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シネマインク.の部屋 コミュの楽しい叔父と『ハリー・ポッターと謎のプリンス』

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7月は一度しか映画を観に行っていない。娘が夏休みになるとなぁ・・・。8月は頑張って観に行こう。

書くことは山ほどあるのだが、時間が過ぎてゆくと記憶も薄れて、何を書きたいんだったかも忘れてしまう。
なにせ、その日の、その時に思いついたことを、ただ、つれづれなるままに書いているだけだから。そんないい加減なものを読ませて申し訳ないと思う反面、僕はこんな奴だから、と逃げておこう。

さて、今日は・・・何を書こうかな?そうだ、叔父について書こう。

実は、7月に2泊3日で、九州に家族と行っていた。僕の大好きだった九州の伯父が昨年末に亡くなったのだが、年末で仕事も忙しく、お葬式に行くことができなかった。
せめて初盆にはお墓参りに行こうと家族と相談し、なんとか仕事の都合をつけたのだ。(初盆にはかなり早いのだが、この期間以外は都合がつかなかった。)

伯父と伯母の墓は小倉にある。駅からはタクシーのほうが、分かりやすいというので、いとこのお姉ちゃんとお墓のある霊園で待ち合わせすることにした。タクシーが霊園に到着するとお姉ちゃんは待っていた。でも、叔父が来ていない。
お姉ちゃんは「オイちゃん、あんまりしつこく言うと怒るから。だいぶん前に一度連絡しただけだから、忘れとるかも。」と言う。叔父に花も頼んだらしく、花をどこかに買いに行かなければ、と話していると・・・坂の下から登ってくる人影、叔父だ。
志村けんのおばあさん(「あんだ、バカヤロウ」って言う、あのおばあさんね。)、もしくはペンギンのように両腕を広げ、片手に花を持ちながら。

叔父は死んだ父とお墓の伯父の弟で、通称、ドンさん。父に声も顔もそっくりである。でも、性格は二人の兄とまったく違い、一番お気楽で、プラス思考で、脳天気である。僕はこの伯父の行動を観ていると楽しくてしかたがない。例えば、

父が肝臓ガンで入院中の病室で、キンタマを病気で取ってしまった話を寝ている父に力説していた。

有馬の高級旅館の夕食中、「お前はテンを食ったことがあるか?」と言い出した。「テン?何それ??」「イタチなんじゃが、おいしんじゃ!」と高級料理を目の前に、テンという動物がどれほど上手いかを力説していた。いくら美味しくても、イタチだよね、それ。イタチは食いたくないなぁ。(この時、別の伯父が、大浴場の、お背中に絵を描いた方々の近くで、「ワシの服がない!!盗まれた!!」と怒鳴っていたエピソードが一番面白かったのだが、これは別の機会に。)

いろいろ面白い発言と行動は、僕のネタをドンドン増やしてくれる。ドンドン、ネタを増やしてくれるから、ドンさんと言うのではない。昔、乗っていたバイクの排気口がよく詰まってドン、ドン!!鳴らしながら走っていたから、そういうアダ名が付いたと亡き父から聞いたことがある。

叔父は墓掃除をしている僕らに、いきなりカメラのフィルムの切れ端を渡した。そうか、今日は皆既日食の日だ。聞けば、街で知らない若者に貰ったらしい。いくら九州の人が優しいからと言え、見ず知らずのジジイに・・・それがドンさんの人徳かもしれない。

墓参りも終わり、墓地の入り口へ向かいながら、あの木は珍しいから写真を撮っておけ!とバチバチ、シャッターを押していた。あとで知ったのだが、その木はヒマラヤ杉と言って、確かに珍しい木らしい。叔父は、植物にかなり詳しいらしいが、神戸から来た僕らは、別れるまで一枚も撮ってくれなかった。

タクシーで小倉駅前まで帰り、有名な和菓子屋さんが経営しているレストランに入る。
叔父は、スパゲティの冷麺風を食べながら、今日撮った日食の写真を見せてくれた。でも、それはただの曇り空で、日食のかけらも写っていなかった。

