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ドイツ便りコミュの11/10-12

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11/10

※ ドイツ勢不振
今週行なわれたチャンピオンズリーグとUEFAカップの試合でドイツ勢は1勝もすることも出来なかった。計6試合で2引き分け4敗。これは52年ぶりの屈辱。バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲは「我々は国際舞台でチャンスがない。お金を費やしてやらなければならないこと。」とシュツットガルト新聞で発言。「シュツットガルトはコトブスやボーフムとはリーガに取って違う立場にあるんだ。」とビッククラブへのテレビ収益の分配率の考慮を求めた。ヘルタマネージャーのディーター・ヘーネスは『簡単にいうとプレミアリーグのどのクラブもブンデスリーガのどんなクラブ以上にお金を稼いでいる。」と話す。リーガ全体の収益はプレミアリーグがダントツトップで19億ユーロ、イタリアセリエAが14億ユーロ、ブンデスリーガは12億ユーロと確かに上と比べると少ない。しかしスペインも11億ユーロ、フランスは9億ユーロとなっている。元ドイツ代表キャプテンのローター・マテウスはベルト紙で「もうそんなのは聞くことは出来ない。我々に欠けているのはハートに情熱に気持ちだ。そうしたものをフランスやギリシャのチームは示している。」とコメント。次によくきく言い訳が『休みがない。」だ。バイエルンはボルトンとの試合後43時間でシュツットガルトと試合をしなければならない。レバークーゼンのフェラーも「私はヒッツフェルトが言うことがよくわかる。チームの選手を守るためにローテーションをしなければならない。しかしそうするとみんなはなんでバイエルンはたったの2ー2のスコアーしか出来なかったんだと驚く。」と話す。しかしHSVのウーベ・ゼーラは「イングランドのチームはもうずっと前から週に3試合を戦っている。健康なプロ選手ならば問題なく克服できるはず。」と話す。ハノーファーのチームドクター、ベーゴ・クレゲーアーは「しっかりとした基礎トレーニングを積んでいるプロ選手ならば48時間以内に2試合することは問題ではない。試合の間に24時間ゆっくりと休ませることが出来れば大丈夫。」と話す。シャルケマネージャーのアンドレアス・ミュラーは「1990年ワールドカップ後に眠りこんでしまったことを忘れてはいけない。その間に他国は若年層の育成、指導者の育成で我々を追い越していった。そして今テレビマーケティングでも大きく抜かれてしまっている。」とコメントしていた。

代表監督ヨアヒム・レーブ
「ブレーメン、シャルケ、シュツットガルトの全ての選手のコンディションが良好であったならば、チャンピオンズリーグのレベルでも耐えることが出来たと思う。しかしクラーニやフリンクスといった選手が離脱してしまうと難しい。お金に関しては説明がつかない。ローゼンブルクはドイツのトップチームより豊ということはないだろう。彼らは自分たちのコンセプトをしっかりと貫いている。選手の育成からそれが始まっているんだ。アーセナルやマンチェスターと似ていて、彼らは同じ監督の元何年間も継続してやっている。代表チームに関してはオフェンシブなサッカーとプレーレベルの向上を求めている。ここ2年間でメンタルレベルも上がった。ウェンブリーでのイングランド戦でも引き分けじゃ駄目だ、勝ちにいくんだ、という姿勢だった。闘争心については代表では語らない。それはプロ選手としての必須条件だ。」

