三浦綾子コミュの2016年11月13日に開かれた北見三浦綾子読書会（虹の会）のご報告

2016年11月13日に開かれた北見三浦綾子読書会（虹の会）のご報告をさせていただきます。

この読書会では、ゆっくりゆっくり「道ありき」を読み進んでいます。

誰もすわっていないその椅子（『道ありき』第２３回読書会）

１１月１３日（日）、２時から始まる虹の会のレポートです。
この日は８名で、４６と４７をじっくりと輪読し、感想を分かち合いました。
（後日になって、メモを振り返ってのレポートです）

４６（三浦光世の祈り）

・「神様、わたしの命を掘田さんに上げてもよろしいですから、
　　どうかなおしてあげてください」
　⇒こんな祈りができるものなのだろうか。
　⇒感情的ではなく淡々とした祈りだったのでは
　⇒自分ではこんな風に祈れないし、聞いたこともありません。
　⇒だって光世さんですよ、だからこれは不自然じゃないですよ。
　⇒モーセやパウロの祈りに通じるもの、
　　また主イエスの祈りにつながっていますね。

４７（のれん製作販売）

・「生きることは苦しく、また謎に満ちています」
　重い言葉だと思います。
・たしかに、人生は謎に満ちていますね
・「謎」というのは、重苦しいものばかりではないということですね。
・普通なら過去の恋人の話を、出会った異性にはしないと思う。
・光世さんと綾子さんの人間関係のなかで、その会話は成立したのでは。
・綾子さんは、のれん作りの商売をして、自分で稼げるようになって、
　本当に嬉しかったと思う。
・寝たきりでだれの役にもたつことができない病人のつらさがわかります。
・しかし、商売のために大金を借金するなんて度胸あると思う。
・どんなのれんなのか、見てみたいですね。

元サイト：http://blog.livedoor.jp/ag_kitami-dok…/archives/2016-11.html