見せてくれた写真の中に若いバンドの写真があった。「ドンさん、これ知り合い?」「うーん、まあ知り合いじゃな。みんな、おいちゃん、おいちゃん言うてくれるけん。」どういうことだ?
聞けば、叔父は、息子(だから僕のいとこだな。)にバスの定期券を買ってもらい、毎日、街や山を徘徊しているらしい。
その中の一つにチャチャタウンというショッピングモールがある。そこでは、ほぼ毎日、アマチュアバンドのライブをしており、それをほぼ毎日観に行っているらしい。あまりに毎日観にっているので名物じいさんになり、バンドの若者、店員さん、警備のおじさんにいたるまで、友達になっているらしい。
この間、奥さんである叔母と一緒にチャチャタウンに行った時、警備の人が、「先生の奥様ですか?」と聞いたそうである。
叔父は自分が発明して、さっぱり売れなかった腰伸ばしマシーンを、その人にあげたらしく、それを使ったてから、腰の傷みも減り、かなり楽に歩けるようになったそうだ。名前は『腰ノバース』だったか『腰ラクーン』だったか、よく覚えていないが、腰の傷みはかなり治るが、使用中はかなり痛くて、辛いらしい。それでも、その警備員さんには先生と呼ばれるほど、感謝されている叔父であった。

あとは、人の山で許可もとらず、勝手に桃の木を育て、今年は桃を100個も取ったと自慢げに話していた。

お会計を済ませ、お別れのときも、まったく名残り惜しまず、あいさつもロクにせず、「それじゃ、ワシ行くけん。」と言って、早足で人ごみに消えていった。1年半ぶりに会った叔父は、相変わらずファンキーで、とても嬉しくなった。願わくば、長生きしていただき、僕の面白ネタを、もっと増やしてほしいものである。

今週は、『ハリ−・ポッターと謎のプリンス』。
ハリー・ポッターシリーズの何作目だったっけ?とにかくラスト1つ前のエピソードだよな。だからか、終わり方も次回に続くになる。これは作り手側もつらいところだ。クライマックを観てもらうために、わざと中途半端な謎をいっぱい残さなければならない。そのため、お客は不完全燃焼で、良い評価をくれないことが多い。ま、賛否両論もあろうが、僕はそれなりに楽しめた。その点はハリー・ポッターたるゆえんであろう。

なので、人物について思ったことを書く。
ハリーは大人になったよな。正統派の二枚目だし、演技も悪くないのだが、個性が、いつも感じられないのは僕だけか?
ハーマイオニーは前回より、お色気が抜けて、ちょっと姉さんぽくて良かった。
ロンは何故か、もて男になっていた?あのハーマイオニーを泣かす男にまで成長したのか?いつもと変わらないすっとぼけた感じにしか見えないのだが。
ジニーは、女の子だったのに、ちょっと大人になり、なまいきになり、ハリーと。ハリーの相手役はジニーで良いのか?
チョウ・チャンはどこへいった?あれだけ、ハリーとラブラブ光線を出していたのに。見当たらない。タイトルロールの最後の方に名前は出ていたが、みんなで杖を上げるところに出ていたのかな?
ルーナは今回、お笑い役。ライオンのかぶりものは大西ライオンみたいだった。
ドラコが、いじられキャラから、苦悩する男になっていた。パーティーなんか出てられるかよ空気で、仲間も寄せ付けずに孤独をかもしだしていた。今回は、ドラコファンが増えるかも。
当店でも人気NO.1、アラン・リックマンのスネイプ先生も、今回は、かなりのキーパーソンで登場する。彼の一言で、「そうなのか?そうだったのか!」という場面もあります。今回からはファンにはたまらないスネイプである。
脇役の、ヘレナ・ボトム・カーター、デヴィッド・シューリス、マギー・スミス、ロビー・コルトレーンも少ししかでないが、
健在であったし、ダンブルドア校長は、かなり大活躍である。
とにかく、ここまで観たら最後まで観なければならないので、皆さん根気よく楽しみましょう。(ラストの『死の秘宝』は前、後編と聞いて、映画館でぶったまげた人も多いはず。)

以上、店長でした。

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