ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

シネマインク.の部屋 コミュのヴィッセル神戸と『SEX AND THE CITY』と『イキガミ』

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
昨夜は初めてJリーグを観戦した。もちろん、ヴィッセル神戸の試合である。
僕は神戸に住んでいながら、サッカーに興味がなかったので、一度も会場であるウィングスタジアムへ行ったことがなかった。
あ、一度だけあった。震災復興イベントであややこと、松浦亜弥を嫁と自転車で観に行ったことがあった。
そう、ウィングスタジアムはかなり近くにある。僕のマンションの窓から見えるほどである。なのに行ったことがなかった。

今回、Nさんが招待券が3枚あるというので、嫁と娘も連れて行くことになった。
Nさんはかなりのヴィッセルファンらしく、もう一人のヴィッセルファンであるWさんと良く行っているらしい。

Nさんが僕に言った。「ヴィッセルのカラーは赤ですので、赤い服、もしくは赤いタオルなどを持ってきてください。」
Nさんは「そんな強制的に言った憶えはない。」と言うかもしれないが、僕には「赤を着ていかなければ、サポーターの中で浮きますよ。」という風にしか聞こえなかった。

そこで僕は、唯一持っている赤の半そでシャツ、娘はファミリアのチェック柄の赤のワンピース、嫁は赤い服を持っていなかったので、赤いカーディガンを羽織って出発した。

近くのバス亭からバスに乗って行くことにする。バスには沢山の観戦客らしき人たちが乗っている。でも、あれ?赤は・・・2人ぐらいしかいないぞ。2人はユニフォームで、背中に12と書いてある。サッカーは11人なので、12番目の選手ということだな。よくあるパターンだ。
バスで10分足らず、ウィングスタジアムには人がいっぱいで、場外ではお祭りのような屋台や、子供のイベントなどがあり楽しそうだ。

それでも赤は少なかった。どういうことだ?これは。
あとで教えてもらたのだが、ヴィッセルファンは他のファンと違い、家からユニフォームを着ないらしい。会場へ着てから、トイレなので着替えるとのこと、まるで放課後の女子高生だな。
たしかに中へ入ると赤が多かった。

ちょっと話はずれるが、僕はスタジアムの道路を挟んで向かいにある「ヤマダ電機」によく行く。おもしろかったのはサッカーのある日は特定日らしく、普段は何も買わなくても1時間は無料、何か買うと2時間は無料の駐車場は、何か買わないと1時間3000円も徴収されるらしい。サッカー観戦の人が沢山車を停めて、買い物客が困ることを防ぐ対策なのだろう。当然ではあるが、1時間3000円は強烈なので、駐車場は土曜日なのにガラガラだった。

スタジアムの場外でNさんと待ち合わせをし、連れて行かれたのはサポーターゾーン。当たり前だが熱いファンしかいない席だった。
ほとんどが赤のヴィッセルのユニフォームを着ている。でも、Wさんは・・・普通の黄色にチェックの服だった。え〜!!僕ら一家は赤なのに、かなりのファンのWさんは普通の服かよ!と、つっこんだら、Nさんが、「Wさんはかなりのサッカーファンなのだが、ユニフォームを着ないというポリシーらしい。」と耳打ちしてくれた。Wさんは他のサポーターとは一線を画し、まるで監督のように腕を組んで見ていた。(それでも得点がはいると立ち上がって喜び、まるで山下達郎のコンサートように徐々に盛り上がり、最後近くにはかなりエキサイトしていた。)

サポーター席だから、何かさせられると思っていたが、案の定、試合前からドリンクフォルダーに突き立てられていた画用紙大の紙を持たされて、人文字を作り、応援歌を唄わせられる。
僕は臆するのが嫌いなので、紙を高々と掲げ、応援歌を大きな声で唄っってやった。
初心者の僕がヴィッセルの応援歌を何故唄えたのかといえば、応援歌が「愛の賛歌」の替え歌だったからだ。
気付けば、ほとんどの応援歌がどこかで聞いたことのある曲の替え歌だったので、人文字用の紙の裏に書いてる歌詞を見れば唄うことが出来る。

娘も大人たちが、子供のように叫びながら唄っているので、調子が上がってきたらしく、前半が終わる頃には「フォルッァ神戸!」と両手を挙げて叫んでいた。
45年間ずっと神戸に住んでいる僕も、応援歌の「これからもずっと歩んでいこう。命ある限り神戸を愛したい。」だとか「We are KOBE!」などと叫ばれると、気持ちが熱くなり、みんなと一緒に叫んでいた。えせファンですが。

