ドイツ便りコミュの9/13

※　バイエルン快勝発進
ブンデスリーガ王者のバイエルンはチャンピオンズリーグでスパルタク・モスクワ相手にこれ以上ないスタートを切った。新加入のファン・ボメルが中盤をまとめ、前線では初スタメンのポドルスキが動き回る。4：0とロシアの壁を粉砕した。
マガト「4：0という結果は素晴らしい。しかし前半は難しかった。理由はいくつかある。ハンブルクでのドイツカップの試合をまだ少し引きずっていたし、試合経験も充分ではなかった。スパルタクは非常にアグレッシブにプレーをしてきていたし、守備陣もコンパクトだった。後半開始すぐに得点を奪えたのは大事だった。その後はこのチームにどれほどのポテンシャルが秘められているかが見れたと思う。」
ポドルスキ「もちろん僕も今日はゴールを決めたかった。でも毎試合というわけにはなかなかいかない。大事なのは、今日勝ち点３を取ったということだよ。」
サンタクルス「予想通りの難しい試合だった。でも僕らは落ち着いてプレーをしていたし、後半にはゴールチャンスを生み出し、決めていった。アキレス腱を試合中に蹴られ、非常に痛かったけど、何とかそのまま試合に出れそうだった。」

※　ブレーメン、チェルシー相手に善戦も。
前半から押される展開となったブレーメンは守備陣が頑張り何とかしのいでいたが、パサネンがペナルティエリア付近でカットしたボールをクリアできずにいると、そのボールをエシュアンに奪われ先制点を喰らった。パサネンは「あれはミスじゃない、アンラッキーだったんだ。僕はあの場面で出来ることをした。あとは味方選手が何とかしてくれるのを祈ってたんだけど。」とコメント。2失点目はPK。エリア内でフリッツがドロクバを倒してしまった。これをバラックが決めて0-2。クローゼのバー直撃のヘディングシュートもあったが、無得点で敗戦。
アロフス「この難しいグループを突破するためにはホーム3戦を全てとり、他のチームより勝ち点1,2上をいくことを祈る。今日の試合の敗退で全てが終わったわけではない。」
ボロフスキ「次のバルセロナ戦の後で勝ち点０の状態であってはいけない。」

※　HSV、レーマンの記録を破る
開幕から以前調子の上がっていないHSVだが大舞台を前に気合のはいり方が違う。「我々はトップレベルのリーグでプレーするのが目標だった。このレベルでも戦えるというのを証明してみせる。」と強化部長のバイヤースドルフは言う。今日対戦するアーセナルにはここまで欧州カップ戦で763分間無失点記録を続けているレーマンがいる。DFラインハルトは「その記録も今日までだよ。」とコメントし、FWのサヌーゴは「レーマンからチャンピオンズリーグでゴールを奪ったら夢のようだよ。歴史に自分の名を残すことになるね。」と気合を入れる。

※　レーブ、新選手は今年なし
ベルリンで行われている国際監督会議に出席中のレーブが二つの決定を発表した。一つは今年度中はフィットネステストを行わないということ。2008年の欧州選手権までには3度は行う予定だそうだ。もう一つは今後行われる代表3試合に新しい代表選手は招集しないということ。またレーブは第4審判について批判。「監督はもっと自由が必要。」とコメントしていた。

※　バルバレスにオファー
欧州選手権予選でスタートダッシュに失敗したボスニア・ヘルツェゴビナ代表監督のスリスコビッチが辞任。後任としてレバークーゼンのセルゲイ・バルバレスにプレーイング・マネージャーとしての就任をオファーしている。バルバレスは「1,2試合ぐらいだったらチームを率いることを考えれるけど、長期的にといわれたら、それは難しい話だ。」とコメントしていた。