※ バイエルン選手が反論
「訪れるファンはベストチームを見る権利があるんだ!」とUEFAカップの引き分け後にぶちまけたカールハインツ・ルンメニゲに対してバイエルンの選手が反論している。マルコ・ファンボメルは「そうした批判は内々でするものだろ。公の場ですることではない。われわれはみな素晴らしい選手だ。それにメンバー選びにはルンメニゲ氏だって関わっている。」とコメント。クリスティアン・レルは「試合に出る選手はゲームを作る力を持っている。』と、アルティントップは「みんな気合いが入っているし、試合に出たいと思っている。試合がリードしたまま負われたら、監督が正しかったということになっていたはずだ。」とコメントしていた。キャプテンのオリバー・カーンも「監督はシュツットガルト戦も念頭に置いて非常に賢く選手を入れ替えた。彼に批判することは出来ない。」とコメント。ヒッツフェルト監督は「これまでのレギュラーでボルトン戦を90分戦ったとしても、必ず勝てるという保証は何処にもない。選手の力をセーブすることにも気を配らなければならない。」と話していた。

※ ハンケ、代表復帰
ワールドカップメンバーながらその後全くお呼びのかからなかったハノーファーFWのマイク・ハンケの元にようやく朗報が届いた。昨日17日のキプロス戦、21日のウェールズ戦に向けた代表に招集された。ここ797分間ノーゴールのハンケだが、動きは好調をキープ。監督のレーブは金曜日の朝にショートメールで連絡を入れたそうだ。ハンケは「何度もかけ直したんだけど、ずっと通話中状態だった。またチャンスがもらえてとても嬉しいよ。それだけの働きが出来ていたと思うし、頑張りたい。」とハンケ。次のキプロス戦はハノファーで開催。「すごく素晴らしいよね。少しでもプレーできるように全力で挑むよ。」とホームグラウンドでの活躍を願っていた。

11/11

※ バイエルン、まさかの完敗
ここまでブンデスリーガ無敗だったバイエルンミュンヘンが昨季王者のシュツットガルトにまさかの1ー3の完敗。UEFAカップとの兼ね合いでスタメンをローテーションで起用したが、全体的に動きが重く、特に守備では常に相手選手を放してしまっていた。完全にゴール前でフリーのゴメスがお腹で押し込んで先制。さらに左サイドからドイツ代表MFヒルベルトが折り返したボールをエリア外からトルコ代表のバシュトゥルクが右足アウトサイドの見事なミドルシュートを決めて2ー0。さらに、ゴメスとデミチェレスがペナルティエリア内でヘディングを競り合うと、こぼれたボールをカカウがゴール前でオーバヘッドで折り返した。逆サイドに詰めていたヒルベルトがダイレクトで体勢をいち早く立て直していたゴメスに折り返すとゴメスもダイレクトでシュート。バイエルンDFは全くついていけずに0‐3。噛み合ない攻守にイライラしたルシオが70分にチェックに来たスイス代表マニャンに肘打ちをして一発レッド。自慢の攻撃陣も沈黙。UEFAカップで2得点を挙げたポドルスキとトーニの2トップで挑んだが、ほとんどボールに絡めず。終了間際にシュツットガルトGKのシェーファーのクリアミスを拾った、この日途中出場のクローゼがミドルシュート。ポストに当たって跳ね返ったボールをトーニが押し込んで一矢を報いるのが精一杯だった。この日2位のHSVが引き分けた為にかろうじて首位をキープ出来たのが唯一の朗報だった。

ルンメニゲ「我々にとっていい週ではなかった。木曜日にはUEFAカップで勝てず、今日は負けるべくして負けた。ここ2ー3週間は確実に問題がある。新たに力を溜めて、また頑張っていかなければ。」

ベッケンバウアー「酷い一日だった。前半のようなプレーではサッカーにならない。競り合いのシーンであれだけ離れていては。ミスも多かった。ルシオの退場で試合は終わった。シュツットガルトはプロフェッショナルな態度で試合に臨んでいた。この日バイエルンに欠けていたものだ。」

ヒッツフェルト「最初の15分間は完全に寝てしまっていた。攻撃性もなかった。シュツットガルト戦は難しくなるとわかっていた。それなのにあんなにも受け身で戦うとは理解できない。守備陣は組織されていずに、攻撃陣は存在感がなかった。」