後ろ席のおっさんが、叫びながら唾液を飛ばすので、娘は席を替われと言い、僕が犠牲になったのと、やはり後ろのメガネをかけたおとなしそうな女性が、審判やパープルサンガの選手に、信じがたい内容の罵声を浴びせていたのには引いてしまったが、4対1と快勝し、楽しい時間を過ごさせてもらった。

Nさん、また連れってくださいね。娘も期待しています。

帰り際、NさんとWさんが、「今日は得しましたね。こんなに気持ちのいい試合はめったにないですよ。」としきりに言うので、ヴィッセルは、そんなに危ういチームなのかと思った夜でした。

今週は2本。
まずは『SEX AND THE CITY』。
僕はTVシリーズのファンだったので、かなり楽しみにしていた1本である。基本的にはセレブな話は苦手なのでパスしていたが、嫁が喜んで観ていたので、付き合いで観ているうちに僕もファンになってしまった。

メインキャストの4人は、成功した女性たちである。お金持ちで、ファショナブル、キャリアもライター、社長、弁護士、アートディラーと一流である。
普通ならば少し鼻持ちならない連中なのだが、この4人、とても泥臭い。日本では大阪のおばちゃん的な要素を持っている。
損をすると、かなり大袈裟に怒り、大事な靴を強盗にあうとドロだらけになりながら、「私のヒールだけでいいから返して!」とお金などを無視して、ハダシで追いかける。
映画では、ヴァレンタイン・デーに自らがスシの女体盛りになり、彼氏を待っていたのに仕事が遅くなり、裸で動けずにいたりとか、メキシコの食べ物はお腹にあたるとプリン以外は食べなかたのに、ついシャワーの水を口に入れてしまい、お腹を壊し、ウ○チをチビってしまったりと、かなりバカな日常を披露してくれる。
セレブでありながら、身近に感じることが出来るキャラが女性に人気があるよ要因かもしれない。流行のファンションとアラウンド40の女性の悩み、共感できるエピソードが女性ファンを集めている。

女性ばかりの中で見るのは恥ずかしいので、わざと上映期間終了近くの、しかも夜に行ったのに、たくさん女性が観に来ていた。男性は僕を含め3人ほど。それも1人はカップルなので、2人はかなり浮いていたと思う。(もう一人の男性は知らない人だけどね。)

上映時間は意外と長いのだが、TVシリーズのファンはかなり楽しめる。ただし、TVシリーズを観ていない人はわからないことも沢山あるので、少し予習をしておいて下さい。

TVファンの人たちはキャリーとビッグの関係に決着がつくので、納得できるはずです。ただし、最後が強引すぎるかもとは思いました。

次は『イキガミ』。
マンガが原作である。芝居仲間のケルビーノさん絶賛のマンガである。
近い未来、日本では国家繁栄維持法が施行されている。
小学校に入学する時、国民は全員、予防接種の注射を打つ。
その中の0.1パーセント(つまり1000人に1人の割合)に特殊なナノ・カプセルが注射に仕込まれている。
そのカプセルは18歳から24歳までの間に心臓で破裂し、死をもたらす。
厚生保険省では、埋め込まれた若者を把握し、死ぬ24時間前に通称、逝紙(イキガミ)を本人に配達する。
このことにより、人間は生きる大切さを学び、自殺者が減少、出生率やGDPも上昇する。
自殺やGDPにはいささか疑問もあるが、良く出来た設定だと思う。

映画の設定だけを読むとSF作品のようにも思うのだが、実はかなりヒューマンな話である。売り出し中の新人歌手が、死ぬ前に、貧しかったが楽しかった路上で唄っていた時の友人に捧げる歌。引きこもりの息子の死を利用して選挙に当選しようとする母、それを恨む息子のとった行動。事故で目が見えなくなった妹に、自分の角膜を移殖しようとする兄のやさいいウソ。それぞれが24時間の限られた中で、感動的に展開する?
人の生について考えさせる内容だった。

イキガミ配達人の藤本を松田颯太が好演している。それぞれのエピソードも良い役者を揃えている。泣ける作品である。
ただ、これぐらいなら映画でなくても2時間ドラマで作れるかな?と少し思ってしまった。

良い作品なので、オススメではあります。是非、観て泣いてください。

以上、店長でした。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

シネマインク.の部屋  更新情報

シネマインク.の部屋 のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。