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世界を良くしよう会コミュの心暖まる何か

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ここでは何か心暖まる物を書き込んでみよう!!
自分でとった写真とか、自分が書いた絵、詩でもかまいません(^.^)とにかくなんでもいいんです☆誰かがこれを見たら和むとか平和な気持ちになれる何かをコメントを添えて書き込んでください。
まずは世界の前に自分の心を綺麗に。そし読んだ人みんなが良い気持ちになれたら世界を良くする事につながるんじゃないかなぁ☆
俺を感動させてくれぇ!!

コメント(7)

         みんなで山登り


「今日はクラスみんなで山に登ろう。」

先生が言いました。

「男女仲良く頂上まで登って降りてきてください。」

山登りと聞いた男の子達は喜んで走って行きました。

どんどんどんどん登って

男の子たちがもうすぐ頂上につきます。

そのころ女の子達はまだ少し進んだくらいでした。

男の子たちは遅い遅いと女の子たちを馬鹿にしていました。

女の子達はそれでも一生懸命のぼり、かなり遅れて頂上につきました。

退屈そうに待っていた男の子達に女の子達は言いました。

「どうせ帰りも置いて行くんでしょ?だったら別に待っていなくても良かったのに」

男の子達は怒って言いました。

「そんな事言うなら帰りもおいっててやる!!」

男の子たちは走って山を下って行きました。

そして女の子達より早く山を降り、今度は女の子達を待たずに帰ってしまいました。

その後遅れて山を降りた女の子達は、この事を先生に言いつけました。

それを聞いた先生は、みんなにこう言いました。

「山登りは楽しかったですか?」

女の子達から返事がありませんでした。

「男とはどうあるべきか考えてもう一度山に登って来い。それでもわからなければ何度でも登らせる。」

先生はいいました。

その夜男の子たちは考えました。

そして次の日もう一度山に登りました。

男の子たちは女の子たちの荷物を持てあげ、今度は女の子たちをいたわりながら同じペースで登る事にしました。

時間はかかっても男の子たちは見捨てる事なく登りきり、今度は一緒に山から降りてきました。

これで良かったと思った女の子達は先生に報告しました。

それを聞いた先生はみんなにまたこういいました。

「山登りは楽しかったですか?」

今度は男の子達から返事がありませんでした。

「もう一度良く考えて山に登ってきなさい。」

先生が言いました。

その夜、女の子達は考えました。

そしてまた次の日山に登りました。

男の子たちは同じように女の子達の荷物を持ったりして同じペースで登りました。

頂上についたとき女の子たちが男の子達のために作ったお弁当を出してこういいました。

「重たい荷物を持ってくれてありがとう。」

男の子達はとても嬉しくなってこういいました。

「こっちこそこんなおいしいお弁当を作ってくれてありがとう。」

そして仲良く山を降って行きました。

その話を聞いて先生はにこっと笑いながら言いました。

「山登りは楽しかったですか?」

男の子達も女の子達も笑顔で答えました。

「とても楽しかったです。」

先生は続けました。

「男女は同じではない。体のつくりも違うし考え方も違う。しかし平等で無くてはならない。これは矛盾していないかい?男の子にできる事、女の子にできる事。それを考えてお互いを思い助け合う事のほうが大切なんだ。この世には男も、女も、どちらも大切なのだから男女平等でもめるより、お互いを認め合って平等に助け合う。それが一番幸せな事なんだ。」

先生の言っている意味を本当に理解できるときはまだ先の話かもしれないが、この山登りで助け合う事を学び、今まで以上に男の子達と女の子達が仲良くなった事は言うまでも無い。

先生はそれだけで満足だった。

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