オリバー・カーン「前半はボールを奪いにいかずに、ボールを奪えずにいた。試合に向けての気持ちも見えなかった。今日から14日間休養をとりながらまたトレーニングすることが出来る。しっかりと分析して話し合ってやっていきたい。我々はまだ首位に立っている。長いシーズンではいつかこうした引っかかりがあるものだ。しかし最後に優勝すれば、この試合のことをはなす者は誰もいなくなる。」

※ HSVはアウェーで勝ち点1
シャルケのホームにのりこんだHSVは攻守にアグレッシブにプレーしたが、勝ち点1の引き分け止まりとなった。この日バイエルンが負けたために勝っていれば、首位に立つことが出来たが、この日はシャルケもボールの奪い合いで激しい気持ちを見せていた。12分ラキティッチのFKからシャルケのクリスターイッチに先制弾を喰らったが、35分にゲレーロのセンタリングからクロアチア代表のオリッチがダイビングヘッドで同点弾。その後もエース、ファンデルファールトを中心にチャンスを作ったが、逆転は出来ず。シャルケにとっても痛い1戦となった。ここ5試合勝利なし。試合後クラブのオフィシャルホームページで「おそらくこの試合がミルコ・スロムカに取って最後の試合になるだろう。」と書かれていた。

スロムカ「この試合のあと少し時間が取れるのうれしい。色々な気持ちが入り交じった心境だ。」

スティーブンス「我々はまだ順位表の上位に残っている。自分たちのことだけに集中している。他のことには一切興味がない。」

※ ディエゴ劇場
ブレーメンはここまでリーグに旋風を巻き起こしている昇格組で4位のカールスルーエとホームで対戦。この日の主役はブラジル代表のディエゴだった。25分にエリア外でボールを受けると巧みにカーブのかけたミドルシュートを決めて先制。45分、イェンセンからの縦パスを受けたディエゴがハーフェーラインから独走。後ろから追いすがるDFをはねとばしてそのままゴールを決めた。さらに66分中盤で味方からのパスを受けるとすぐにローゼンベルクにスルーパス、ローゼンベルクはゴール前で待つアルメイダにセンタリングを送ると、アルメイダがこれをダイビングヘッドで決めた。74分にはパサネンのFKからナルドがヘッドで決めて4ー0。「うちとの決定的な違いはディエゴだ。彼はチャンスを確実に決める。」とカールスルーエキャプテンのスイス代表DFエッギマンも脱帽。チャンピオンズリーグではなかなか調子が上がらないでいるが、ブンデスリーガでは自慢の攻撃陣が爆発。バイエルンとの差もついに1と縮めてきた。

シャーフ「今シーズンのディエゴのプレーはセンセーショナルだよ。」

11/12

※ ヒッツフェルト対ルンメニゲ?
UEFAカップのボルトン戦で引き分け、ブンデスリーガではシュツットガルト相手に今季初黒星を喫すなど散々だったバイエルン。フランツ・ベッケンバウアーが「まるで親善試合に臨んでいるみたいだった。」と批判したり、カール・ハインツ・ルンメニゲが「サッカーは数学でやるものではない。』と怒りをあらわにしていたりしていた。監督のヒッツフェルトは「上手くいかない時に、FCバイエルンというチームではありうることだ。」とコメントしている。ここにきての批判は監督の契約延長への見込みが立たないからか?ヒッツフェルトはかねてより「私にはFCバイエルンとスイス代表と2つのオプションがある。」とはなしていた。元ドイツ代表でテレビ解説者のトーマス・ヘルマーは「ルンメニゲ氏の批判は感情的なものから来ているのではないのではないかと思う。ヒッツフェルト氏とのことでこじれていて、何か疑いのようなものがあるのではないだろうか。」とコメントしている。ルンメニゲは『シュツットガルト戦後に怒ったのは、結果と試合に対しての入りかたにだ。でもそれが自動的にヒッツフェルトとの問題があることにはならない。私が批判をしている限りは、ヒッツフェルトとの友情と信頼は変わらない。批判すらしなくなったら危険な兆候だね。」とコメントしていた。

