寄せてきた。すばらしい気持ちだよ。僕はこれまでとても多くのポジティブなものを体験してきた。」

さらにこの日でGKコーチを辞めるゼップ・マイヤーにもファンから暖かい拍手が送られていた。

スタンドには「オリー、14年間の情熱ありがとう。」「オットマール・ヒッツフェルト、あなたがベストだった。」といった横断幕が。

試合のほうは特に目標のないベルリン相手に前半、トーニの2ゴールとリベリーで3−0とリード。カーンはわずか6度のボールコンタクト。後半に入りトーニが1点追加。ベルリンもわずかに反撃。カーンは84分バレリ・ドモフキスキにゴールを奪われた。「失点しなかったら、最後の数分で初ゴールを目指して攻めていただろうね。でも最小失点記録のほうが大事だから。」とカーン。その頃ミュンヘンベンチでは控えGKのレンジングが着替えを済ませていた。88分オリバー・カーンの最後の瞬間。スタンディングオベーションでファンがカーンに声援を。カーンは選手一人ひとりとはぐをし、審判のメルケと抱き合い、GKグローブを片方はずし、ファンの声援にこたえ、そしてその長い現役生活最後の舞台からおりた。GKグローブを観客席にほうり、ベンチ全員と握手を交わした。

その後主審のメルケが試合終了のホイッスルを吹き、バイエルンのリーグ最小失点記録も達成された。1987−88年シーズンブレーメンがオリバー・レックとともに打ち立てたシーズン22失点を越える、21失点。カーンとヒッツフェルトは最後にまた一つ勲章を手にした。最後のユニフォーム交換はメルケとした。唯一つ彼が取り損ねたもの。それはゴールだった。

得点王は24ゴールでトーニが獲得。リーグとカップの2冠、最小失点。バイエルンはブンデスリーガでは群を抜いた存在になった。

ベッケンバウアー「これ以上素敵に優勝を祝うことは出来ないだろう。天気も味方してくれて、スタジアムはファンタスティックな雰囲気だった。」

ウリ・へーネス「二人とのお別れはつらい。非常に感動的な一日だった。オットマール・ヒッツフェルトは今日クラブ監督としての時代を終えた。」

オットマール・ヒッツフェルト「今はまた笑うことが出来る。全てを乗り越えることができてうれしい。別れはとても心を動かしたし、感動的になった。幸せの涙を食い止めなければと思っていた。バイエルンミュンヘンで過ごした7年半が胸に迫ってきた。プレッシャーは常に高かったが、すばらしいときを過ごせた。最も失望したのは1999年チャンピオンズリーグ決勝だろう。アレはおそらく人生において大事な瞬間だった。一度はああ言う体験をしなければならない。」

オリバー・カーン「試合に向けてもう一度本気で集中しなければならなかった。リーグ最小記録を更新するために1失点以内に抑えなければならなかったからね。4−0のままだったら、最後の5分間攻撃しにいっていただろうね。涙はこらえたよ。もう一度ドイツ王者になれたのはすばらしいことだった。引退するのに理想的なタイミングだったと思う。これからも精神的にも肉体的にもトップクラスのレベルを保つのはどんどん難しくなるからね。20年間GKであり続けるのは簡単な仕事ではなかったよ。」

※ ブレーメン、2位
最終戦でホームにレバークーゼンを迎えたブレーメンはスウェーデン代表FWローゼンベルクの1発で勝利、チャンピオンズリーグ直接出場権獲得となる2位でシーズンを終えた。逆にレバークーゼンはUIカップ出場権も逃し、スキッペ監督の立場も相当危うくなってきた。スキッペは「チームのバックアップを感じている。友達感覚で言っているのではなく、互いに話し合いながらやっていけているからだ。」と話すが、会長のホルツホイザーは「もちろん監督は確かな目標に到達したかどうかではかられる。」と話していた。

※ 降格はニュルンベルク
チャンピオンズリーグ出場がかかっていたシャルケ相手になすすべなく敗れ、7度目の2部降格が決まったニュルンベルク。昨シーズンはドイツカップに優勝し、UEFAカップ出場も果たしただけにファンの失望も大きい。ファンは監督とチームマネージャーの退陣を要求するが、おそらく残るだろう。チームマネージャーのバーダーは「グラッドバッハがやってのけたように我々もファンの後押しを受けてすぐにまた昇格する。」と話していた。

5/19

※ ディエゴ「僕はブレーメンに残るよ。」
最終節でレバークーゼンに勝ち、2位を決めたブレーメン。司令塔のブラジル代表ディエゴは試合後、ZDFのスポーツ番組に出場し、噂されている移籍についてコメントした。「もちろん他のクラブへの興味もある。でも僕はヴェルダーを去ることを考えたりはしない。ここで本当に気持ちよくプレーできているからね。僕はヴェルダーに残るよ。」

※ レーマン、シュツットガルト移籍の可能性は
昨シーズンの王者ながら、チャンピオンズリーグもUEFAカップ出場権も逃したシュツットガルト。特に安定感と経験のあるGKの獲得は急務。チームはドイツ代表GKのイエンス・レーマン獲得に動いている。強化部長のホルスト・ヘルトはコンタクトを繰り返しているが、「もし彼がこれまでどおりの収入を求めるなら、我々にチャンスはない。」と話す。レーマンはアーセナルで400万ユーロの年俸を稼いでいた。レーマン自身の希望としては後2年間家族から近いところのトップレベルのチームでプレーしたいそうだ。レーマンの家族は先週ミュンヘン近くのシュテルン湖に引っ越した。シュツットガルトまでなら250km程度。親しい関係者によると、今日にも決断するらしいが。

※ ブレーメンが新FW獲得へ
チャンピオンズリーグ出場権を手に入れたブレーメンは新FW獲得に動き出す。攻撃陣を支えていたイバン・クラスニッチとティム・ボロフスキは移籍。ブレーメンはブラジル・クルゼイロの20歳FWマルセロ・モレーノ獲得を目指す。モレーノ獲得にはトットナムやドネゼクといったチームも動いているが、チャンピオンズリーグ出場で手にする1500万ユーロを有効活用すればチャンスは大いにある。

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