三浦綾子コミュの全国の読書会をご紹介するシリーズ　2017年7月9日に開かれた北見三浦綾子読書会虹の会の報告です

　泣き声になった（『銃口』第２回読書会）

７月９日（日）、２時から始まる虹の会のレポートです。Mさんが体調を崩されて休まれましたが、O君が初めて参加され、１１名で「坂部久弥先生」を読みました。

　O会長が差し入れてくれたハッピーターンなどのお菓子をポリポリしながら始まった読書会。最後はO会長の涙がポロリで締まりました。２時間の読書会後も「あっ」と言う間で、その後も談笑されていました。

「坂部久弥先生（一）」

・子どもたちの名前を呼び、一人ひとりに目を合わせ、
　話しかけている様子があったかいですね。
　自分が子どもの時、こうされたら嬉しいだろうなあと思う。
　その他大勢ではなく、一人の人として見ていてくれるから。

・確かに坂部先生は、良い先生ですね。
　多くの生徒が坂部先生に出会っているけれど、
　みんなが竜太のように思ったり感じたりしたわけではありません。
　良い方にで会うということは大切なことですが、
　その出会いを生かすということも大切なのでしょうね。

「坂部久弥先生（二）」
・自分で自分の宿題を出すことで、自立心を養っているんですね。
　種を植えておいたら、それが育っていくような教育のやり方ですね。

「坂部久弥先生（三）」

・遅刻してきた理由を知ろうとしてくれる、そこが良いですね。

・芳子ちゃんのことを説明する時に泣き声になる坂部先生。
　私もそこを読んで泣きそうになります。

・「人間は神さまじゃない」ということが、小説の根底にあるのでしょう。
　自分が善悪の基準になる、絶対正義になってしまうこと、
　それが、人間が神さまになってしまうことでしょう。

◎次回の虹の会
・８月１３日（日）午後２時～４時
　「夏の雲」を読みます。　　
　貸し出し用の書籍もあります。
　事前に読んで来られても、当日ゆっくり読んでもOKです！

　クリスチャンでは無い方も集われています。
　途中参加、初めての方も大歓迎です。
　８月４日（金）オリーブ会（午後６時半～）にも、どうぞ～♪

元サイト：http://blog.livedoor.jp/ag_kitami-dokushokai/archives/1066650544.html