※ ニュルンベルク、降格危機
昨シーズンドイツカップで優勝し、今シーズンはUEFAカップに参戦している古豪ニュルンベルクが降格の危機にさらされている。昨日の試合でもビーレフェルト相手に43分DFボルフのヘディングシュートで先制しながら、63分カンパーのセンタリングをカウフが合わせて同点。さらに76分南アフリカ代表のズマが右サイドからセンタリングを挙げるとゴール前でポーランド代表のビヒニヤレク3が巧みに合わせて逆転。90分にはズマがドリブルから強烈なミドルシュートを叩き込んで3ー1とした。ビーレフェルトは9月15日以来の勝ち点3。ニュルンベルク監督のマイヤーは「チームはミスなく試合をこなすことが出来ない状態にある。非常に大きな問題を抱えている。」とコメント。会長のロスは「監督問題について考えるときは、監督が私の元にやってきたとき。」とコメントしている。マイヤーが会長のオフィスのドアを叩く日は近いのか。

※ レバークーゼン快勝
ボルフスブルクとのアウェー戦に望んだレバークーゼンはチームマネージャーのフェラーの一言が勝利に結びついた。「(チーム得点王の)ゲカスはアウェーではなかなか自分のプレーが出来ていない。途中から投入したほうがいいと思う。」というフェラーのヒントを監督のスキッペは採用。キースリングを起用し、ゲカスはベンチスタートとなった。37分キースリングのシュートをGKのイエンシュがはじいたところを、バルネッタが押し込んでレバークーゼンが先制。52分にはキースリングが今度はしっかりと自分で決めて2ー0。ボルフスブルクは何度もチャンスを作りながら、シュートミスかレバークーゼンGKアードラーのファインセーブにより70分のフリードリヒによるオウンゴール1点のみ。レバークーゼンは5位に浮上した。

フェリクス・マガト「いい試合を観れたが残念ながらまけてしまった。相手のレバークーゼンはUEFAカップの後もあってもっと疲れていることを祈っていたが。今のところトップチームの調子がいい時に我々はまだ倒すだけの力がない。」

ミヒャエル・スキッぺ「こうした試合の最後にいい結果を見ることが出来て嬉しい。この日の勝利報いられるものだ。チームは勇気を持って前へと攻めていったし、我々にはレネ・アードラーという素晴らしいGKがいた。トップグループに入ってきたのは嬉しい。」

※ シャルケ、優勝戦線はもう無理?
チャンピオンズリーグではチェルシー相手に素晴らしい試合をするなど意地を見せていたシャルケだが、ブンデスリーガでは勝ち点が伸ばせていない。チームマネージャーのアンドレアス・ミュラーは「順位表はうそをつかない。我々は非常に多くの怪我人を抱えており、現状では限界がある。」とコメント。監督のスロムカも「クラーニやパンダーといった選手が戻ってきたら、連勝していくことも出来る。我々にはクオリティがある。」とコメント。今シーズンはカールスルーエに0‐2、ロストックに1ー2、コトブスに1ー1など取りこぼしが目立つシャルケ。立て直すことは出来るだろうか。

※ HSV、優勝は夢
ここまで順調な戦いぶりを見せているHSV。現在バイエルンに勝ち点1差の3位。バイエルン追撃に気合いを入れているかと思いきや監督のスティーブンスは「我々はバイエルンの対抗馬ではないよ。みんな1位の座を夢見ているけど、私はそうではない。」とコメント。さらには「降格しないために必要な勝ち点は後13。」と慎重な姿勢を貫く。相手を欺く心理トリックなのか?選手たちもコメントは慎重だ。キャプテンのファンデルファールトは「バイエルンに勝ち点差1。いいシーズンになりそうだ。」とはなしていた。

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