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グループB・GT1 地上の恐竜!コミュのマセラッティMC12

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2004年3月のジュネーブモーターショーでデビューした「マセラティMC12」は、ヨーロッパを中心に開催されているFIA-GT選手権レースで勝利するために開発されたコンペティション・モデル。同レースの規定を満たすために年間25台、2年間で50台が生産され、ストリート仕様として市販される。車体にはカーボンファイバーなど高価な素材を惜しみもなく使い、エンジンは6.0V12。最高速度330km/h、0-100km/h加速3.8秒を誇る。

ストリート仕様とはいえ見た目も内容もほぼレーシングカー。エンジンパワーも630PSと半端ではないため、プロのレーシングドライバーでなければおいそれと乗れないオーラを放っているが、実際には驚くほど乗りやすい。超・高剛性なボディに良く動く秀逸なサスペンションのおかげで、クルマの動きが手に取るようにわかるからだ。アマチュアであっても、ある程度のサーキット経験があればそのパフォーマンスを堪能できるという。

素直なシャシー性能ゆえ、世界一級のV12エンジンがもたらす官能の世界を余すことなく引き出せるし、それを操る2ペダルM/Tのカンビオコルサも以前に比べ大きく進歩。空力性能も素晴らしいので高速走行でも安定感を失わない。もはや死角はないかと思いきや、ブレーキだけは今一歩。公道ならば十分と思われるが、サーキットではもう少しパフォーマンスを上げたい。スティール製ではなく、カーボンコンポジット製を装着すれば満足するはず。

2004年9月から参戦開始したFIA-GT選手権レースでは、初戦で2位、2戦目で優勝と大活躍。そこでのライバルはフェラーリ575MMやランボルギーニ・ムルシエラゴ、ポルシェ911、コルベットなど。ただし、ストリートカーとしてパフォーマンスや価格、希少性などを考えると、エンツォ・フェラーリ(新車当時7850万円)、メルセデス・ベンツSLRマクラーレン(新車当時5775万円)、ポルシェ・カレラGT(新車5300万円)などがライバル。

その昔は「じゃじゃ馬を乗りこなすこと」がレーシングドライバーの仕事と思われていたが、現代は「良くできたレーシングカーは乗りやすい」が通説。つまり、ドライバーに余計な神経を使わせず、負担を最小限にすることが勝利の方程式。MC12はその最先端をいく。おそらくオーナーの大半は裕福でハイアマチュアレベルの方だろうが、所有する悦びだけではなく、週末のサーキット走行で臆することなく楽しめるという点で満足度が高いだろう。

SPEC
マセラティMC12(2ペダル6M/T)
全長5143×全幅2096×全高1205mm
ホイールベース:2800mm
車輌重量:1335kg
エンジン:6.0V12DOHC
最高出力:630ps/7500r.p.m.
最大トルク:66.6kg-m/5500r.p.m.
最小回転半径:未定

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