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シネマインク.の部屋 コミュの再び芝居すると『ワルキューレ』

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 6月に性懲りもなくお芝居をする。第2回公演だ。お芝居をしようとする人の多くは、公演をしようと集まり、練習を何度かした後、公演もせず、自然消滅という形になる。だいたい8割がそうである。

その次に多いのは、旗揚げ公演と称して、一度だけは公演をし、そのあと自然消滅、これは残り2割の半分ぐらい。

僕たちの友人には10年以上、公演を続けている劇団もある。それもプロデュース公演を入れると年に2回ほど公演している。
みんな、それぞれ仕事をしながらである。これはかなりの賛辞に値する。

10年もすると、劇団のスタイルも決まり、舞台監督や音響、照明といったスタッフも同じメンバーが確保できる。
数少ない大阪の小劇場でも有名な所で公演も出来る。
当然のことだが、公演をすれば、するほど作品のクオリティも高くなり、常連のお客様も来るようになる。

劇団主宰で演出家のCちゃんは、某女子大で事務職についているのだが、ボーナスのほとんどをお芝居に使うらしい。
女性なのに男前(おっとこまえ)!である。

演出の僕と主宰のNさんは、まだこの域には達していないので、最低限必要な金額を計算し、劇団のみんなからお金を集めている。
その金額たるや、「えー!そんな金で公演できるのかよー!!」と突っ込まれるほどらしい。
それでも僕らにとっては大金だし、今はこれが限界である。

ま、それでも第2回公演をする!ということことで、1割の続けておられる劇団さんの仲間入り?と言いたいところなのだが・・・今回もかなりピンチな状態だ。

まず、作品を書いているケルビーノさんの仕事が忙しくなり、台本が完成したのは、4月初旬。まだ2ヶ月あるじゃないかと思うかもしれないが、それぞれが仕事をしているので、練習出来る日が合わない。全員で練習出来る日は、公演までに8回だとわかった。その中で、全員が揃うのは5回ぐらい。これでは1時間半の芝居は無理である。

そこで方向を転換、今回の台本は来年上演することにして、
違う内容をすることに。ケルビーノさんの台本の一部を上演し、次回公演の予告編的なものにするのだが、それでは意味の分からない作品になりかねないので、残りをその芝居を作っている僕らを演じることにした。

あまり詳しくは話せないが、楽屋落ち(自分達だけで盛り上がって、観客はわからないようなお芝居)になりかなない題材なので、これはかなり危険な方法である。
でも、するしかない。もう、劇場にはお金払っちゃったから。

かくて僕は、休憩時間にスターバックスへ行き、大学ノートにシャーペンでコント?のようなものを書いている。ケルビーノさんじゃないが、書きながら「俺って天才!!」と思い、書いている。
そう思いながらしないと、崩れ落ちそうになるから・・・。(それはウソ。)

これから6月まで、娘とあまり遊べないので、昨日は淡路島のイングランドの丘へドライブに行きました。せめてもの罪滅ぼしです。

今週は、『ワルキューレ』。
トム・クルーズ主演、ブライアン・シンガー監督作。
第2次世界大戦のドイツ。祖国を思うシュタウフェンベルクたちは、独裁者ヒトラーの虐殺に反感を持ち、暗殺を企てる。暗殺のコードネームが、ワルキューレ。

撮影当初、『ミッション・イン・ポッシブル』のアクション俳優と『X−メン』の監督が、娯楽作品を作るのではと、ドイツなのでは反感を買っていた。ブライアン・シンガーはインタビューで「僕は『ユージュアル・サスペクツ』を作ったし、トムは『7月4日に生まれて』のような素晴らしい作品にも出演もしている。僕たちは、決して娯楽アクションばかりでないんだ。」と言っていた。

出来た作品は確かに骨太な映画だった。アクションらしき戦争シーンは最初の5分ほどだけ。あとは、人間同士の駆け引きが中心である。だから気を緩めると、かなり眠くなる。寝不足だった僕は、前半で少し眠気と戦った。でも、全体的にはよく出来ている作品だと思う。クーデターと企てようと画策する将校達、それに踊らされる兵士達。ここで行動すべきか悩み、出遅れそうになり、見切りで実行する、作戦の緊迫感は上手く描けていた。

脇を固めるケネス・ブラナー、ビル・ナイ、テレンス・スタンプもかなり渋い。ビル・ナイなどは、『ラブ・アクチュアリー』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』と真逆な抑えた演技を好演している。僕はクヴェルンハイム役のクリスチャン・ベルケルも良かったかな。トム・クルーズもかなり抑えた演技でがんばっていたのだろうが、脇役の彼らなくしては、この映画はなりたたないと言えるだろう。

これはオススメです。と言いたいところなのだが、ドイツ人なのに、みんな英語で喋るのには興ざめだった。これは『蒼き狼』、『敦煌』が日本語、『スタンリーグラード』が英語だったのにも通じるのであるが、命令を受けた兵隊が「イエッサー!」じゃあな。

以上、店長でした。

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