カフェShuコミュの１１月１６日金曜日午後７時

いつもはまずそんな時間に空いているカウンターの端の席に、見慣れないジャージの男の子がヒトリ、弾くとモロに目の合う位置のテーブルにコレも男性ヒトリ・・ガラスの向こう、のテラスにはブルーの電飾のトナカイが一匹・・

お店の２階から周ちゃんが下りてきてピアノをセッティングしてくれる・・私は、ライトをあてて、BGMの消えて温度の下がった空（くぅ）に、ただ触れる。

・・まぁさ、どんな時だってはじめっから楽曲なんて弾かないけど、いつもとは様子の違う、少しカタマッたSHUがイツになくここちよく、選ばれない端末がもう黒鍵に触れている。

黒鍵・・３ｃmだけ浮いたボウボウとした端末の見たものを、こうやっていつでもよりどころにしているのはアタシだ、と、へらりと哂ってやった。

譜面台に置いといたマタイパっションのアレンジとAmのシチリアーナまで、いその後半はBACHを意識しつつもすでに身勝手流になっちまってたが、思いがけず小さな視線をカウンターから受けたので、みすぼらしい私の心もヤッパリ少しはほっとしているらしい。

３秒でソレはまた冷血で心地よい現場にもどり、誰も何も期待なぞはしないのさ・・てな、この非道さが今日はナンテいいんだ・・レノンのナンバーから Imagine, War is oc over, Love, で、大好きな尾崎豊のI love youへ自分を連れ込む・・。

そんなことしてるうちに、近所の仲間の顔が増え請われるままにテーブルに着き、タイ風シチューを頂く。あたしって一体、とあきれるまもなく・・ココでは女同志にバコッ！と変身。

私の背中、ピアノ奥のテーブルに到着した女性もやはりここの知り合いらしい・・。

おしゃべりに興じていると、８時半回った、では、もう一度・・・キーとたわむれながら女の子達と喋り、まんまランダムに開いた譜面は、Autumun in NY.

書き譜の画像インスピエーションは、即興には時々必要な０回帰だ。書いてあるとおり弾くわけでは毛頭なく、大体そんなことできるかぁ！・・曖昧に探るトランスへの入り口。

秋のメニューのユズハーブティ身体悦び SHUは更ける・・。

１２月は１４日、第２金曜日・・・赤穂浪士討ち入りの日かぁ・・。

なに弾くのかな、アタシ。
ヤッパ「恋人はサンタクロース」かしらん？