ドイツ便りコミュの4/15

※クリンスマン、チェルシーへ？
チェルシーのアブラモビッチ会長が、クリンスマンとの会談のため、ユージーン・テネンバウムをロサンゼルスへ派遣したとロンドンのサン紙が報じた。テネンバウムはチェルシーのディレクターであり、アブラモビッチ会長の所有する企業の社長でもある。チェルシーがクリンスマン獲得に興味を示すのはこれが初めてではない。チェルシーの広報担当者サイモン・テイラーはビルトのインタビューに対し「今はモウリーニョが我々の監督だ」とだけ答えたが、「子どもの頃、クリンスマンがトッテナムにいた頃からの大ファン」と公言しているフランク・ランバードにとってはこの上なくハッピーな起用となるだろう。クリンスマンは英語を完璧に話し、チームを勝利に導く手腕は既にワールドカップで示された通り。今度はチェルシーでバラックに采配を振るうのか。

※シャルケ、優勝への恐怖を払いのける
首位シャルケは５週間ぶりに司令塔リンコルンが復帰。アウェーながらマインツを相手に３：０の快勝。試合終了前からスタジアムにはファンの喜びの声が溢れていた。１０分にクラーニーが先制ゴール、３４分にもクラーニーのヘディングでのアシストからアザモアがダイビングヘッドで追加点。そしてこの日出場停止処分からようやく戻ったリンコルンはチームの攻撃をリードするだけならず、７３分には相手CKからのカウンターで相手DFを１タッチで抜き去り、そのまま５０mを独走。最後は飛び出したGKをループシュートであざ笑うミラクルシュート。パーフェクトな勝利に貢献した。この試合を観戦したレーブ代表監督は、ハーフタイムにビルトのインタビューに答え、「シャルケが勝ち取った春だ。今日のクラーニーはとても良かったと思う」と評価した。

スロムカ「我々はマインツのゲームにうまく入り込めた。彼らは最初の方だけプレッシャーをかけることに成功した。しかしその中でうまく対処することが出来た。賢くプレーし、うまくコンビネーションが取れていた。いいタイミングでロングボールも使えていた。リンコルンは今日正しい答えを出してくれた。彼はチームを救うことができることを示した。彼のところでボールが落ち着くのはチーム糸ってとても大事だ。クラーニーは１ゴール２アシストと素晴らしい仕事をしてくれた。さらにボルドン、クラスニッチ、マイヤーの守備陣もロングボールをほぼ全てしっかりとコントロールしていた。」

リンコルン「５週間の出場停止だったけど、まるで３ヶ月のように感じていたよ。ずっとチームを助けるんだという目標だけを持ってやってきた。だからいいフォームで復帰するために一生懸命やって来たんだ。」

※メッツェルダー「スペイン語の勉強を始めたよ」
ドイツ代表のメッツェルダーにレアル・マドリードへの移籍の話が進んでいる。「ウエストフェーリッシャー・ルンドシャウ」誌のインタビューに対し「まだサインしたわけではないが、話は進んでいる。スペイン語の勉強も少しずつ始めたよ」と答え、レアルと3年間の契約を結ぶことで双方ほぼ合意したことも明らかにした。

※ブレーメン「クローゼを引き止めることはできない」
クローゼの移籍話が本格化してきた。クローゼの代理人は沈黙を守っているが、もし決まれば1500万から2000万ユーロの移籍金が支払われるのは間違いない。ブレーメンのアロフス強化部長はこれまで「そんなのはありえない。直接の対戦相手の強化に貢献することなどない。」とはなしていたが、ここにきて「この競争に拍車をかけることはできない。ミロと彼の代理人には既にこちらの条件を提示してある。もし他チームのほうがいいと彼が判断するなら、我々はもう彼を引き止めることはできない。ミロが我々の元を去るとして、同じリーグ内への移籍はよろしくない。今のところ彼からそうした方向への話があるというシグナルを受け取っていない。」と話す。バイエルンは過去に何度もブレーメンのトップスターを引き抜いてきた。次はクローゼか。しかしバルセロナもクローゼ獲得に動き出しているとも言う。